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2024年2月

2024年2月29日 (木)

神戸の兵庫界隈散歩 2/4

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2月4日は神戸の兵庫津ミュージアムを見た後、その界隈を歩いてみました。

まず目についたのは、兵庫運河です。危険が多かった和田岬への迂回水路として明治期に民間の力で開削されました。

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兵庫津ミュージアムの西側にあるのが、平清盛の墓と伝えられていた十三重の石塔である清盛塚です。

もともと南西10メートルほどのところにあったものが市電の開通に伴って現在の地に移設されました。

その時の調査では墓ではないとわかったそうです。

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少し北へ歩いてみると、真光寺というお寺がありました。

ここは時宗の開祖、一遍上人が1276年にここの観音堂を拠点としたことで隆盛となり、1289年にここで亡くなられました。

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一遍上人というと、この口から人が出ている像が有名ですね。

人々に念仏札を渡しながら南無阿弥陀仏を唱える踊り念仏を行い、徹底的に自らの所有物を捨てたことで捨聖(すてひじり)とも呼ばれました。

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さらに北へ歩くと能福寺というお寺があります。ここには奈良、鎌倉と共に日本三大仏と言われる(ほんまかいな?)兵庫大仏があります。

1891年に建立された初代大仏は、 戦時中の金属供出により台座だけが残され、現在見られるのは平成3年に再建されたものです。

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またこのお寺は1180年に平家による福原遷都に合わせて平家一門の祈願寺とされて大伽藍が建設されたそうです。

その由縁もあってか、十三重石塔形式の平清盛供養塔があり、平清盛廟(平相国廟) とされています。

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愛新覚羅浩 流転の王妃の昭和史 中公文庫/読了・・・・・・・ラストエンペラー愛新覚羅溥儀の弟、溥傑さんに嫁いだ日本の嵯峨公爵家の娘であった著者による夫婦の物語がそのまま戦前、戦中、戦後の昭和史となっています。丁寧な文章は大変読みやすく一日に200ページを数えました。内容は当事者だけが書くことができる真に迫ったもので、その重い人生を直接感じました。

浩さんの娘さんが今も関西にお住まいで、そのご縁もあって、我が家では浩さんと溥傑さんが育てていたアサガオが毎年庭に咲いています。

2024年2月28日 (水)

兵庫津ミュージアムの写真から 2/4

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2月4日は神戸に出来た兵庫津ミュージアムへ初めて行き、その中で歴史的な写真が掲げられているコーナーから鉄道に関するものを特に注目してみました。

その中から、兵庫津ミュージアム近くに今もある清盛塚の前を通る神戸市電の写真がありました。1929年、昭和4年の写真です。

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写真にある神戸市電の形式は、顔の形やサイドの窓の形状から、今も広島に残る元神戸市電500系ではないかと思われます。

1919年から1931年に登場した当時としては、日本初の低床式ボギー車として最新鋭の車両だったようです。

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つぎに国鉄三ノ宮駅を発車したところという蒸気機関車牽引の客車列車の写真がありました。

撮影は大正時代ということですので、着色は後に施されたものです。

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この機関車の形式を調べてみると、当時の機関車の中から動輪2-B配置の5160形ではないかと思われます。

1897年から翌年にかけてアメリカから20両が輸入されて、主に米原を中心として東海道線の西部で活躍した機関車です。

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つぎに昭和30年代に撮られた洲本川鉄橋を渡る電車の写真ですが、これは淡路島を走っていた淡路鉄道の車両です。

淡路鉄道は、1922年に開業し洲本と福良をつないでいた鉄道で、1966年に廃止されました。

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この車両を調べるとクハ111号ではないかと考えられます。

もとはキハニ2号というディーゼルカーだったものを1952年に電車化したということです。

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最後にとても特徴的な電気機関車に牽かれた貨物トロッコの写真がありました。

調べると、背景は生野鉱山の本部付近で、そこから旧生野駅までの間を結んでいた路線で、今もその軌道跡が整備されて残っているそうです。

2024年2月27日 (火)

兵庫津ミュージアムへ 2/4

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2月4日は、以前から気になっていた神戸市にできた兵庫津(ひょうごのつ)ミュージアムへ出かけました。

ここは、「ひょうごはじまり館」という博物館と復元された初代の兵庫県庁の建物を併設した施設です。

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兵庫津ミュージアムがあるのは、今の神戸市中央卸売市場の付近で、ここはもともと古代の大和田泊、平の清盛の時代には日宋貿易の拠点となったところです。

江戸時代には、兵庫津として大変栄え、幕末には開港の場所となったところです。

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建物の中に入ると、まず目につくのがダイナミック・シアターという名前のバーチャル映像施設です。

ここでは、ミュージカル仕立てで兵庫の歴史が紹介されます。

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展示の中を見ていると、先日足を運んだ高砂出身の海運商 工楽松右衛門と兵庫津の大商人である北風家との関係の紹介がありました。

工楽松右衛門は、高砂から兵庫津へ拠点を移して、そこから蝦夷地など遠方への航海に出ていました。

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博物館施設の西隣には初代の兵庫県庁の建物が復元されています。元々は旧大坂町奉行所の兵庫勤番所の建物を利用していたとのことです。

博物館から一旦外へ出ないとここへ来られないのは少し不便かな。

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酒井順子 鉄道無常 内田百閒と宮脇俊三を読む 角川文庫/読了・・・・・・・鉄道趣味の開拓者である二人、「用はないけれど汽車に乗って大阪へ行ってこよう」という内田百閒と、「体調が悪くても列車に乗っているとすこぶる快調になる」という宮脇俊三の作品から滲み出す鉄道趣味への方向性の同一性と違いについて、時代背景やそれぞれの立場を基に分析して示した一冊。気軽に読む事が憚れるくらい真面目な内容でした。

2024年2月26日 (月)

山陽電車加古川橋梁 2/3

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2月3日は、高砂出身の工楽松右衛門の足跡を訪ねましたが、帰りにはここへ立ち寄らなければ、やってきた甲斐がありません。

山陽電車の加古川橋梁を通過する姫路行き直通特急の阪神8000系です。

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天気がイマイチで、寒風が吹きぬける状況でしたが、ここで頑張らなければなりません。

5000系山陽特急です。

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2016年登場の山陽電車の新車、6000系です。

徐々に勢力を伸ばして普通でも特急でも良く見かけるようになりました。

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山陽電車の普通として頑張っていた3000系もずいぶん車両数を減らしています。

この日も1時間ほどの間に2本見ただけでした。

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加古川の上流方向に新幹線の橋梁があります。

薄いブルーの8両編成、九州新幹線ですね。

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帰りの高砂駅で待っていたら5000系の山陽特急がやってきました。

寒い中で立ったままでしたから、クロスシートに座れるだけでもありがたいことです。

2024年2月25日 (日)

かぶとやま交響楽団第63回定期演奏会 2/24

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昨日2月24日はご招待をいただいていたかぶとやま交響楽団の第63回定期演奏会を聞きました。

アマチュアオーケストラを今のように集中して聞き始めた最初が、たしかかぶとやま交響楽団でした。もうずいぶん前のことです。

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会場の伊丹アイフォニックホール、決して大きなホールではないけれど、心地よい残響とゆったりとした座席が心地よい空間です。

また、すぐ近くにある伊丹ホールよりも内装が凝っていて、少し贅沢な感じも味わえます。

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演奏されたのはモーツァルトの2曲とシューマンの交響曲第2番というなかなかの充実ラインナップです。

重量級の交響曲2曲とは大したものですね。ジュピターは鳥肌物の演奏でした。

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この日の指揮はおなじみの佐々木宏さん、きびきびとした指揮姿からみっしりと詰まった音がオーケストラから聞こえてきます。

佐々木さんが指揮をされるコンサートは、いつも明るい雰囲気と楽員の笑顔が見られます。ご人徳でしょうか。

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会場のアイフォニックホールの外観です。音楽が建物からにじみ出てくるような、そういう建物ですね。

伊丹郷町という伊丹城の惣構えの地域にあり、しかも猪名野神社から続く参道の脇にあって付近を散策するのにも良いロケーションにあります。

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車浮世 天涯の海 酢屋三大の物語 潮文庫/読了・・・・・・・・今の愛知県半田にあった酒蔵の経営者が自身の発案、工夫によって酒粕から酢を造りだす技法を完成させ、さらにそれを高品質化したことにより江戸での握りずしが大きく発展したという史実に基づいた物語です。その事業の完成には三代を要したのですが、それぞれの経営者がさらなる高みを目指していく姿が描かれています。今のミツカン酢の物語です。また、その本家筋にあたる盛田家は後のソニーの盛田昭夫を輩出しています。それは書かれていないけど。

2024年2月24日 (土)

ブランデンブルク協奏曲全曲演奏会 2/23

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昨日2月23日は前から期待大だったバッハのブランデクブルク協奏曲全曲演奏会を聞きました。

演奏は、堀米ゆず子withPACオーケストラとされています。PACオーケストラは兵庫芸術文化センター管弦楽団のことですね。

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オーケストラを率いたのは、ベテランのヴァイオリニスト、堀米ゆず子さんです。

山形にあるベニバナ農家堀米家の見学に行ったときに、堀米ゆず子さんの大きなポスターを見たことがあるので、なにか関係があるのでしょうね。

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堀米ゆず子さんを支えたメンバーがすごかったです。

NHK交響楽団のゲストコンサートマスター白井圭さん、同じく首席チェリストの辻本玲さん、東京都交響楽団ヴィオラ首席奏者鈴木学さん、そしてチェンバロに第一人者の曽根麻矢子さんが並びました。

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その凄いメンバーによるプランデンブルク協奏曲のきれいなこと、抜群でした。

PACオーケストラのメンバーも頑張っていました。

芸文ホール前ではもう菜の花が黄色い花をつけていました。

2024年2月23日 (金)

高砂神社と町の様子 2/3

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工楽松右衛門の旧宅のすぐ南には高砂神社があります。

高砂や~この浦舟に帆をあげて・・・」で知られる謡曲「高砂」の発祥の地です。

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神功皇后の命によりこの高砂神社が創建されましたが、1601年に姫路城主池田輝政が高砂城を築造するためへ別の地に移転されてしまいます。

その後、1615年に出された徳川幕府の一国一城令により、廃城となりふたたびこの地に戻されたというややこしい歴史があります。

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ブライダル都市高砂を謳う高砂市のシンボルが、高砂神社にある相生の松です。

あるとき、1つの根から雌雄2本の幹をもつ松が境内に生え、この松が伊弉諾命、伊邪那美命の二人の上が宿る霊松とされ、相生の松と称されています。現在は5代目の松ということです。

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高砂神社を出て、街歩きをします。古い町並みが残るところがあり、大崎家住宅というこのような古い家も残っています。

明治期に建てられた木造2階建、瓦葺。白い漆喰壁に木の格子窓。うだつも備えている高砂の近代町家の一典型ということで国の登録有形文化財に指定されています。

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水辺に建つ建物に川地蔵という看板が出ていました。

高砂の町衆が海上の安全を祈って地蔵を造立したということらしいです。

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高砂は海に近い町です。このような岸壁に船が繋がれていて、今も海と共に生きている町という風情がありました。

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伊東潤 天下人の茶 幻冬舎時代小説文庫/読了・・・・・・・著者には別に「茶聖」という千利休を扱った作品があるが、これは連作短編の形式を取りながら、違った角度から千利休や秀吉、さらに小堀遠州、古田織部などを描き出しています。直木賞候補にもなったという作品ですが、ほんとうに見事というほかない一冊でした。

2024年2月22日 (木)

玉岡かおる著「帆神」 工楽松右衛門の功績 2/3

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玉岡かおるさんが書いた「帆神」~北前船を馳せた男~という本を読みました。

その中に登場する工楽(くらく)松右衛門(1743-1812)という高砂出身の人がすごかった。

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平成28年1月に高砂市へ寄付され、その後1年4か月をかけて修復された工楽松右衛門旧宅が公開されています。

波打つように仕上げられた白い漆喰の軒裏、屋根には煙出しの「越屋根」、趣のある「舟板塀」、今では見られなくなった「ばったり床几(しょうぎ)」や「しとみ戸」などが復元されたとのことです。とてもきれいです。

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松右衛門が発明した代表的なものに、この松右衛門帆があります。

実際の松右衛門帆に触ってみましたが、現在の帆布に近い感触の分厚い布地でした。

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船の帆の材質は、それまで綿布を重ねて帆布にしていたのを、太い糸で織りあげた帆を採用した松右衛門帆に替えられていきました。

松右衛門帆は丈夫で伸縮性があり、風を受ける力が強く、それまでの帆を使った船に比べスピードアップにつながり、船の速達性、安全性、さらに大型船の発達に大きく寄与し、江戸時代の物流に大きな影響を与えたそうです。

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松右衛門は、高砂港や鞆の浦の護岸の築造に関わっています。その事業は自身の代だけでは竣工せず、子、孫へと引き継がれていきました。

同じ時期に西ノ宮の米穀商、當舎屋金兵衛さんが同じように西宮港の護岸工事を行っていることから、情報交換していたのではないかと考えられます。

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松右衛門は、そうした工事を行うための工事船の開発も行っています。

上は杭打ち船、下は岩を運ぶ船です。帆の開発といい、工事船の発送といい、たいへんなアイデアマンであったことが分かります。

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松右衛門は単なるアイデアマンだけでなく、北前船を利用した交易にも着手するばかりか、択捉島の開発まで携わり、その中で今も伝わる新巻き鮭も造りだしています。

そうした際立つ実行力を見ていたのが、淡路島五色出身の高田屋嘉兵衛(司馬遼太郎の「菜の花の沖」の主人公)なのです。兵庫県民、すごいです。

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志村史夫 古代日本の超技術 あっと驚く「古の匠」の智慧 ブルーバックス/読了・・・・・・・・日本の古代人が持っていた超技術を紹介し、現代の技術をもってしてもかなうことがないということが実はいくつもあるのです。三内丸山遺跡、前方後円墳、五重塔、古代瓦、古代の鉄や木工技術、奈良の大仏などに着目し、半導体の専門家が技術者らしい観点から新しい切り口で解説しています。前方後円墳について灌漑の利用という面から見ているのは面白い。

2024年2月21日 (水)

高砂散歩 ちょっと寄り道した十輪寺がすごかった 2/3

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2月3日は、読んでいた本に触発されて、居ても経ってもおられず高砂へ出かけました。山陽電車高砂駅です。

高砂駅はJR線にはなくて、山陽電車にだけあります。かつては国鉄高砂線高砂駅というのがありましたが、1984年に廃止されています。

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目的の場所へ向かう途中、十輪寺という大きなお寺があり、ちょうどバザーのようなことが行われていたので立ち寄りました。

それにしても、なんとすごい門でしょう!ここは815年空海が帰朝したときに作られた真言宗のお寺だったそうです。今は浄土宗。

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そして、本堂です。兵庫県指定文化財である本堂は、桁行24.9m、梁間19.2mの大規模な浄土宗本堂形式とあります。

屋根は本瓦葺、二重棟寄棟造の本当に大きな、そして豪壮な建物です。

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境内にある見事な枝ぶりの松です。高砂市の保護樹林とされていて、ブライダル都市でもある高砂市のひとつの象徴です。

そして、それだけでなく、建物から出てこられた僧の方から「本堂の方の見学もどうぞ」と言われてしまいました。

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寺務所から建物に入ると渡り廊下から見事に剪定された庭が望めます。

渡り廊下を歩きながら次々に変わるその光景は贅沢なものです。

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そして本堂に入ると目を見張る光景が現れました。

柱はもともと金箔が張られていたようで、ずいぶんはがれてしまってますが、高いところにはその痕跡が残っています。

それだけではなく、柱、欄間などに掘られた見事な彫刻と彩色に目が奪われました、見事としか言いようがありません。

2024年2月20日 (火)

山陽電車で須磨から高砂へ 2/3

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2月3日はそれまで読んでいた本に触発されて、居ても立っても居られずJR線に乗って須磨へ。

そこから山陽電車に乗り換えて高砂を目指しました。須磨駅での一枚、阪神8000系です。

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姫路行きの特急が出た直後だったので、姫路行きの普通が取り残されていました。

この6000系の増備が進んでいるようで、旧来の3000系の運用が減っているように感じるのですが。

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さて、2枚のHMを取り付けた姫路行き特急が到着しました。

なんだか賑やかな感じです。

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須磨から、垂水、舞子公園、明石、東二見と経て、高砂に到着しました。

もうずいぶん前に秋祭りを見に来て以来のことでしょうか。

2024年2月19日 (月)

大阪大学ワンコイン市民コンサート フォーレの歌 2/18

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昨日2月18日は、毎月の大阪大学ワンコイン市民コンサート、そののお手伝いに行きました。

昨日は、「フォーレの歌」と題して、フランスの作曲家フォーレが青春から晩年にかけて作曲した数々の歌曲が披露されました。

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演奏されたのは、バリトンの根岸一郎さん、ピアノが市川景之さん、いずれもフランスで研鑽を積まれた一流の演奏家です。

演奏に合わせて、根岸さんの解説とともに、翻訳された歌の詩が背景に流されるという演出もあって、とてもわかりやすく進められました。

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普通の歌曲の演奏会だと、歌と歌の間にピアノのソロ演奏があったりして、歌手の負担を軽減していくものですが、今回は2時間を超すコンサートで根岸さんがずっと歌い続けるというハードな演奏会だったのでびっくり。

それでも、ひょうひょうとした雰囲気の根岸さんの歌が崩れることもなく、澄んだ歌声がホールに響き渡りました。

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フォーレの歌曲、これだけ聞いたのは初めてでしたが、さすがに「月の光」などは知っていました。

フォーレに特化したこんなコンサートは世界を探しても他にはないでしょうね。素晴らしかったです。

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松本典久 夜行列車盛衰史 ブルートレインから歴史を彩った名列車まで 平凡社新書/読了・・・・・・・夜行列車、既にサンライズ瀬戸、出雲しか定期列車は残っていないですが、そのはじまりから運行のピーク、そしてブルートレイン、それぞれの時代を彩った列車の数々を紹介した一冊。ただ、もっと写真を載せてほしかったですね。言葉で語らなくても、写真一枚の方が能弁に語ることができるのに。

2024年2月18日 (日)

京阪電車 野江駅 京阪万博ラッピング車など 2/2

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2月2日は、京阪樟葉駅のサンゼン広場へ淀屋橋地下線開通60周年展を見に行く途中、野江駅で下車してしばらく撮影していました。

JRだけでなく、私鉄各社でも万博をPRするためのラッピング車両が走っています。

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そうするうちに、3000系の万博ラッピング車両もやってきました。

京阪には他にも万博ラッピング車があるかもしれませんが、短い時間の間に2本も見られて良かったです。

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8000系特急と2400系の離合をぴったり撮れました。

最近、連写は辞めているので、自分のシャッターのタイミングを確認することが出来て良かったです。

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上と同じ2400系です。屋根の上のユニットクーラーが連続しているように見える、いわばモヒカン車両です。

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こちらは2600系、屋根の上のユニットクーラーの高さが少し低くなって個数も少なくなっています。

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樟葉駅で出会った2600系と2400系の並びですが、その違いがよくわかります。

この日は、このような少し前の時代の京阪電車に多く出会いました。まだまだ頑張ってほしいものです。

2024年2月17日 (土)

京阪電車 淀屋橋地下延長線 開通60周年展 サンゼン広場 2/2

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2月2日は、京阪電車樟葉駅近くのサンゼン広場で京阪電車の淀屋橋地下延長線が開通して60周年という展示をしているということで出かけました。

私が京阪電車というのを知った時には、もう淀屋橋発着が普通のことでしたから、逆にそれ以前を知らないわけですが。
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当時の開通記念のパネルです。トンネルの中に入り込んだところなのでしょうか。

これは天満橋駅から地下化したイメージですね。右側の線路を走っているようなアングルが気になるところですが。

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実際の車両の搬送、台車の搬入、車両の吊り降ろしの様子です。

線路がつながっているんであれば、別の車両区から走らせて来ればよいように思うけど、なんで吊り降ろしをしているのでしょうか。

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開通の日の淀屋橋駅の様子ですね。この頃、新線の開通は大きなニュースでした。

このときに合わせたかのように新車の特急1900系が1962年に24両、1963年に4両製造されて走り出しています。

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サンゼン広場にある京阪3000系特急車両です。京阪のターミナルでのシンボルとして、それこそ3000が燦然と輝いています。

阪神も、阪急も花形列車があったのに、ターミナルの集客施設のあるところで展示するという発想はなかったのでしょうかね。

2024年2月16日 (金)

生駒の万葉歌碑と長弓寺へ 1/29

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1月29日は、いつもの生駒詣での帰りにけいはんな線の学研北生駒駅へ行きました。

駅の南側にある線路に沿った通路を歩いて駅が俯瞰できるポイントで近鉄車を捉えました。

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学研北生駒駅の東側の丘の上にある四季の森公園内にある万葉歌碑です。揮毫は犬養孝先生によるものです。

君があたり 見つつも居らむ 生駒山 雲なたなびき 雨は降るとも 巻12-3032

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四季の森公園から10分ほど歩いて、住宅地の中にある長弓寺への小道を入っていきます。

春になると、森の木々の上から鳥の声が降ってくるところですが、この季節は静かです。

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深い森を抜けてくると、生駒市内で唯一の国宝に指定されている長弓寺の本堂が現れます。

この本堂は弘安2年(1279)の銘が棟礼に残されており、鎌倉時代の寺院建築を代表する貴重なものです。

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しばらくぷらぷらして、静かで広い長弓寺の境内を抜けて、この後学研北生駒駅へと戻りました。

2024年2月15日 (木)

甲子園球場で同窓会を開催 1/27

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1月27日は、2017年10月以来となる中学校同窓会を甲子園球場で開催しました。一応、私が事務局代表で開催準備をしました。

2020年の今頃に開催を予定していたましたがコロナで延期となり、実に6年ぶりという開催になりました。

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阪神タイガースや高校野球、またその他の甲子園ボウルなど、甲子園球場の100年に及ぶ歴史を紹介する甲子園歴史館を見学した後、普段入ることができない甲子園球場のバックヤードなどを案内していただくスタジアムツアーに参加しました。

今回は48名という少し少なめの参加でしたが、遠くはロンドンから、国内だと福島県、関東方面からも数名来られるなど、わざわざ来ていただいただけでありがたいことですね。

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主に3塁側の施設を見て歩き、プルペンやロッカールーム、そしてダッグアウトにも入ることが出来ました。

我々は、西宮市の学校に通った経験から、全市内の運動会である小学校連合体育大会、中学校連合体育大会で最高6回、甲子園球場のグラウンドに出ているという経験をしていますが、それも半世紀以上前のこと、懐かしさよりも新鮮な感じでした。

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この同窓会は、甲子園歴史館の球宴プランというものに乗っかかって開催しました。

阪神タイガースや高校野球の試合がない時期の土日にスタジアムツアーとパーティを組み合わせたプランで、ビジターチームのレストランで開かれたパーティの食事も大変良かったですよ。

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小林拓矢 関東の私鉄沿線格差 東急 東武 小田急 京王 西武 京急 京成 相鉄 KAWADE夢新書/読了・・・・・・・ここに書かれていることが本当なら、関東におけるものの考え方はアホ丸出しではないだろうか。ある沿線には大学卒業者が多く、そこでは朝日新聞が多く読まれていて、選挙では野党への投票が多いとか、逆にある沿線では低所得者が多く、読売新聞が多く読まれ、選挙では自民党に入れるとか。大きなお世話だし、これが違っていたら、書いた奴はアホだ。それとも、こんなことを書かれて受け入れる土壌が関東に元々あるのだろうか、それならば格差ではなくて差別だ。ほっといてほしいというのが本当のところではないだろうか。

2024年2月14日 (水)

クラシーシェ・フィルハーモニー・カンサイ 第3回演奏会 2/12

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2月8日からの5日間連続コンサートの締めは、クラシーシェ・フィルハーモニー・カンサイの第3回演奏会でした。

第1回が姫路、第2回がいずみホール、今回もいずみホールです。

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このオーケストラはお知り合いのオーボエ奏者 藤井貴宏さんの声掛けで全国から集まったアマチュア演奏家とプロ奏者が力を合わせて演奏会を行うもので、今回第3回の演奏会を迎えました。

ドイツ在住の藤井さん、日本とドイツを行ったり来たりで大変ですが、そのやりくりの中で演奏会の開催にこぎつけたとのことです。

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演奏されたのは、魔弾の射手、珍しいケルビーニの交響曲、そしてシューベルトの交響曲第8番「グレート」です。

ケルビーニの曲は初めて聞きましたが明るい色調の秀でた音楽でした。もっと聞かれてもいいかも。

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素晴らしかったのはグレート、きらびやかな木管楽器、金管楽器の響きと柔らかな弦楽器が溶け合い、魅力的な音が響きました。

演奏スタイルも、私には懐かしさを感じさせるロマン的な表情が感じられるもので、力強さも柔かさも兼ね備えた素晴らしいものでした。

このオーケストラと藤井さんにこれからも期待ですね。

2024年2月13日 (火)

関西大学OB交響楽団 第8回演奏会 2/11

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2月8日から続く5日間連続コンサートの4日目は、関西大学OB交響楽団の第8回演奏会を聞きました。

白鳥の湖の演奏会形式による全4幕(抜粋)というプログラムです。

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白鳥の湖はそれぞれの幕ごとに演奏されました。今回は楽員の方からのお誘いを受けての来場、ありがとうございました。

またストーリーテラーとして高校一年生ながらミュージカルなどで活躍中の舛井美希さんが登場、ストーリーに沿ったお話を臨場感たっぷりに語られて、音楽とストーリーともに楽しめました。

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指揮は、ホルン奏者でもある深谷さん、恰幅のある指揮姿は安心感を与えました。

また、ストーリーテラーの舛井美希さん、見事でしたね。関西大学OBのお嬢さんのようですが、夢がある才能を感じました。

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会場となった吹田市のメイシアターです。数年前の大阪北部地震で建物が被害を受けて長期の改修工事を請けていました。

座席も新しくなった感じだし、天井も改修されたのでしょうか、とても響きが良いホールに生まれ変わりましたね、またここに通いたいと思いました。

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町田明広 人物から読む幕末史の最前線 インターナショナル新書/読了・・・・・・・・幕末に活躍した人物にスポットを当てて、従来言われていた歴史感とは別の角度から見た時にその人物がどのような立ち位置と活躍をしたかを新たに掘り下げてみようという一冊。井伊直弼、吉田松陰、ペリー、徳川慶喜、平岡平四郎、島津久光、渋沢栄一、松平容保、佐久間象山、坂本龍馬、五代友厚という人物に新たな光を当てています。いくつか新しい視点が感じられ、良かったです。

2024年2月12日 (月)

ピアノトリオ リサイタル 青山バロックザール 2/10

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2月8日から続く5日連続コンサートの3日目は、京都の上桂にある青山バロックザールへ行って、ヴアィオリン、チェロ、ピアノによるピアノトリオの演奏を聞きました。

ヴァイオリンに中村大地さん、チェロにNHK交響楽団の首席奏者の辻本玲さん、ピアノにワンコインコンサートでもご常連の佐藤卓史さんというメンバーです。

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演奏されたのは、ベートーヴェン、メンデルスゾーン、クララ・シューマンの三重奏曲です。

それぞれに特徴があり、ベートーヴェンの信念、メンデルスゾーンの不安、クララ・シューマンの歌、端的にいうとこんなイメージが伝わりました。

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この三人の見事な演奏に包まれた2時間でした。この後、東京、長崎、北九州、岐阜へとツアーが行われるそうです。

個人的には、お知り合いの演奏者のお母さんと久しぶりの再開が出来、お元気そうだったので良かったです。

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阪急嵐山線の上桂駅から西へ5分ほどのところにある青山バロックザールです。

瀟洒な建物ですが、とてもハイグレードな演奏会が開かれる音楽ホールです。

2024年2月11日 (日)

兵庫芸術文化センター管弦楽団第148回定期演奏会 2/9

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一昨日2月9日は、兵庫芸術文化センター管弦楽団の第148回定期演奏会を聞きました。

その前にこのオーケストラの第一期生、オーボエ奏者のF井さんとゆっくりとランチをして、いろいろな今の音楽界の環境についてお話を伺いました。

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この日はF井さんの師匠でもあるオーボエ奏者のシェレンベルガーの自らの演奏と指揮で、モーツァルトのフルート⇒オーボエとハープのための協奏曲がまず演奏されました。

ハープは奥様のマルギット、二人の掛け合いがそれは美しく、この上ない愉悦の時間と音楽が流れました。アンコールにシューマンの「月夜」。

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後半はベートーヴェンの交響曲第5番ハ短調、テンポの良い第一楽章、隅々まで考え抜かれた印象。

第2楽章はなんだか止まってしまうのでは?と思われるゆったりとしたテンポ、なぜなんだろう。

その後は雄大な音楽がうねりました。アンコールにコリオラン序曲。

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バスーンにウィーンフィルのトゥルノフスキーが入るという豪華なゲストをいただき、オケのメンバーも張り切らざるを得なかったのでは。

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片倉佳史 鉄道の音を楽しむ 音鉄という名の鉄道趣味 交通新聞社新書/読了・・・・・・・昔々、蒸気機関車の音を録るのに、デンスケという名前の大きなカセットレコーダーが発売されていたのを思い出しました。ビデオテープみたいな大きさのカセットを入れていましたね。今では、小さなICレコーダーなどでリニアPCM録音が手軽に楽しめるのは隔世の感です。そんな録音装置の発達によって手軽に楽しめるようになった鉄道録音の世界の紹介です。音の記憶というのは、年数が経っても聞き直すと生々しくその記憶が蘇るものですね。

2024年2月10日 (土)

藤井貴宏オーボエ×早川純バンドネオン デュオコンサート 2/8

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2月8日はお知り合いのオーボエ奏者 藤井貴宏さんとバンドネオン奏者の早川純さんによるデュオコンサートでした。

私はそのお手伝いで、尼崎市塚口のピッコロシアターへ向いました。

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去年2月9日にも同じお二人によるコンサートを開催していて、その時の要領が分かっていたので、つつがなくコンサートの進行を行うことが出来ました。

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ピッコロシアターの小ホールは天井も高く、心地よい響きが得られる素敵な空間です。

38名のお客さんにお越しいただき、オーボエとバンドネオンのいずれもリードによる音色を楽しんでいただきました。

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練習中の藤井さんと早川さんです。既に秋には北海道でのコンサートツアーが決まっているとか。

また、来年にこちらの方で演奏会が開かれることを楽しみにしております。

2024年2月 9日 (金)

西宮散歩 さくっと夙川から御前浜、酒蔵まで 1/25

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1月25日は、西宮戎神社から夙川へ向い夙川オアシスロートという散策に適した道を歩きました。今回は12月に歩いたコースの補完です。

その様子は12月19日のブログに書きました。⇒ 

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さらに、海まで足を延ばし、御前浜へ行き、そこで西宮砲台を見ました。その様子は12月20日のブログに書きました。⇒ 

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そして、近くのヨットマリーナにカリフォルニアをイメージしたかのようなレストランがあるのが分かりました。その様子は12月21日のブログに書きました。⇒ 

今回は実際にお店を利用しましたが、とても雰囲気が良くて、これは皆さんに紹介しないと!と思った次第です。

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昼からはいよいよ酒蔵巡りですが、今回はその前に酒造りの資料館を見てきました。

2月15日は、こんなコースで歴史探訪・番外編を予定しています。

天気が少し心配ですが、江戸時代も明治時代も雨降った、という気持ちで行きましょうか。

2024年2月 8日 (木)

西宮散歩 西宮戎神社 1/25

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1月25日は歴史探訪・番外編の下見を兼ねて西宮市内を散歩しました。

本番ではこの西宮戎神社へまず足を運ぶ予定です。1月10日に福男選びの韋駄天走りが行われる表大門です。通称、赤門です。

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ここは大阪からの中国街道が東から進んできた突き当りになり、昔からこの門が西宮戎神社への入り口になっています。

平成7年1月17日の阪神大震災でこの表大門は倒壊しましたが、その後修復されて以前からの姿が蘇りました。

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西宮戎神社での見どころの一つに、長く続く練塀があります。

室町時代の造営と考えられている日本での現存最古の練塀、日本三大練塀のひとつと言われています。

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この練塀も阪神大震災では大きな被害を受けましたが、その後の丁寧な修復で蘇りました。

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東大門から入ったところに関西での吹奏楽の発展を祈念する「関西吹奏楽功労者の碑」が建てられています。

朝比奈隆による「もっと吹け もっと奏でよ もっと楽しめ」の言葉が刻まれています。

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本殿への参拝、有名人から奉納された絵馬の見学などを終えて、南門から次の見どころを目指して歩き始めましょう。

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山本功次 江戸美人捕り物帳 入舟長屋のおみわ 長屋の危機 幻冬舎時代小説文庫/読了・・・・・・・・江戸の町を舞台に、事件の解決をしていくというシリーズも7作目を迎えて、登場人物の性格もいよいよ際立ってきたかなぁというところです。さくっと読んでみたものの、おびにあるように堂々完結となるのでしょうか。著者もデビュー以来9年、作品数がずいぶん増えてきましたね。

2024年2月 7日 (水)

西宮散歩 喜多向稲荷神社 漢織呉織伝説と染殿池 1/25

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1月25日は今月中に予定している歴史探訪・番外編の下見を兼ねて、西宮市内を歩きました。

昨日紹介した松原神社の向かいには、喜多向稲荷神社があります。

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ここは、応神天皇の時代に大陸から機織りの技術を伝えた漢織(あやはとり)、呉織(くれはとり)という二人の女性の伝説の地でもあります。

大陸から西宮に到着し、ここでまず機織りの技術を伝えました。

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伝説によると、ふたりを招いた都の役人はこの時すでに亡くなっており、二人は都へ向かうことが出来なくなりました。

悲しんだ二人ですが、西宮で機織りの技術を伝えた後、池田へ向いそこで新たに機織りの技術を伝えたという伝説が残っています。

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喜多向稲荷神社の南側には二人が糸を染めたといわれる池の跡が残っています。

この池は、糸を染めたということで染殿池と呼ばれています。

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このように機織りの技術を伝えたという伝承は西宮、池田に残っています。

特に、この辺りには、津門綾羽町、津門呉羽町、染殿町という地名として、現代にもつながっています。

2024年2月 6日 (火)

西宮散歩 松原神社 1/25

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JR西宮駅を降りて南へ歩くと交差点から右斜め前に延びる道があります。

この道は、国鉄西宮駅が開業したときに西宮戎神社へ向かって行く参拝の道でもありました。そこに松原神社の参道があります。

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先にその斜め道の先にあった阪神電車西宮東口駅跡にあるパネルの紹介です。

1905年に開業し21世紀になった途端、高架化なった西宮駅に統合されて廃止となりました。

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さて、松原神社へ戻ります。

ここは松原天満宮とも言って、古来、天神(あまつかみ)を祀っていたこの地に、太宰府へ向かう菅原道真が立ち寄り、佳景を愛でたのが縁で、後に合祀され今の松原神社となりました。 

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この辺り、津門と呼ばれる一帯は、万葉時代「津努(つぬ)の松原」と称された名勝でした。

吾妹子に  猪名野は見せつ  名次山  角の松原  いつか示さむ   高市連黒人 巻3-279

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葉室麟 曙光を旅する 文春文庫/読了・・・・・・・・2017年12月に66歳で亡くなられた歴史小説作家の葉室麟は、晩年に司馬遼太郎がその晩年に記した「街道をゆく」のような歴史探訪ルポを持ちかけられ、嬉々としてその企画の構成に挑んでいたようです。司馬遼太郎は歴史の故地を訪ね、長い歴史とそこに生きる人を掘り起しましたが、葉室麟は主にそこに生きる人々を訪ね歩いています。時間があれば大きな金字塔になったであろう企画だったので作家の死去で閉ざされたのが残念です。

2024年2月 5日 (月)

高槻のクラシック音楽カフェ 秀辺留豆さんへ 2/1

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2月1日は、急に時間が空いたもので、以前から行ってみたかった高槻にあるクラシック音楽カフェの秀辺留豆(シューベルト)さんへ足を運びました。

JR高槻駅を降りて、昨日紹介した華ノ音さんと反対側にはなりますが、線路沿いに少し大阪方向へ戻ったところを道に沿って南下、駅から1分ほどの立地です。

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外見からしてわかりましたが、店内に入るといよいよこれは、いわゆる昭和レトロカフェであることが分かります。

テーブル、椅子、出窓の花瓶、どれをとってもリズムを感じるくらい昭和レトロです。また、禁煙カフェなのもうれしい限りです。

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店内は中央のカウンターを挟んで音楽を楽しむ空間と、おしゃべりをしてもかまわない空間に分かれています。電話もレトロです。

この日は学生時代のお友達とご一緒してましたので、とりあえずはおしゃべり空間のエリアにいました。それぞれの空間が邪魔しないですね。

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置かれていたスピーカーを見ると、タンノイのアーデンというもののようです。

38cmの同軸型ユニットがバスレフのエンクロージャーに収められています。欲しいなぁ、タンノイ。

シューベルトという名前のカフェですが、流れていた音楽はブラームスのピアノ協奏曲第2番でした。また行こうっと。

2024年2月 4日 (日)

高槻のクラシック音楽カフェ&バー 華ノ音へ 1/23

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1月23日は手持ちのコンサートのチラシを持っていくためもあって、高槻にあるクラシック音楽カフェ&バー華ノ音さんへ行きました。

関西にあるクラシック音楽を聞かせるお店の中でも、特に音にこだわったお店ひとつです。

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お酒もありますが、昼間からはどうも、、、、ということで、いつも珈琲をいただいております。

高いスツールに座りながら、文庫本を片手にというのがいつものスタイルです。

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置かれているスピーカーはタンノイ、いわゆる伝統的な形状を伝えるオールドタンノイです。

そのスピーカーの間には、実はSPレコードのプレーヤーが置かれています。

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チラシを置かせてもらい、他のコンサートの情報を見ていると、2月12日にいずみホールで開かれるクラシーシェ・フィルハーモニー・カンサイのチラシが置かれていました。

このコンサート、オーボエ奏者の藤井貴宏さんが指揮を、コンサート・ミストレスに同窓生の森田玲子さんが務められます。今から聞きに行くのを楽しみにしています。

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玉岡かおる 帆神 北前船を馳せた男・工楽松右衛門 新潮文庫/読了・・・・・・・とにかくすごい本、じっくり読むために時間をずいぶんかけていました。江戸時代に船の構造を科学的に解析して、いくつかの改造を実現するとともに、帆の開発でその後松右衛門帆と呼ばれるようになる画期的な発明を行った一人の男の物語。とても感銘を受け、今もその旧宅が残る高砂市内へも足を運んできました。実際にその松右衛門帆を触って丈夫で軽く伸縮性に富む材質を確認してきました。素晴らしい一冊でした。

2024年2月 3日 (土)

JR東淀川駅で暇つぶし ラッピング車いろいろ 1/23

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1月23日は演奏会のチラシを高槻のお店に持っていく途中、東淀川駅で下車して撮影しようかとカメラを持ってでかけました。

出かけたところ、電車を待つ駅で「名探偵コナン」ラッピングのスーパーはくとがやってきました。作者が鳥取県出身らしいです。

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関空特急はるかです。キティちゃんラッピングが細かすぎて、遠目には何が何だか?

写真で撮って見て、、、、、それで初めてそれぞれの模様を確認することが出来そうですね。

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おおさか東線の221系。おおさか東線の車両は、以前はロングシート車ばかりでしたが、今ではこの221系ですべて転換クロスシート車になりました。

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225系快速の回送ですが、なんだかHMがついてラッピングされていますね。

通り過ぎるのを見ていたらNHK大河ドラマに合わせて登場した「びわこおおつ紫式部とれいん」というものらしいです。

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電気機関車もやってきましたが、余り良い画像が無いので、単機でやってきたEF210を一枚貼っておきます。

この電気機関車も桃太郎のシールがラッピングされていますね。

2024年2月 2日 (金)

そういえば見てました「不染鉄」 奈良県立美術館 1/19

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1月19日は、いつもの生駒詣での後に奈良へ出て、県立美術館で開催中の特別展 漂泊の画家「不染鉄」~理想郷を求めて を見に行ってきました。

写真が残っていなかったので、つい失念してしまいました。

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不染鉄(ふせん てつ 1891~1976)は、明治24年に東京の小石川で生まれました。

「山海図絵 伊豆の追憶」です。手前から伊豆の海、富士、日本海の風景まで書き込まれ、その細かな描写とともに見飽きることがありません。

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大正7年(1918)に現在の京都市立藝術大学の前身の学校に入ると在学中に帝展に入選するとともに首席で卒業しました。

「落葉浄土」、深山の中にある古寺でしょうか、門の前には金剛力士像のようなのが構えていたり、堂内には十二神将などが迎えます。

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戦後、奈良にある現在の奈良大学付属高校の校長に就任し、村落風景、富士、古寺、さらに神秘的な境地へと独特の画境を開いていきました。

「廃船」、過疎の村の沿岸に巨大な廃船が描かれています。見方によっては象徴的な意図があるかもしれませんが、ただ見ているととても静かな絵でした。

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今回は不染鉄の没後40年を記念した特別展です。奈良県立美術館で3月10日まで、見ても損がない素晴らしい展覧会でした。

「思出之記 「田圃」部分」、このように不染鉄の作品は、俯瞰と接近の相まった独創的な視点から描かれた作品が多いです。

2024年2月 1日 (木)

阪急神崎川駅 淀川区を歩いて 1/22

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1月22日は昼から急に時間が空いたので、カメラを持って近隣へ出かけたものの、足を運んだ撮影ポイント(加島陸橋)が工事の為到達することができませんでした。

スマホで地図を見ると、20分ほど歩くと阪急神崎川駅へ行けるのが分かったので、工場が多い淀川区内を歩きました。

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工場と倉庫と住宅が混在する準工業地帯でしょうか、そんな淀川区でしたが、歩いていると香久波志(かぐわし)神社のお旅所がありました。

本社の神輿が地域を回るときに、一時的に休みを取るところですね。

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こんな工場ばかりのところに、そんななんとも歴史を感じさせる神社があるんだという新しい発見がありました。

この日は既に歩いていく方向と反対側になるので、香久波志神社の本社へはいけませんでした。

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香久波志神社の歴史を見ると、7世紀に端を発しており、その後隆盛を迎えたものの歴史を経るごとに格落ちしていったような。

ただ、江戸時代の歌人、国学者、雨月物語の作者である上田秋成がここに住んでいた、その寓居跡があるというので機会があれば足を運んでみたい場所のひとつとなりました。

神崎川駅でやってきた阪急電車は、1000系、7000系、8000系、9000系と適当にばらけて良かったです。

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