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2024年3月

2024年3月31日 (日)

おもてなしは四ツ橋、新町の酒房「もだん」で 3/11

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3月11日は、関東で長男がお世話になっている方がこちらへお見えになるというので、大阪新町にある酒房「もだん」さんでおもてなしです。

元厚生年金会館のオリックス劇場から南へすぐのところにひっそりある「もだん」さんです。

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とりあえずのビールと、豪華な前菜です。

少しずつですが、手の込んだ逸品が並んでいます。

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海鮮に強いお店なので、おまかせでお造りを出していただきました。

中トロに金目鯛、ブリ、モンゴイカ、ウニに、器に入っているのは何だっかなぁ、たぶんカワハギの肝醤油和えです。

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季節のものとして、タケノコを焼いていただきました。

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琵琶湖の小鮎のてんぷら、これも春のお料理ですね。

琵琶湖の小鮎は、大きくなっても10cmくらいにしかなりません、これで成魚なんです。

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ビールのあとは日本酒に切り替えているので、このようなアンコウの肝もいただきました。

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春のお料理と言うことで、ふきのとうやこごみ等、出盛りの野草のてんぷらを抹茶塩でいただきます。

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日本酒から焼酎に変えようと思ったら、こんなのが出てきました。

オーク樽に長期貯蔵して、もうほとんどウィスキーになってしまった度数40度の焼酎、蘭引酒です。ご馳走様でした。

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植松三十里 イザベラ・バードと侍ボーイ 集英社文庫/読了・・・・・・明治初期に日本を旅行し、その手記が「日本奥地紀行」として今も出版が続いているイギリスの女性旅行作家の東北、北海道への旅の様子とそれに付き添った通訳である伊東鶴吉の物語。バードは日本とアイヌほ深く理解し、鶴吉は差別と言うものに対する考え方を大きく呑みこんでいく、その流れが見事に描かれています、さすがの植松三十里さんの作品と言うところでしょうか。

2024年3月30日 (土)

かぎろひ歴史探訪・番外編 「信長の夢が眠る安土城跡」 3/7

JR安土駅11時集合 ⇒ 安土城郭資料館 ⇒ 沙沙貴神社 ⇒ 旧伊庭家住宅 ⇒ 安土広野 ⇒ 安土瓢箪山古墳(遠望)⇒ 文芸の郷・ランチ ⇒ 安土城天主 信長の舘 ⇒安土城 ⇒ 活津彦根神社 ⇒ 安土八幡の水郷・西の湖 ⇒ セミナリヨ伝承地 ⇒ 安土駅

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3月7日は、奈良歩き、かぎろひ歴史探訪の皆さんを奈良以外のところへ私が案内する番外編で、安土城跡を訪ねました。

そして、いよいよ安土城跡へ向います。入り口からすぐに延びる急な階段に圧倒されます。

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安土城跡は、入口から階段を上がり、いったん平らなところに出で、そこからさらに階段を上がって天主に向かう道筋になっています。

この山自体は總見寺と言うお寺の敷地ということで、お参りはしないけれど入山料を支払う必要があります。700円は高いなぁ。

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天主の礎石の並びです。天主跡は周囲を石垣に囲まれており、その中に地下部分として礎石が配されています。

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安土城跡には、創建時から残る当時の三重塔が遺されています。

かなり傷んでいますが、当時の姿を今も見ることが出来ます。

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安土城跡から出て、安土の町を歩き、活津彦根(いくつひこね)神社に到着しました。

信長が安土城を建設したときに、この神社を大切に保護したそうです。

さらに井伊直孝がここの神を奉じて現在の彦根の名前になったとのことです。

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集落を抜けて西の湖(にしのこ)が見えるところへ出ました。

西の湖は、琵琶湖に残された内湖のひとつで、ここから琵琶湖へ船で出ることもできます。

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安土駅へ向かう途中、まだ時間があったので、予定外ではありましたが道沿いにある新宮大社へ立ち寄りました。

茅葺の神楽殿?を配したとても重厚な雰囲気の神社でした。この辺りは特徴的でずいぶん立派な建物の神社が多いようです。

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最後に訪れたのは1581年に宣教師オルガンチノによって開かれた神学校、セミナリヨ跡です。

ここは安土城と同じ青い瓦を使った神学校があり、子供たちの教育を行っていた所ですが、安土城とともに焼失しました。

番外編、今回で30回を迎え、わかっている範囲で参加人数が累積で300人を越えました。

2024年3月29日 (金)

かぎろひ歴史探訪・番外編 「信長の夢が眠る安土城跡」 3/7

JR安土駅11時集合 ⇒ 安土城郭資料館 ⇒ 沙沙貴神社 ⇒ 旧伊庭家住宅 ⇒ 安土広野 ⇒ 安土瓢箪山古墳(遠望) ⇒ 文芸の郷・ランチ ⇒ 安土城天主 信長の舘 ⇒ 安土城 ⇒ 活津彦根神社 ⇒ 安土八幡の水郷・西の湖 ⇒ セミナリヨ伝承地 ⇒ 安土駅

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3月7日は、奈良歩き、かぎろひ歴史探訪の皆さんを奈良以外のところへ私が案内する番外編で、安土城跡を訪ねました。

11時にJR安土駅に集合して歩き始めます。まずは駅前にある安土城郭資料館を訪ねました。

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安土城郭資料館には安土城の天主の構造が分かる模型が展示されています。

中央が吹き抜けになっていて、上層階には信長が舞うためのステージが設けられていました。

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駅前から歩き始め、重厚な茅葺の屋根の門がある沙沙貴神社へ行きました。

ここは全国の佐々木さんの氏神さんであり、佐々木源氏発祥の地でもあります。

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その沙沙貴神社の近くに、有名なヴォリーズ建築事務所の設計による和洋折衷の伊庭邸があります。

ここは住友の大番頭であった伊庭貞剛の4男、伊庭慎吉(画家、神職、安土村長)の邸宅でした。

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その後は、広々とした安土広野(この名称は勝手に作りました)の中を歩き、いくつかの建物が見える文芸の郷を目指しました。

何もない広い野の中を歩きます。建物は見えるのですがなかなか到着せず、30分ほども歩き通しました。

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文芸の郷の中にあるレストランで昼食をとった後、その近くにある信長の舘を見学しました。

その中には安土城天主の上層階が想像を基に原寸大で復元されています。その絢爛豪華さには目を見張るものがあります。続く。

2024年3月28日 (木)

龍田大社と万葉歌碑 3/6

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3月6日はいつもの生駒詣での帰りに近鉄生駒線に乗って信貴山下駅で下車、龍田大社を初めて訪れました。

在原業平の和歌、「千早ぶる 神代も聞かず 龍田川 からくれなゐに 水くくるとは」で有名な龍田川の流域にあります。

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龍田大社は、崇神天皇の時代、数年に渡って凶作が続き疫病が流行したため、天皇自ら天神地祇を祀って祈願したところ、夢で天御柱命・国御柱命の二柱の神を龍田山に祀れというお告げがあり、これによって創建されたとされています。龍田大社の神楽殿、拝殿です

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拝殿のさらに奥にある本殿、左殿と右殿の二つの本殿があります。

龍田大社は「風の神様」として古くから多くの方に親しまれており、たいへん力のある神様だそうです。

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龍田大社内には、高橋虫麻呂の万葉歌碑があります。巻九 1751の長歌です。

「島山を い行き廻れる 川沿ひの 岡辺の道ゆ 昨日こそ 我が越え来しか 一夜のみ 寝たりしからに 峰の上の 桜の花は 滝の瀬ゆ 散らひて流る 君が見む その日までには 山おろしの 風な吹きそと 打ち越えて 名に負へる社に 風祭せな」

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龍田大社からJR三郷駅の方へ行くと、駅の西100メートルほどのところに「磐瀬の杜」の万葉歌碑がありました。

「神なびの 石瀬の社の 呼子鳥 いたくな鳴きそ 我が恋まさる」 鏡王女 巻八 1419

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さらの駅前の道路を挟んで、犬養孝先生揮毫の大きな万葉歌碑がありました。

我が行きは 七日は過ぎし 竜田彦 ゆめこの花を 風にな散らし」 高橋虫麻呂 巻九 1748

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天野純希 もろびとの空 三木城合戦記 集英社文庫/読了・・・・・・・秀吉による三木城攻め、兵糧を絶った攻城戦で、その無残な様子から「三木の干殺し」と呼ばれる凄惨な戦いだったようです。本書では、その様子を歴史小説と言うよりも時代小説風に展開しています。この著者の作品は初めて読みましたが文章に力がありますね。

2024年3月27日 (水)

淡路島の三年フグをいただきました 3/4

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3月4日は家族で淡路島へ行き、三年フグのコースをいただきました。

通常、フグの養殖は2年ほどですが、淡路島ではもう一年養殖して大きなトラフグになるまで養殖を続けます。

かなり量が多いフグ皮ポン酢です。これにフグの身、カワハギの肝を入れて多めのポン酢と合えると新居浜名物、フグザクになります。

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フグのコースですから、食前酒も当然ひれ酒です。

とりあえずビールのあと、早速ひれ酒をいただきました。

そして当然のようにつぎ酒もお願いしました。もう食前酒ではありませんね。

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フグのお刺身、テッサです。

これで一人前、なんとも豪勢なことです。

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これは欠かせないフグのから揚げです。

大振りのフグの身のから揚げをいただきました。

骨までしゃぶったことは否定しません。

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淡路島ということで、地元の都美人の呑み比べにも挑戦しました。

それぞれの味わいを楽しみながら、フグのコースをいただきました。

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フグのコースのメインはてっちりです。フグ一匹がここにあります。

安物のフグ料理ではアラばかりになりますが、さすがにフグ一匹分、分厚いフグの身が並んでいます。

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フグのコースのシメはフグ雑炊です。

フグの雑炊には玉子たっぷりで、美味しくいただきました。

ご馳走様でした。

2024年3月26日 (火)

三年ふぐを求めて明石から淡路島へ 3/4

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3月4日は、淡路島在の次男がフグを食べに来ないかとのことで、家族でそちらへ向いました。

まずは明石まで行って、駅前をプラプラ、大漁旗がぶら下がる魚の棚商店街を散策しました。

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ちょうどお昼時分になったので、軽く食事を取るべく、明石焼きのお店に入りました。なんと明石焼きが15個も並んでいます。

明石では以前は、明石焼きのことを玉子焼きと称していましたが、今では明石焼きの表示が目に付きます。

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時間があったので、明石駅の北側すぐにある明石城へ行ってみました。

お城の南側に広がる芝生、小学校3年生の遠足でここへやってきて撮ったクラス写真を今でも持っています。60年近くも前のことです。

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明石港からはジェノバラインの船で淡路島へGO-GO、高波にも安定した運行が可能な双胴船ですね。

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この日は天気も良く、それほど寒くもなかったのでオープンな2階席で景色を楽しみました。

明石海峡大橋の下をくぐっていくところはこの航路のハイライトです。こんなものを人間が作ったんだぁと、いつも感心します。続く。

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矢野吉彦 高校野球と鉄道 100年を超える関係史をひもとく 交通新聞社新書/読了・・・・・・高校野球の鉄道輸送の始まりは、豊中球場を使ったため阪急によって行われました。ただ、輸送能力が脆弱だったこととと球場の収容人数が満足しなかったことから、甲子園球場を造り、西宮戎神社への大量輸送技術を持っていた阪神が事業を担うようになって今日に至っています。また、国鉄による地方からの団体輸送にもそれぞれ大変な苦労とノウハウがあったようでそういう鉄道と高校野球の関わりをまとめた一冊です。

2024年3月25日 (月)

大阪大学ワンコイン市民コンサート 堀江真理子 ピアノリサイタル 3/24

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昨日3月24日は、大阪大学ワンコイン市民コンサートのお手伝いで、石橋にある大阪大学会館へ伺いました。

昨日の演奏家は、東京芸大からフランス留学を経て、数々のコンクール受賞、内外のオーケストラや演奏者と多彩なコンサートを行ってきた尚美学園大学名誉教授のピアニスト堀江真理子さんです。

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大阪大学会館に到着して、まずチラシの挟み込みなどの事前準備のためにロビーに入った瞬間から、リハーサル中の音が漏れ聞こえてきました。

それがもうすごい、透明なピアノの音がすーっと流れていく様子が目に見えるようでした。こういう経験は今峰由香さん以来のことです。

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今年はフォーレ没後100年ということで、毎月フォーレの作品が演奏されていますが、昨日も堀江さんが得意とするフォーレの作品が並びました。

前半はフォーレが50代までの作品、後半は60代以降に作曲された作品と言うことで、この間にフォーレは聴覚を失うという悲惨な状態での作曲が続けられています。

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演奏は、まぁ、すごかったです。透明できれいな音がホールを満たしました。

これが同じビアノか!と思うくらい、1920年製造のベーゼントセルファーから美しい音が紡ぎ出されました。

音の美しさに驚かされましたが、音のひとつひとつに意味を感じる深い堀江さんの演奏でもありました。

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阪急梅田駅から乗車した宝塚線の急行です。

桜の開花はまだまだですが、阪急では早めにさくらのHMを掲げています。

2024年3月24日 (日)

飛鳥資料館の石造物 レプリカとは言え、面白い 3/2

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3月2日は、藤原京と飛鳥で発掘調査の現地見学会があるというので出かけ、その後、久し振りに飛鳥資料館を訪れました。

ここには飛鳥で発掘されたり、存在している石造物のレプリカが庭に点在しています。

これは亀石を背後から見たところです。原物をこのように後ろから見ることができないので貴重です。

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これは高松塚古墳の石室のおなじサイズの石組で、これは高松塚古墳を解体しようとしたときの実験用のものと言うことです。

中を覗けるようになっていて、実際の大きさが分かります。橿原考古学研究所附属博物館で見た高松塚古墳の復元木棺が十分入る大きさであるとともに、羽曳野市の観音塚古墳に比べるとかなり大きな石槨であることが分かりました。

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これは出水の酒船石と呼ばれるもので、有名な明日香村岡にある酒船石とは別に、明日香村で発掘されたものです。

本物は現在は京都の寺院関係の施設にあり、非公開になっているのでレプリカで見るしかありません。返せ!と言いたい。

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資料館の中には、石神遺跡から出土した須弥山石が展示されています。これは本物。

人の背丈を越えるほどの大きさで、上段が須弥山,中段に山々,下段に波紋が彫られています。

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またここの見どころの一つである1982年に出土した山田寺東回廊です。これも本物。

保存処理に14年もかかり、このように見ることが出来ます。木造建築物としては法隆寺回廊よりも古い世界最古のものになります。

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飛鳥資料館から近鉄橿原神宮前駅まで歩く途中、雷の丘近くで犬養孝先生揮毫の万葉歌碑に出会いました。

天皇の雷岳に御遊しし時に、柿本朝臣人麿の作れる歌一首

大君おおきみは 神にしませば 天雲の 雷の上に いほらせるかも

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辻真先 本格・結婚殺人事件 創元推理文庫/読了・・・・・・おそらく現役最長老の作家、辻真先(1932年生)による1997年に刊行された小説の文庫化です。当時に既に多く書かれていたシリーズものの出演者が何人も出てくるオールスターキャストものであり、ずっと読んできて読者としてはうれしい限りです。まぁ、ストーリーはそれほど本格的なミステリーでもないですが、皆さん元気そうでよかったです、という気分。

2024年3月23日 (土)

兵庫芸術文化センター管弦楽団第149回定期演奏会 3/22

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昨日3月22日は、兵庫芸術文化センター管弦楽団の第149回定期演奏会を聞きました。

今シーズンはC席に座っています。3階になりますが、なかなか快適な場所です。

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昨日は、シルヴァン・カンブルランの指揮、ピアノに中川優芽花さんが登場されました。

曲目は、チャイコフスキーの協奏曲第1番と、幻想交響曲というプログラムです。

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中川優芽花さんは現在21歳、10代でクララ・ハスキル国際コンクールをはじめ、すでにいくつかの国際コンクールで優勝している才能です。

チャイコフスキーの演奏が始まった瞬間、あふれる詩情、いや零れ落ちるくらいかな、とてもウェットな感情がピアノから届きました。この人にはチャイコフスキーではないですね、シューマンの協奏曲を聞きたかった。モーツァルトの24番でもいいなぁ。

とすると、アンコールにシューマン(リスト編曲)の献呈が演奏されました。こちらはとてもしっくりきた演奏でした、そうそう、この人にはシューマンをはじめとするドイツ・オーストリア系のピアノがいいだろうなぁ、また聞いてみたいピアニストさん登場です。

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幻想交響曲を指揮したのは、読売日本交響楽団を長年指揮していたフランスの指揮者、シルヴァン・ガンブルランさんでした。

ナイーブな感触で始まった幻想ですが、なんともリズムが重い。そのまま演奏が続き、50分以上もかかって演奏が終了しました。

それにしても、この幻想交響曲の作曲されたが1830年、ベートーヴェンが歿した3年後とは驚きの新鮮さです。

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ゲスト・トッププレーヤー、コンマスにバイエルン放送響の第1コンマスのバラコフスキーとは。

団内でのレクチャーもあるようで、芸文オケの若い演奏家には大変刺激になるでしょうね。

2024年3月22日 (金)

飛鳥 石神遺跡第1次調査区の再発掘 現地説明会 3/2

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3月2日は、藤原京と飛鳥で同じ日に発掘調査の現地説明会があるというので、朝から出かけました。

藤原京の本薬師寺跡を見た後、明日香の野を2kmほど歩いて石神遺跡の発掘現場へやってきました。

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古代の時計の役割を果たした漏刻遺跡の少し北側にある石神遺跡の発掘現場を東から見ています。

向こうに見えるのは蘇我入鹿の屋敷があったといわれている甘樫丘です。

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1メートルほど掘削した発掘現場を南から北へ見ています。

手前の石組溝とその向こうに東西の塀跡があります。遠くに見えるのは香久山です。

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この石神遺跡は、明治35、36年の発掘調査においてこのような須弥山石、石人像が発掘されています。

明日香にいくつも見られる古代の石造物の中でも特に大きく、細かなデザインのものですね。

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これは昭和11年の発掘調査の時の様子を写した一枚だそうです。

その後、昭和56年にも調査が続けられ、この調査区内にさらに下層に続く遺構があるとのことで今回の発掘となりました。

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今回の発掘調査では、石組溝の再検出、新たに7世紀の区画塀跡などが検出されました。

石敷きといい、溝跡といい、とても丁寧な工事が行われていた様子がうかがえました。

2024年3月21日 (木)

藤原京から明日香へ歩く 3/2

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3月2日は、藤原京にあった元薬師寺跡での発掘調査の現地見学を終えて、次の現地見学会が行われている飛鳥へ向けて歩き始めました。

飛鳥川を詠んだ万葉集の歌、明日香川 明日も渡らむ 石橋いわはしの 遠き心は 思ほえぬかも  巻11-2701 作者未詳

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本薬師寺跡から東へ東へ歩いていると、スポーツ公園のようなところの東側にぽっかりと空地がありました。

紀寺跡です。紀寺は、古代の有力豪族である紀氏の氏寺であったとする説や、奈良市西紀寺町の璉城寺(れんじょうじ)が平城遷都によって飛鳥から移った紀寺の後身とする伝承などがあります。

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香具山のふもとには、しぼりたての牛乳やヨーグルト、ソフトクリームなどを売るお店があります。

以前に抹茶ソフトクリームを食べた記憶がありますが、この日はまだそれが欲しいところまで暖かくなかったのでパスです。

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ソフトクリームのお店のさらに奥には鞄工房山本があります。

テレビで何回も紹介されていますが、大人気の鞄工房です。この日も多くの車が停まり、お客さんが次々にお店に入っていました。

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ソフトクリームのお店辺りから南へ舵を切り、今度は南下して歩きます。

広々とした飛鳥の野を歩く気持ち良さ、後の時代に平城京の大安寺へと移っていった大官大寺跡へ来ました。久しぶりのことです。

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背景に葛城・金剛を配する風景の中に雷(いかづち)の丘があります。

雷の丘を詠んだ万葉集の歌から、大君おおきみは 神にしませば 天雲の雷の上に いほらせるかも  柿本人麻呂Dsc04115

歩いてきた道を振り返ると、香具山がいい感じで見えていました。

香具山を詠んだ万葉集の歌から、春過ぎて 夏来たるらし 白妙の 衣干したり 天の香具山  持統天皇

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さらに、南へ南へと歩いて次の発掘調査の現場である石神遺跡を目指しました。

飛鳥へ続く道の右側には甘樫丘が見えます、もう飛鳥の真っ只中ですね。

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片山杜秀 歴史は予言する 新潮新書/読了・・・・・・・知識が百花繚乱の著者が週刊新潮に連載していたコラムを一冊にまとめたもの。政治の動きや天皇制、産業、コロナ禍、そしてウクライナ問題などを歴史の流れから解説しています。わかるようなわからないような話もありますが、その知識の高さと豊かさに翻弄されるばかりでした。

2024年3月20日 (水)

本薬師寺跡 発掘調査 現地見学会 3/2

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3月2日は藤原京にあった元薬師寺跡の発掘調査で、新たに南門の跡が見つかり現地見学会があるというので行ってきました。

地面から1mほどでしょうか、掘り下げられたところに石敷きがあらわになっていました。

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テレビや新聞で大々的に報道されていたので、多くの人が来ているかと思ったのですが、午前中ということもあるのか、それほどの人出ではなかったです。

現地では、人を集めての解説のほか、その辺に居られる橿原市の発掘担当者の方にも気軽に聴くことが出来、とても良い感じで対応いただきました。

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今回発掘された南門の南東エリアです。この一角から、南門の端っこの位置が特定できました。

既に、その北側にあった中門や回廊については位置が判明していました。

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本薬師寺は、天武天皇が妻の皇后(のちの持統天皇)の病気平癒を祈願して建てられることになり、天武天皇没後は持統天皇が継承し建設された国家寺院です。

こちらのQRコードから動画による説明を見ることが出来ます。解説は映画監督の河瀬直美さんによります。

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本薬師寺跡には、東西の塔と金堂の跡に礎石が遺されています。

こちらは東の塔跡の礎石群です。塔心礎をはじめ、多くの石がそのままの状態で残っています。

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こちらは西の塔跡の礎石です。

土壇の中に心礎石のみ残されていて、その他の礎石はありません。

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こちらは塔跡の北側にある金堂跡の礎石群です。

かなり大きな礎石がむき出しのまま残されていて圧倒的な存在感です。

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画面左側の発掘現場を離れて、本薬師寺周辺の風景を撮影してみました。

右の樹叢は東の塔跡です。左の近くの山は大和三山のひとつである畝傍山で、その右側に二上山が遠望できます。

2024年3月19日 (火)

義務感に駆られて、南海萩ノ茶屋駅へ 3/1

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3月1日はアベノハルカス美術館で円空展を見た後、阪堺線、南海高野線と渡り歩き、南海本線を見ることができる萩ノ茶屋駅まで来ました。

来ましたというか義務感のようにここで下車したというところでしょうか、和歌山市駅行きの特急サザンです。

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サザンよりも平面顔の特急サザン・プレミアムです。

車体に近づいて見てみると、なんとも安上りな仕上げ感であることが分かり、がっかりしたのもずいぶん前のことです。

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関西国際空港オープンに合わせて登場してから今年で30年となる関空特急ラ・ピートです。

相変わらずの存在感はそのままですね。南海高野線の6300系との並びです。

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南海本線の7100系と南海高野線の6000系です。

6000系は廃車が進んでおり、どんどん仲間が減っています。この日、撮影出来て良かったです。

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泉北高速鉄道の新車9300系がやってきました。

2023年8月から運行されている最新の車両です。初めて見たし、初めて撮りました。

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田中康平 最強の恐竜 新潮新書/読了・・・・・・・最強ってなんやねん?という視点から、恐竜の特徴を分類、さらに現地での発掘の様子や専門の卵化石の話しなど、多岐にわたる恐竜話が満載の一冊。なんでも人気一番、実力一番はティラノサウルスなのかもしれませんけど、その他でも魅力的な恐竜も満載です。この本でならまち糞虫館という施設があるのを知りました。土日の午後だけ開館なのですが、ルリセンチコガネとか標本があるようで、これは見に行きたいですね。

2024年3月18日 (月)

紫苑交響楽団第42回定期演奏会 3/17

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昨日3月17日は、雨模様の中高槻まで行って紫苑交響楽団の定期演奏会を聞きました。

いつも充実した演奏を聞かせてくれる紫苑交響楽団に期待大でした。

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演奏されたのはべートーヴェンの交響曲第4番とショスタコーヴィチの交響曲第5番と言うツートップの選曲です。

もうべートーヴェンから大変な盛り上がりで、すごい演奏を聴いたなと震えるくらいでした。

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指揮は横島勝人さん、そのエネルギッシュな指揮振りにオーケストラも応えて見事な演奏を披露してくれたのがショスタコーヴィチでした。

全体にはテンポが一定し、あくどい演出もなかったのですっきりとした印象でしたが、たいへんな緊張感も醸し出していました。

3月16日のブレスフィルが音楽をきれいにまとめようとしていたのに対し、紫苑交響楽団では、自信に満ちた演奏でねじ伏せに来たという感じかなぁ、迫力がありました。

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会場の高槻城公園芸術文化劇場です。

無機的なブロック状の建物と木材を配した裾部分の組み合わせ、もう少しお城のイメージがあっても良かったかも。

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芸術文化劇場のホールの中の様子です。

今回の演奏会で、とても低音が豊かに響き、音のバランスの良さが確認できました。

2024年3月17日 (日)

ブレスフィルハーモニーオーケストラ第9回定期演奏会 3/16

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昨日3月16日は、お知り合いの方がご出演と言うことで無理をお願いして、こちらの演奏会を聞かせていただきました。

大阪フィルに居られたヴァイオリンの近藤緑さんが若手の奏者を集めて結集し、2017年に立ち上げたアマチュアオーケストラです。

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この日は、ブラームスのハイドン・バリエーション、シュターミッツのヴィオラ協奏曲、独奏は東京都交響楽団の村田恵子さん、後半はべートーヴェンの田園というプログラムでした。指揮は田久保裕一さん。

協奏曲では村田さんの豊かな響きと繊細な表現に魅了されました。とても楽しく喜びに満ちた時間が過ぎてゆきました。

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会場のいたみホールです。阪急伊丹駅からもJR伊丹駅からも5~6分という便利な場所にあります。

昨日は入場者数の関係からか、1階席だけの利用に制限されたけど、2階奥の方が本当は音がいいので全体を使えるようにしてほしかったなぁ。

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庭のハクモクレンが咲きました。

暖冬だろうが、厳冬だろうが3月15日±1日で花が咲きます。写真は3月15日の撮影です。

2024年3月16日 (土)

南海高野線も泉北高速も 住吉東駅 3/1

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3月1日は円空展を見た後、阪堺電車で住吉大社まで出て、その後大阪の古い町並みが残る住吉大社浦を歩き、南海高野線の住吉東駅へ出ました。

ここは、中央に通過線をもっている4線構造の駅です。林間田園都市域の区間急行、6300系です。

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中央の通過線を通過する6200系なんば行き急行です。

阪急や阪神が梅田駅を大阪梅田駅と改称している中、南海電車のなんば駅はそのままの表記なのですね。

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南海電車では一番新しい8300系、千代田行き普通です。

とても静かな電車で、スーッと入ってきて、スーッと出ていきます。

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南海高野線の乗り入れている泉北高速の電車もやってきます。

なんば行きの5000系です。

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泉北高速の7020系です。

7000形とはライトの枠が違うのかな。7000系は楕円で、7020系は四角い感じ。

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そして最後に30000系特急こうや号がやってきました。

ずいぶん前に、高野山へ行くときに一度だけ乗りました。

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磯田道史 磯田道史と日本史を語ろう 達人たちと探る歴史の秘密 文春新書/読了・・・・・・・阿川佐和子、半藤一利、などなどと対談したものが並んでいます。それぞれが含蓄の深い話しで矯味、興味深々で読みました。ただ、D口某というのは、なんか知識が偏ってイデオロギー的で、磯田さんに訂正されながら話が進められています。こんな対談なら載せなかったらいいのに。

2024年3月15日 (金)

阪堺電車 大相撲の幟とともに 3/1

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3月1日は、あべのハルカス美術館で円空展を見た後、阪堺電車天王寺駅から住吉神社まで乗ってきました。

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たまに乗る阪堺電車、別に乗ってどこへ行くという用事はないけれど、路面電車は落ち着きますね。

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で、住吉大社までやってくると、境内には大相撲の幟がたくさんかかっています。

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豊昇龍や天空海とか、明生とか、幟がはためいています。

住吉大社は、元小結旭豊が親方の立浪部屋の宿舎になっているのですね。

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この時期としてせっつかれる確定申告を促すラッピング車の1000系がやってきたので切り上げました。

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おまけにあべのハルカス16階から見た信貴山方向を貼っておきます。

右下に近鉄南大阪線のさくらライナーが写っています。

2024年3月14日 (木)

円空展 アベノハルカス美術館 3/1

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3月1日は、お知り合いからいただいた円空展のチケットを持って、初めてアベノハルカス美術館へ行きました。

天王寺駅で降りて、少し迷ってアベノハルカスの高層階へのエレベーターに乗って16階で降りました。

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円空(1632-1695)は江戸時代初期の修験僧、また日本国中を歩き回って教えを広める廻国僧です。

その生涯に12万体と言う、いわゆる円空仏を彫ったとのことが伝わりますが、現在5300体以上の円空仏が確認されています。

これは樹の幹そのままに刻まれた金剛力士像です。

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今回は円空の生涯を5つの時代に分けて、それぞれのテーマの下に160体ほどの円空仏を展示しています。

そのうちいくつかは撮影オーケーと言うことで、撮らせてもらいました。

これは岐阜県千光寺にある両面宿儺坐像、かなり大きな円空物です。

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トーテンポールのように背の高い円空仏、護法神立像です。

円空の仏は、目がどんなに怒りの表情でも、口もとには何とも言えない微笑み、安らぎが感じられますね。4月7日まで。

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梶よう子 広重ぶるう 新潮文庫/読了・・・・・・・歌川広重の生涯を描いた、たいへん見事な一冊でした。500ページの本から目が離せなくなって、あっという間に読み通してしまいました。北斎や豊国、国芳、最後の方には蔦重なども出てくるし、最後の最後に私がその作品を持っている国周も登場するし、当時の天才彫師である彫竹の名前も出てきてうれしく思いました。なにやら、今月末からNHKでドラマ化されるようですが、それはたぶん見ないでしょうけど。ちなみに広重ぶるうとは、ペルシアンブルーのことです。

2024年3月13日 (水)

大阪メトロ20系が3月で引退 九条駅 2/28

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2月28日はいつもの生駒詣で、仕事なんですが、その帰りに乗ったのが今年3月に引退するとされている20系でした。

これは、これはと、九条駅まで乗って行ってその折り返しを撮影しました。

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大阪メトロ20系は1984年から1989年にかけて16編成96両が製造され、そのうち、この中央線用に7編成42両が運用されていました。

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その20系を追いやって中央線の顔になりつつあるのが、2022年から中央線で運用が始まった30000系です。

やや面長の車体にグリーンや白の水玉?模様とゴールドのラインがデザインされていてすっきりしています。

大阪万博開催に合わせて輸送量増強のための配置で、万博終了後は谷町線へ移籍されるとのことです。撮るなら今のうちですね。

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さて、昨年2023年から鳴り物入りで登場したのが特異な顔の400系です。軽やかな走りが特徴です。

この車両も大阪万博の輸送量に対応するための増強で、最終的には23編成138両が製造されるそうです。

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さて、この日は生駒詣でだったので、朝の生駒駅で撮影した奈良と京都を行き来する観光特急あをによしを貼っておきます。

朝一番のあをによしは、難波から生駒、奈良、そこからリターンして西大寺から京都へ向かう長距離運用なので大変人気があり、毎日完売になる人気ぶりです。

2024年3月12日 (火)

コンサートの後は、西九条のおでん屋さんへ 2/23

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2月23日、天皇誕生日の日に西宮北口でコンサートを聴いた後はお知り合いのファゴット奏者さんと西九条へ流れて、以前から気になっていたおでん屋さんへ。

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さて、とりあえずビールと言うことで、里芋のフライと大きな卵が載ったポテトサラダをいただきました。

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おでん盛りです。大根、玉子、こんにゃく、糸こんにゃく、ちくわ、厚揚げ、牛スジなどなど。

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アジだったかな?、なめろう、大好きです。

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これは面白い。大根のおでんの上にブリのお刺身が載ったブリ大根です。

大根を割りながら、ブリのお刺身とあわせていただきます。

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このお店の名物と言う出汁巻です。出汁が多めでトロトロです。

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お酒も充実です。栃木のお酒、仙禽(せんきん)です。

すっきりとした飲み口がいいですね。

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風の森があったので、当然いただきました。ALPHA1でした。

お店は大阪環状線西九条駅の高架下あたりです。

近い将来、高架の耐震工事化何かで立ち退かなければならないらしいですが、今のうちにと言うことで行きました。

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山舩晃太郎 沈没船博士 海の底で歴史の謎を追う 新潮文庫/読了・・・・・・普通の大学を出たところで留学を思いつき、英語力ゼロからアメリカ留学というハチャメチャなスタートを切った著者が水中考古学者となるまでのストーリーと、水中考古学の現場の様子が細かく語られていて、吸い寄せられるように読み通しました。好きこそものの上手なれ、水中考古学への熱意が語られています。

2024年3月11日 (月)

芦屋フィルハーモニー管弦楽団 名曲コンサート2024 3/10

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昨日3月10日は、芦屋フィルハーモニー管弦楽団の名曲コンサート2024ということで、芦屋のルナホールに足を運びました。

芦屋には芦屋交響楽団と芦屋フィルという二つのアマチュア・オーケストラがあります。他に芦屋室内合奏団もあり、なかなか活発ですね。

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演奏されたのは、バッハ、貴志康一の管弦楽曲に、グリーグのピアノ協奏曲、後半にチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」という盛りだくさんの内容でした。

グリーグのピアニストさん、第一楽章途中で迷い道に入り込んでしまったかのようで演奏が停まりかけましたが、何とかつなぎました。昨今、珍しいことですね。指揮はかつてテレマンアンサンブルに居られた坪井一宏さん。

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芦屋ルナホール、1970年の竣工と言うことで、もう54年目を迎えました。当時は多目的に使えるホールとして斬新なデザインでもありましたが、さすがに古びた感じは否めません。

さらに、2階客席の迫り出し部分にはホコリが溜まって白っぽくなっていて、掃除もいきわたっていません。管理の上でも神経が通わなくなっているのでしょうか。

2024年3月10日 (日)

千里バロック合奏団第84回定期演奏会 3/9

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昨日3月9日は、千里バロック合奏団の第84回定期演奏会を聞きました。

第84回ってすごいですね、演奏会をはじめられてから49年目、来年は50年になるというからすごいですね。

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千里バロック合奏団は20数名の弦楽合奏のアンサンブルです。

司会による楽曲の紹介や、団員へのインタビューとか、ファミリーコンサートっぽい雰囲気が醸し出されます。

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今回は、堀江兄弟の一番下のピアニスト詩葉(ことは)さんが登場されてバッハの協奏曲を弾かれました。

もともとチェンバロのための協奏曲ですから、細かなパッセージなど丁寧に弾かれていましたし、音量も控えめで合奏とのバランスもとられていて、爽やかな印象でした。

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会場の吹田市メイシアターの中ホールです。そこそこ多めのお客さんが詰められていました。

指揮は梵智惇声さん、お名前、御姿ともに、いかにも僧侶と言う感じ。

指揮者、演出家、テノール歌手、真言宗僧侶(三寶院流憲深方傳燈大阿闍梨)、ウーバーイーツ配達員。音楽グループコンツェプトゥス発起人。サウナ・スパプロフェッショナル(管理士)とのこと、面白そうな人やなぁ。

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関川夏央編 鉄道文学傑作選 中公文庫/読了・・・・・・・夏目漱石の三四郎、上京途中の列車内の様子、出会いと別れなど鉄道文学としては有名な話から、啄木、芥川、宮沢賢治、さらに永井荷風、などなど。ようやく内田百閒、宮脇俊三と来て一度は読んだ本にたどり着きました。文学の中の鉄道とのさまざまな出会いでした。初めて読んだ著者の作品もあり、特に上林暁の静かな世界には魅了されました。

2024年3月 9日 (土)

かぎろひ歴史探訪・番外編 早春の西宮で日本酒と歴史を味わう 2/15

阪神西宮駅11時集合 ⇒ 西宮戎神社 ⇒ 夙川散策 ⇒ 西宮市郷土資料館 ⇒ 葭原橋 ⇒ 御前浜 ⇒ 西宮砲台 ⇒ 西宮ヨットマリーナ ⇒ ランチ・カサブランカ ⇒ 住吉神社 ⇒ 白鹿記念酒造博物館、白鹿酒ミュージアム、白鹿クラシックス ⇒ 白鷹禄水苑 ⇒ 宮水井戸場 ⇒ 松原天満宮、喜多向稲荷社・染殿池 ⇒ 阪神西宮駅 ⇒ 反省会

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2月15日は、私が主催するかぎろひ歴史探訪・番外編で、西宮市の浜側のルートを歩きました。

ルートは、阪神西宮駅から南へ南へと歩き、夙川から御前浜、今度は北上して酒蔵巡りをするものでした。

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集合した阪神西宮駅です。震災後、高架化とともに大きな駅ビルが出来て一新されました。

さらに今後、駅前のスペースに新たな文化施設として図書館とホールが出来るとか。

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最初にやってきた西宮戎神社、その東大門、通称赤門です。

正月1月10日の朝6時ちょうどにこの門が開いて、福男選びの競走が行われます。

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その後、夙川まで歩いて南下、鴨が群れる河口まで来ました。

対岸には、野坂昭如の「 火垂るの墓」にも登場する西宮回生病院の建物があります。ただし、今は建て替えられて当時の面影はありませんけれど。

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海辺へ出て、御前浜を歩きます。ジモティの私には香櫨園の浜と言う方が分かりやすいですが。

この日は天気が悪く、曇天の中でしたが、晴れると六甲山系から広々とした御前浜を楽しんでいただけるところでした。

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御前浜にある西宮砲台です。同じものは神戸の三菱重工の工場内にも残っているそうです。

幕末、外国船からの摂海(大阪湾)防衛を目的に造られましたが、使用されることなく明治を迎えました。

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ランチは、かつてヨットマンの堀江謙一さんがアメリカへ向けて出港した西宮ヨット・マリーナにあるレストランとしました。

この後、西宮郷の白鹿、白鷹の酒蔵、その博物館やアンテナショップを回って日本酒の試飲を重ね、その勢いで反省会に乗り込んだ次第です。

2024年3月 8日 (金)

西宮 七分咲きの甲東梅林へ 2/13

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2月13日は、母親の気晴らしにと、車で西宮の甲東梅林へ行きました。

阪急今津線甲東園駅から西へ上ヶ原台地を登ったところにあります。

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この季節、身近なところでまとまった梅の花を鑑賞できるところとして、有名な梅林です。

思えば、震災前からここの梅を愛でていましたね。

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梅はその樹齢や種類によって開花時期がずれるのでしょう、満開の木もあれば、まだ固いつぼみのもの、既に散ってしまったものなど。

桜、ソメイヨシノはクローンなので一斉に開花して散っていきますが、梅は違いますね。

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この日の状況として七分咲きと言うことでしだが、そこそこきれいな梅の花とその馥郁とした香りで満たされていました。

来年のこの時期に、甲山から甲東園に降りてくるコースで歴史探訪・番外編を設定してみましょうか。

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本間ひろむ 日本のヴァイオリニスト 弦楽器奏者の過去・現在・未来 光文社新書/読了・・・・・・・日本におけるヴァイオリンの製造の始まりから、外国人教師から教えを受けた最初期のヴァイオリニスト、有名なスズキ・メソード、海外留学、ストラディヴァリウス、オーケストラ、そのようなカテゴリーで日本のヴァイオリニストを比較整理し、最後に30名、団体の紹介もしています。これを読むと、日本の教育は画一性、家元制度的な傾向から脱していないなぁと思わざるを得ませんね。

2024年3月 7日 (木)

阪急嵐山線の6300系 2/12

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2月12日は、コンサートを聴くために阪急京都線で桂駅まで行き、そこから嵐山線に乗り換えました。

ここからは6300系に乗ります、久し振りのことですね。

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桂駅からひと駅乗った上桂駅で下車です。このとき、6300系が並びました。

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コンサートの開始まで少し時間があったので、上桂駅でしばらく撮影タイムです。

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コンサートが終わった時は、もう雨模様だったので、コンサート前に撮影していてよかったです。

嵐山方面は既に黒い雲で覆われていますね。

2024年3月 6日 (水)

現在の茶陶 水指 と 茶碗展 15-Ⅱ  生駒緑ヶ丘美術館 2/7

美味いもの、淡路島の三年フグを喰ってきました、ブログは昨日一日お休みしましたけど。

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2月7日は生駒の緑ヶ丘美術館本館へ行った後、続けて別館で開催されている現代の茶陶器の作品展を見ました。

ポスターにあるような精緻な作品などが並んでいました。

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これは窯の中で灰がかかって釉薬となったような作品ですね。

また炎がかかった部分の焼け具合が景色になっています。と言うのかな?

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これは、ごつごつとした荒い土を使った作品で、その荒々しさが豪快な伝わります。

ただ、めちゃくちゃ重そうなので、持ち運びには大変そうですね。

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このような個性豊かな作品がずらりと並んで、それぞれ見どころがありました。

翠ヶ丘美術館、いつ来ても素晴らしいですね。

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さて、緑ヶ丘美術館を出て、さらに南へ歩いて往馬(いこま)神社を初めて訪れました。

ここは、伊古麻都比古命(いこまつひこのみこと)、伊古麻都比売命(いこまつひめのみこと)他7神を祭神としています。

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階段を登り、拝殿、本殿を見ました。なかなか清々しい空気が流れる境内でした。

毎年秋にはここで生駒の火祭りが行われるそうで、たいへんな盛り上がりとなるようです、知らんかった。

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森本恭正 日本のクラシック音楽は歪んでいる 12の批判的考察 光文社新書/読了・・・・・・・ウィーン在住の指揮者、作曲家である著者、ヨーロッパと日本でのクラシック音楽への見方、アプローチの違いに愕然としているようです。特に言葉が音楽に乗らない日本の音楽教育にはかなり憤慨しているようです。そういう話を最近、ドイツ在住の演奏家とお話しさせていただいたところで、同じような視点でもがいている日本人演奏家のなんと多いことでしょう。井の中の蛙である小生にはどうしようもないことなんですが。

2024年3月 4日 (月)

六甲フィルハーモニー管弦楽団第54回定期演奏会 3/3

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昨日3月3日は、六甲フィルハーモニー管弦楽団の第54回定期演奏会を聞きました。

六甲フィルは神戸大学交響楽団のOB、OGを中心に結成されたアマチュア・オーケストラで、年2回の定期演奏会が続けられています。

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六甲フィルが拠点としている神戸文化ホールです。もうずいぶん昔からお世話になりました。

令和9年以降、段階的ではありますが、現在再開発工事が行われている三宮駅前に移転するという計画があります。

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さて、演奏会の方は、ウェーバー(1786-1826)の歌劇「魔弾の射手」序曲、メンデルスゾーン(1809-1847)の真夏の夜の夢の音楽、最後にシューマン(1810-1856)の交響曲第1番「春」という時代が重なるものの、ドイツ・ロマン派真っ只中のプログラムが並びました。

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それぞれの演奏は、三人の団内指揮者さん、江崎さん、森さん、若林さんによって行われました。

シューマンの春は、そういえば久しぶりに聞いた感じです。タイトル付きの有名な楽曲ですが、あまり取り上げられないのでしょうか。

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プログラムに使われていた風景画は、チェコ在住の吉田涼子さんがシューマンの交響曲第1番「春」をイメージされて書かれたものということです。

この辺りもアマチュアイズムが感じられ、とても清々しい気分ですね。

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神戸文化ホールへ向かう途中、湊川神社に立ち寄りました。ご祭神は楠木正成。

神戸の歴史上の二大スターは楠木正成と福原に都を置いた平清盛になるのかもしれませんね。

※一泊で美味い物を喰いに行くので、明日のブログ更新はお休みです。

2024年3月 3日 (日)

天目の輝き 鎌田幸二展 生駒・緑ヶ丘美術館 2/7

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2月7日はいつもの生駒詣で、仕事なんですが、その帰りに近鉄生駒駅から歩いて15分ほどのところにある緑ヶ丘美術館へ足を運びました。

現代の天目茶碗の第一人者、鎌田幸二さんの作品展です。

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歴史的に天目茶碗は偶然の産物、その本物は中国にもなくて日本にだけ3つ伝わるのみというのが、それまでの私の知識でした。

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それが、鎌田幸二さんの40年来の研究によって、このように見事な天目茶碗の作陶が行われるようになりました。

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炎と土と釉薬の折りだす領域を、粘り強く、緻密に研究することにより、独自の天目を造りだすことに成功したそうです。

まったく、目の保養のほかに言いようのない作品展でしたが、それも本日3月3日まで。まだの方は急いで、急いで。

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葉室麟 不疑 短編傑作選 角川文庫/読了・・・・・・・・歴史小説の名手が短いながら全力投球している作品群には、ひとつの隙もないほどは凝縮された臨場感あふれる文体が続きます。新選組、赤穂浪士、キリシタン大名、北条政子、そして今週歩く安土と信長など、スポットの話しながら、あっという間にその世界に引き込まれてしまいます。

2024年3月 2日 (土)

藤川真弓のCDを大量ゲット ディスク・ユニオン 2/6

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2月6日は肥後橋で鉄道写真展を見た後、中古CD&レコードを求めて、久し振りに梅田のディスク・ユニオンを覗いてみました。

そうしたら、なんとご贔屓のヴァイオリニスト藤川真弓さんの演奏がいくつもあるではないですか。ということで、次々お買い上げです。

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藤川真弓さんの演奏との出会いは、そのデビュー盤、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第3番、第5番で、そのあまりにみずみずしい演奏に引き込まれました。

一枚目のCDは2009年1月21日に津田ホールでのライブ盤です。コレルリからバルトークまで。

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藤川真弓さんのデビュー盤は、サウスポーの指揮者パーヴォ・ベルグルンドが日本フィルを振ってサポートしています。1971年11月の録音。

次の盤は、ブラームスのクラリネットソナタからの編曲やウォルトンのソナタなどなど。2002年11月16日トッパンホールでのライブ盤です。

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藤川真弓さんのCDをその後も探し回っていたのですが、なかなか巡り合いません。

デビュー盤とは別のメンバーとのモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全集を入手したくらいでしょうか。

3枚目のCDは、バッハのシャコンヌやショーソンの詩曲など。2009年11月26日紀尾井ホールでのライブ盤。

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そして少し1974年の古いライブ録音ながら、渡邉暁雄指揮東京都交響楽団とのシベリウスのヴァイオリン協奏曲といううれしい一枚です。

これらのCDはラッキーなことに未開封のものばかりでした。実は、このシベリウス以外はもったいなくて開封もしていません、笑。

2024年3月 1日 (金)

鉄道ファン/キャノンフォトコンテスト作品展 キャノンギャラリー 2/6

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2月6日は、この日から始まった鉄道写真展を見に、肥後橋にあるキャノンギャラリーへ出かけました。

毎年のことながら、鉄道フォン誌のフォトコンテストの作品展です。

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ギャラリーの中、20枚ほどあったでしょうか、この写真はポスターに採用されていた作品です。

湘南の海を背景に、川にかかる鉄橋の上に江ノ電がいます、ここにいるのがいいかどうかは意見が分かれるかなぁ。

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一枚だけ特別な場所に掲げられていたのが、この小田急ロマンスカーGSEが富士山とたぶん丹沢山系を背景として走っています。

雲一つない青空と、一つの揺らぎもない水面に電車が映ったのはラッキーとしか言いようがないですね。

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その他目に付いたのは、これもラッキーとしか言いようのないカモレの離合の場面。

桜を背景とした早朝?の空気感、鉄橋の存在もいいですね、自分だともっと背景の森を大きく入れるかなぁ。

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眺望縁でとらえた月とモノレール、こんなに月が黄色いってあるんですね。

鶴が舞う原野と蒸気機関車、これも一瞬のラッキーですね。

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そんなのを見ながら、他のギャラリーの情報もひとつ。

南森町のギャラリーでこんなのがありますよ。

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五條永教/保山耕一 金峯山寺の365日 西日本出版社/読了・・・・・・吉野山金峯山寺の執行長である著者による、吉野山とは何かという一冊。そこでの修行の世界、聖地としての吉野、修験道とはなにかなど、まさに生の声を聴くことが出来ました。それにも増して、本に付属していた映像作家保山耕一さんによる吉野山の映像DVD、これによって臨場感が増して一層内容に踏み込むことが出来ました。

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