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2023年5月 2日 (火)

須磨の町から海への歴史探訪 4/24

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4月24日は、奈良歩き、かぎろひ歴史探訪の方々を奈良以外の場所へ案内する5月の番外編の下見に須磨浦へ来ました。

須磨アルプスから降りてきて、須磨寺へやってきました。源平合戦の歴史が感じられる場所のひとつです。

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須磨寺の北東側に広がる須磨離宮公園です。明治40年に浄土真宗本願寺派第22世法主であった大谷光瑞(夫人が大正天皇皇后の姉)の別邸を宮内省が買収して改装、大正時代に完成した武庫離宮がその後公園化された場所です。

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須磨離宮公園から南へ、海まで続く道が離宮道です。道路の両側に松が植えられ、その外側に歩道があるとても瀟洒な道です。私的には、日本で一番気に入っている道です。下って行く先に海が見えるこの道を歩きます。

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離宮道を下って行った先にあるのが綱敷天満宮です。この辺りには大宰府へ向かう菅原道真が立ち寄ったとされる故地、由来があっちこっちに残っています。ここもその一つで、天満宮らしい派手な色彩に満ちています。境内に住友の大番頭だった広瀬宰平が寄進した灯篭がありました。

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須磨の海岸に出たところに旧和田岬灯台がありました。神戸の和田岬に建っていた灯台で、鉄製の灯台としては最も古い産業遺産です。

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さて、最後は須磨の海岸に出て1キロほど西へ歩いてプラプラします。その向こうには歩いてきた須磨アルプスの鉢伏山、旗振山、鉄拐山が見えていて、さらに明石海峡大橋が遠望できます。

番外編の本番は5月10日に実施予定です。山陽電車須磨浦公園駅に11時にお弁当持参で集合してください。なお、参加される方は事前に当方までご連絡ください。

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辻真先 たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説 創元推理文庫/読了・・・・・・・・・90歳を越えた現役最高齢の作家のひとり、辻真先による自身の青春の時期に合わせた時代を反映した名古屋を舞台とした推理小説。時代をその中に盛り込むことで自身の記念碑的な作品になっています。戦争批判が「たかが殺人じゃないか」と言わしめし、「日本が戦争を放棄しても、戦争が日本を放棄してはくれない」という言葉は重い。

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