クラシーシェフィルハーモニー関西 第2回特別演奏会 3/25
3月25日は15時からの兵庫芸術文化センター管弦楽団の定期演奏会で「ツァラトゥストラ」を聞いた後、すぐに阪急電車に乗って大阪へ向いました。
大阪城公園駅近くにあるいずみホールで開かれているクラシーシェフィルハーモニー関西の第2回特別演奏会を聞くためです。こちらのコンサートはすでに16時から始まっていました。
環状線の大阪城公園駅で降りてすぐのいずみホールへ向います。第2寝屋川沿いの桜もそろそろ満開を迎えています。この橋の左側には読売テレビの新社屋があります。
さて、今回の演奏会の主宰であり、指揮者を務める藤井貴宏さんです。兵庫芸術文化センター管弦楽団の第1期のオーボエ奏者でその頃にお知り合いになりました。もう15年以上前のことでしょうね。
それからドイツのミュンヘンに行って、ベルリンフィルで20年トップを吹いていたシェレンベルガーさんの家に住み込んで師事するなど、拠点をドイツにおいてからの活躍は目覚ましいものがあります。
演奏会は後半の歌曲から聞くことが出来たのですが、大感激はソプラノの佐藤康子さんでした。プッチーニの蝶々夫人のアリアを聞くことが出来ました。
圧倒的な美声と表現力、本物の芸術だけが伝えられる感動を得ることが出来ました。この方は改めてじっくりお聞きしてみたいですね。
この日は、バッハの管弦楽組曲、モーツァルトのアイネ・クライネ・ナハトムジーク、13管楽器セレナード、もうそれだけでお腹いっぱいのところに蝶々夫人からのアリアと前奏曲、最後にメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」という3時間を超える盛りだくさんのコンサートでした。
イタリアはこれまた素晴らしい演奏で、始まった瞬間、思わず椅子を座りなおして背筋を伸ばしてしまいました。それほど、音楽性に満ち溢れた演奏でした。イタリアは明るいだけの薄っぺらい楽曲だという印象があったのですが、こんなに深くていい曲だと思いませんでした。
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