京都三条の瑞泉寺 秀次一族の墓所を訪ねる 1/23
京都祇園で感動的な写真展を拝見した後、昼からの移動のために三条まで上がりました。どこかランチがとれるところは無いかなとうろうろしていると、三条大橋を渡ったところに、瑞泉寺というお寺がありました。橋本佐内が訪れたとかいう石標がありますが、もっと大きな石柱には「豊臣秀次公之墓」とあります。
秀次は秀吉に疎まれ、文禄四年(1595)7月に謀反の疑いで高野山へ追放され、同月15日に切腹に追い込まれます。さらに、同年8月2日には、秀次の子供と側室の女性ら39人が、三条河原で公開処刑されるという悲惨な事件が起きました。その場所が、まさにこの地なのでした。
秀次とその一族の墓所がこの瑞泉寺の中にありました。中央の石塔の周りに小さな石塔がかこむように建てられています。この寺は、事件から16年経った慶長十六年(1611)に、京都の豪商で高瀬川を開削していた角倉了以が、三条河原にある豊臣秀次の首とその一族が埋められた塚を墓として整え、寺を建てたものです。
秀次の墓所をお参りした後、通りに出ると長浜ラーメンの暖簾が迎えてくれました。長浜ラーメンは、本場の博多の市場近くで食したことがありますが、このお店のラーメンも美味かったです。平日の昼間は650円で食べられます。身体と心と財布が温かくなりました。三条でのお昼はこれからこの店やなぁ。
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コメント
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こんにわ
時々upされる居酒屋やランチ
歩きや本を楽しんでいます
投稿: T | 2023年2月 4日 (土) 15時20分
お役に立てていただき、ありがたいです。
さて、どなたかな?
お知り合いの方でしょうか。
投稿: 管理人 | 2023年2月14日 (火) 07時22分