クランクレーデ演奏会2023 3/5
昨日3月5日は、いたみホールで開かれたアマチュア・オーケストラのクランクラーデの演奏会を聞きました。
過去に、ベートーヴェンの交響曲全曲演奏会や、ブラームスの交響曲、管弦楽曲全11曲を2日にわたり演奏するなど、プロにもなかなかできないスタイルのコンサートを提供している意欲的な演奏団体です。
昨日は、いきなりストラヴィンスキーのバレエ音楽「ペトルーシュカ」1947年版から始まりました。普通は最後に置くメインプログラムですね。華やかな色彩が爆発するとても素晴らしい演奏でした。
次いで、中恵菜さんのソロによるバルトークのヴィオラ協奏曲が演奏されました。初めて聞く音楽ですが、ヴィオラ独特の内省的な響きがぐいぐいメッセージを送ってくるような展開です。ヴァイオリンの華やかさとは一味違った聞きごたえのある時が流れました。
中恵菜さんは新日本フィルの首席ヴィオラ奏者、というよりもソロや室内楽でも以前から活躍されている第一線の演奏家であります。
最後にバルトークの管弦楽のための協奏曲が演奏されました。先の2曲でもうお腹いっぱいになっているところに、最後に重い音楽を詰め込まれました。指揮はこの楽団を率いておられる藤田勤也さん。会社員を続けながらアマチュア音楽の道へもまい進されている方のようです。
終わってみるとなんと2時間半に及ぶ、いろんなことがいっぱい詰まったコンサートでした。
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