« クランクレーデ演奏会2023 3/5 | トップページ | きまぐれ歴史探訪 ~大阪の下町と阪堺線のちんちん電車で巡る万葉歌碑~ 2/15 »

2023年3月 7日 (火)

かぎろひ歴史探訪・番外編 ~百済渡来人の足跡と枚方宿の五六市のにぎわい~ 2/12

京阪枚方公園駅 ⇒ 五六市 ⇒ 市立枚方宿鍵屋資料館 ⇒ 枚方市駅前でランチ ⇒ 百濟王神社・百済寺跡 ⇒ 禁野車塚古墳 ⇒ 田中邸のムクの木 ⇒ 意賀美神社 ⇒ 御茶屋御殿展望広場 ⇒ 淀川資料館 ⇒ 京阪枚方市駅 ⇒ 反省会

Dsc08981

2月12日は、いつもの奈良歩き、かぎろひ歴史探訪の方々を奈良以外の場所へご案内する番外編で、枚方を訪れました。

京阪枚方公園駅から枚方市駅の間の京街道沿いでは、毎月第2日曜日に五六市という200軒ほどの露店が並ぶ賑やかなイベントが開催されいます。この日も多くのひとが訪れていて、たいへんな賑わいとなっていました。

Dsc08973

京街道の途中に淀川の船宿を改装した枚方宿鍵屋資料館があり、その中を見学しました。ちょうど、ひな人形が展示されていて、ここにも賑わいがありました。ひな人形は段の上に並べるのが一般的かと思いますが、緋毛氈を広げた上に並べているのも新鮮で良かったですね。

Dsc08990

京阪交野線沿線にある大阪府内でも最古級の古墳、禁野車塚古墳にやってきました。4世紀前半頃の築造、卑弥呼の墓と言われる奈良の箸墓と同じバチ形の前方後円墳と言われており、時代とともにその関連性が指摘されています。

また、淀川の対岸にある高槻の安満宮山古墳、魏から卑弥呼へ贈られたとされる青龍3年(235年)の紀年鏡が出土しているのですが、そちらとの関連性にも注目です。

Dsc08993

文禄3年(1596年)に秀吉が御茶屋御殿を建てたとされる展望の良い丘の上に来ました。今も真下に京阪電車が走り、駅前のビル群や淀川の河川敷を一望することが出来ます。ここに御殿を建てたくなった秀吉の気分を少しだけ味わいました。

Bk4569902685

植松三十里 帝国ホテル建築物語 PHP文芸文庫/読了・・・・・・・明治村の帝国ホテルを移築できるかどうかという話から始まり、急に時代が変わって、その帝国ホテルを建てるという展開、フランク・ロイド・ライトの登場、その弟子となる遠藤新、さらに帝国ホテルの支配人である林愛作の三人が帝国ホテルの建築に向けて繰り広げる熱い闘いを描いた作品。さすが植松三十里と感じた読み応え十分の大作でした。

« クランクレーデ演奏会2023 3/5 | トップページ | きまぐれ歴史探訪 ~大阪の下町と阪堺線のちんちん電車で巡る万葉歌碑~ 2/15 »

かぎろひ歴史探訪」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« クランクレーデ演奏会2023 3/5 | トップページ | きまぐれ歴史探訪 ~大阪の下町と阪堺線のちんちん電車で巡る万葉歌碑~ 2/15 »

2025年11月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

カテゴリー