かぎろひ歴史探訪・番外編 灘五郷を歩く 1/24

奈良歩き「かぎろひ歴史探訪」、そのメンバーの方々を奈良以外の場所に私が案内する番外編、今回は灘五郷の内、御影郷と魚崎郷を歩きました。

阪神石屋川駅改札口 ⇒ 御影公会堂・嘉納治五郎記念コーナー　⇒　處女塚古墳 ⇒ 福寿・酒心館　⇒ ランチ ⇒ 大黒政宗　⇒　泉酒造(仙介)　⇒　灘五郷酒所 ⇒　菊正宗本社・加納治五郎生誕地の碑　⇒　白鶴酒造　⇒　菊正宗　⇒　桜正宗(定休日) ⇒　浜福鶴　⇒　地酒とワインの濱田屋　⇒　阪神魚崎駅

まず訪れたのは、御影公会堂でした。この建物の中に、柔道の祖と言われる嘉納治五郎の記念室があるのですが、たまたまこの日は火曜日ということで会館自体がお休みで入ることができませんでした。残念。

それぞれの酒蔵には、お酒にまつわる資料展示があり、また映像を通じてお酒造りを紹介するコーナーがあり、皆さんお勉強です。

公開されている資料館、記念館のひとつ、菊正宗の建物です。昔、酒蔵として使われていたものですが、阪神大震災で倒壊し、その後に復元された建物です。白鶴の記念館も同じような経緯で復元された建物でした。

ずっと、酒蔵を回ってのお楽しみは試飲です。今は単にお酒を紹介する無料試飲のほか、とっておきの逸品を飲ませる有料試飲とがあります。

これは、最後に訪れた浜福鶴での有料試飲、特に左側のお酒は、大吟醸酒を絞らずに滴下するしずくを集めたお酒です。このお酒のとてつもない香りの広がりと味わいの深さは素晴らしく、大感動でした。２品で千円とそこそこいいお値段ですが、このお酒を体験出来て、本当に良かったです。

お勉強と試飲のあとは、皆さんにお酒の人体実験をしていただきました。濱田屋さんという普通の酒屋さんですが、店頭で購入したお酒を店内で呑むことが出来ます。また、いくらか肴もあるので、実に安価で反省会を行うことが出来ました。

新田浩之　関西の私鉄格差　近鉄・南海・京阪・阪急・阪神　KAWADE夢文庫／読了・・・・・・・関西の大手私鉄五社を、そのプロフィール、運行ダイヤ、車両、路線、駅、サービス、経営戦略というフェイスで切り分けて紹介している一冊。写真や表もふんだんに配されていて、とてもわかりやすい本です。実際に現地も見ないといけないだろうし、乗らないとわからないこともあるし、一人でこれだけのものを書くとなると大変でしょうね。