かぎろひ歴史探訪 東大寺の建物、二月堂、法華堂等々 5/25
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5月25日は奈良歩き、かぎろひ歴史探訪で広い広い東大寺境内を歩きました。
大仏殿の周囲をぐるりと回った後は、二月堂へ向いました。毎年2月にお水取り、その行事の一つであるお松明が行われる有名なところです。
二月堂の南隣には法華堂、いわゆる三月堂があります。
横から見ればわかりますが、左部分の天平時代の本堂に鎌倉時代に右側に礼堂が建て増しされた珍しい双堂の構造になっています。
鐘楼へ来ました。鐘に天平勝宝4年(752年)の鋳造とあるので、鐘楼自体もその頃にできたものと考えられていますが、現存する鐘楼は鎌倉時代初期に栄西禅師によって建てられたということです。屋根の端が反り返った形式は天平のものではなく鎌倉の禅様式を伝えます。
さらにぐるっと回って、講堂跡に来ました。巨大な礎石がものすごい広い範囲に、しかも正確な間隔をあけて配置されていて、ここにとてつもなく大きな建物が建っていたことを実感させます。
さて東大寺境内のもっとも北のエリアにある正倉院、正しくは正倉なのですが、ここに東大寺を創建した聖武天皇の遺品を始め、当時の宝物が数多く保存されていました。
それらの宝物は、現在は隣接するコンクリート造の倉庫に保存されていて正倉の中は空っぽらしいです。兵火や空襲にも被害を受けず、建設当時の姿を伝える建物です。
正倉院同様、天平時代の姿を保っているのが転害門(てがいもん)です。この門の前には奈良街道と言われる交通量の多い道が通り、写真を撮ったところに近鉄奈良行のバス停まであります。街の真ん中に1300年前の国宝の門がしらっとあるのは、まさに奈良の魅力ですね。
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