« 2024年5月 | トップページ | 2024年7月 »

2024年6月

2024年6月30日 (日)

私の写真展「鉄道万葉集」その2から

今から1300年前、万葉の時代の旅は徒歩でした。その道はできるだけ勾配も緩く、そしてまっすぐに延びる古代の道でした。

鉄道の黎明期、線路を敷いた路線もなるべく緩い勾配とまっすぐなルートを選んだため、万葉の時代と重なる風景が今に伝えられています。

そんな風景の中にみる「鉄道万葉集」を追いかけてみました。

Img_0912

二上山(ふたかみやま) 近鉄南大阪線 二上神社口-当麻寺間

うつそみの ひとなる吾や 明日よりは 二上山を 弟世とわが見む  大来皇女 巻2-165

(肉体を持つ人間である私は、弟が葬られた今、明日からはその墓のある二上山を弟として見ることになるのか)

刑死した弟の大津皇子の屍が殯宮(もがりのみや)から二上山に移し葬られた時に、姉の大来皇女が哀しみ痛み詠んだ歌です。悲運の大津皇子の墓は二上山山頂にあるとされています。

2018年の梅雨の真っ只中、二上山が見える撮影ポイントで待っていると近鉄の観光特急「青の交響曲」がやってきました。田植えが済んだ田には二上山の影が映り込んでいます。

Dsc02047_20240630065001

宇治川 (うじがわ)  JR奈良線 宇治川橋梁

もののふの 八十氏河の 網代木に いさよふ浪の 行く方知らずも 柿本人麻呂 巻3-264

(もののふの多くの人、その宇治川の網代の木に漂いつづける波のように、行く末のわからないことよ)

この歌は、柿本人麻呂が近江国から藤原京に戻って来る途中、宇治川のほとりに到ったところで詠んだ一首です。

かつて旧都であった近江京や宇治の行京への思いを馳せながら、自らの旅の身の不安な心を鎮めようとして詠んだ歌ということです。

人麻呂は「八十氏」(やそうじ)と氏河(うじがわ)の「うじ」をかけて歌っています。

Dsc02254

狭岑島(さみねのしま) 塩飽諸島 JR予讃線  宇多津駅  青野山展望台

沖つ波 来寄る荒礒を 敷栲の 枕とまきて  寝せる君かも 柿本人麻呂 巻2-222

(沖の波が打ち寄せる荒磯を枕にして眠っていらっしゃる君よ、実は岩の中で亡くなっている君よ)

万葉集にある柿本人麻呂の歌に讃岐の狭岑島とあるのは、現在では埋め立てによって地続きとなってしまった坂出市の沙弥島(しゃみしま)のことです。

狭岑島を含む塩飽諸島は、瀬戸大橋建設の時に土台となり、四国と本州をつなぐ役割となりました。

JR宇多津駅からタクシーを飛ばし、青野山展望台へ行き、眼下に広がる瀬戸内海の絶景を目の当たりにしました。岡山と高松をつなぐマリンライナーが写っています。

207504

愛川晶 落語刑事サダキチ 埋蔵金伝説と猫の恩返し 中公文庫/読了・・・・・・・一時は落語家を目指したベテラン刑事平林サダキチと新人刑事三崎優子、さらに落語界のホームズこと林家正蔵が町の事件を落語のストーリーに沿って解決していくという展開が面白いシリーズものです。今回は、猫の恩返しと死ぬなら今、反魂香、熊の皮をネタに事件が展開し、解決を見ました。

2024年6月29日 (土)

写真展の夜は、、、、 野田阪神の大酒家へ

05_20240629062401

5月22日から6月2日まで、阿波座の音響珈琲「長楽庵」で私の写真展「鉄道万葉集」その2を開催しました。

多くのお客さんにお越しいただきましたが、その中には当然、夜の部を期待してきていただく方も居られます。

04_20240629062401

阿波座から二駅、野田阪神は阪神電車、JR東西線、地下鉄千日前線が集中するターミナルなので、集まるのも解散するのも大変便利な場所です。

そこで見つけたのが、大酒家と書いて「だいしゅけ」というお店です。

刺身三種盛り、イカ、鯛、マグロ。

03_20240629062401

このお店の外に出ていたメニューを見たところ、とても好みの料理がかなりリーズナブルな値段で提供されることが分かりました。

またビールをはじめとするドリンク類もそこそこの値段設定で、経験上、これはいいお店だという直感がひらめきました。

だし巻の揚げ出し。

02_20240629062401

実際に入ってみると、カウンターが8席ほど、奥に4人掛けテーブル、カウンターの壁際に二人掛けテーブルが3つかな。

調理を担当しているのは、マスター一人で、お手伝いにアルバイトの女性が一人という比較的小規模のお店でした。

大振りの海老を使った海老マヨ。

01_20240629062401

写真展の間、またその後にも通い、いろいろなお料理を堪能しました。

料理の素材もいいけど、なにかひと工夫していて元々の味わいを一段引き立てています。

なめろうみたいなものをクラッカーに載せて。

他にも、湯葉刺身、角煮のから揚げ、揚げモッチーなど、絶品。

2024年6月28日 (金)

南アフリカの花 アガパンサス咲く

03_20240628053701

梅雨明けはまだですが、晴れ間もありつつ6月の後半を迎えました。

アジサイも盛んに主張していますが、夏の花アガパンサスが咲きそろいました。

02_20240628053701

スクッと伸びた茎の上に、紫色の小さなゆりの花のようなのが集団でついています。

アガパンサスは南アフリカに10~20種類の原酒、いや原種があるそうです。

01_20240628053701

アガパンサスは強い植物なので、もうほったらかしです。

冬にも青々とした葉が残りますので、庭の緑化にはうってつけの植物です。

04_20240628053701

6月末から7月初めに懸けては、アジサイとのコラボが見られ、庭が賑やかになります。

そしてもう少し暑くなってくると、いよいよ白いのやら、オレンジ色のやら、真夏の花の登場になります。

2024年6月27日 (木)

毎年の楽しみになりました、庭のアジサイ 

01_20240627065701

6月は梅雨の季節、ということで庭のアジサイを紹介します。

ひとの背丈ほどに成長しましたが、ここまで大きくするのに6~7年経っています。

これは最もポピュラーの種類、アナベルです。本来は白ですが、多少の色は付きます。

07_20240627065701

もともと庭にあったガクアジサイです。

ガクアジサイはほかのアジサイの中でも最も早く花が開いてきます。

14_20240627065701

昨年植えつけた紫のアジサイです。

右側のものはガクアジサイのような花を付けています。

08_20240627065701

これも昨年植えつけた赤い花のアジサイです。

赤いほうが映えますね。

12_20240627065701

今年植えつけた変わり種のアジサイです。

形が変わったものはあまり強くないといわれますが、さて、来年どうなるでしょうか。

05_20240627065701

アジサイは全般に強い植物で、真夏になるまでに茎を切って1時間ほど水につけた後、地面に刺してその後水やりをこまめにしておくとかなりの確率で根がついてきます。

以前はそうして増やしてきましたが、近所に卸値で販売する園芸店があるので最近はもっぱら購入して植えつけています。

00_20240627065701

梶よう子 ふくろう 講談社文庫/読了・・・・・・・江戸城内での刃傷事件というと、松の廊下で吉良に切りつけた浅野匠守の件だけかと思ったら、江戸時代を通じた5件のそういった事件があったそうです。その最後の事件が千代田事件、千代田の刃傷と言われ、その事件を舞台にした小説です。これは古株による新参者への悪質ないじめに対する鬱憤が原因とされ、5人の被害者側に厳しい沙汰がされたのに比べ、加害者側には家督相続が許されています。なかなか引き込まれて読んでしまいました。

2024年6月26日 (水)

JR総持寺駅で待ち合わせ鉄 6/20

Dsc05691

6月20日はかぎろひ歴史探訪・番外編で摂津富田界隈を歩きましたが、早く着きすぎたので集合場所のJR総持寺駅のホーム端でしばらく撮影していました。

関空特急「はるか」です。数えてみると8両という堂々たる編成ですね。海外からのお客さんも増えてそこそこの乗車率ですね。

Dsc05694

大阪と敦賀をつなぐサンダーバードです。新幹線乗継特急という位置づけですが、よく利用されていますね。

それなら、大阪から環状線を通って西九条停車、天王寺停車とかそういう運行はできないものでしょうか。

Dsc05695

カモレもやってきます。阪神間ではあんまり見ないEF510も数本やってきました。

Dsc05696

お馴染みのEF210-300番代の桃太郎です。

EF210は余りに両数が多いので、またかいな!と言われるかもしれませんが、私は好きなスタイルなんですよね。

Dsc05690

225系の新快速電車も撮影しました。

この225系は車内の照明がLED化されていて明るいのがいいですね。

Dsc05711

摂津富田界隈を歩き回って、お帰りになる方を阪急の駅にお送りした時の一枚。

阪急京都線8300系の「準特急」って初めて撮影したかも。準特急ってどうなの。

2024年6月25日 (火)

かぎろひ歴史探訪・番外編 総持寺と摂津富田 6/20

JR総持寺駅11時集合 ⇒ 西河原公園 ⇒ 新屋坐天照御魂神社 ⇒ 磯良神社(疣水神社) ⇒ 総持寺・ランチ ⇒ 慶瑞禅寺 ⇒ 大宅壮一顕彰碑 ⇒ 教行寺 ⇒ 清鶴酒造 ⇒ 三輪神社 ⇒ 普門寺 ⇒ 本照寺 ⇒ 阪急・JR駅 ⇒ 寿酒造・國乃長タップルーム ⇒ 反省会

Map2

6月20日は奈良歩き、かぎろひ歴史探訪の方々を奈良以外の場所へ案内する番外編で、総持寺と摂津富田を歩きました。

摂津富田は京都と大阪の中間にあって、一向宗、浄土真宗による寺内町を形成していた歴史があります。

Dsc05697_20240625053301

まず訪れたのは、新屋坐天照御魂神社(にいやにいますあまてるみたまじんじゃ)という古社です。

茨木市内には同名の神社が3社あり、そのうちの西河原社と言うのがここです。

Dsc05699_20240625052001

もともとその新屋坐天照御魂神社があったところに現在あるのは磯良(いそら)神社です。

新屋坐天照御魂神社内にあった磯良神社の疣水(疣取りの水)が有名になり、本社が別の場所に移設されたという本末転倒の歴史があるそうです。

Dsc05703_20240625052001

次に訪れたのは、有名な総持寺です。この本堂は1603年豊臣秀頼の寄進によった建てられた建物です。

ここには大きなジャカランダの樹があり、見事な紫色の花を咲かせていました。

06_20240625052001

ランチは総持寺の境内にあるレストランでいただきました。この季節、冷房が効いている室内での休憩が大切ですね。

ランチのご膳はこんな感じ、いくつもの小皿、椀の料理が並び、堪能しました。これで1500円はお値打ちでした。

Dsc05705_20240625053301

ランチの後に訪れたのは、黄檗山万福寺の流れをくんだ慶瑞禅寺(けいずいぜんじ)です。

ピリッとした空気感のある禅寺ですが、ここは沢の鶴酒造の創業者の菩提寺ということで、沢の鶴の名前が入った供養塔やベンチがありました。

Dsc05709

摂津富田の寺内町、いくつかのお寺をめぐり最後に訪れたのは浄土真宗の本照寺です。

ここは富田御坊と言われ、高槻、茨木の本願寺の教えの中心となって栄えました。

この後、高槻の寿酒造がリニューアルオープンした國乃長タップルームでクラフトビールをいただき、疲れを癒しました。

02_20240625052001

植松三十里 咸臨丸、サンフランシスコにて 角川文庫/読了・・・・・・・咸臨丸に乗船して初めてアメリカにわたった一行の内、仕官ではなく一人の水夫を主人公に、その苦労といきざまを描いた一冊。また、咸臨丸研究に最大の資料提供している文倉平次郎の著作「幕末軍艦咸臨丸」 、その物語を後日談として一つの小説に仕立てています。いずれも見事な文章でつづられていて、のめり込むように一日で読破してしまいました。

2024年6月24日 (月)

神戸アンサンブルソロイスツ第40回記念演奏会 6/23

Thumbnail_image5_20240624053901

昨日は神戸アンサンブルソロイスツの第40回となる記念演奏会を聞きました。

1994年に発足したアンサンブルで、最近は客演指揮者に平林遼さん(刺激的でした)を迎えたり、意欲的な取り組みをされていますね。

Thumbnail_image2_20240624053901

この日のプログラムは、40回ら因んだのか、モーツァルトの40番とブラームスの4番がメインというプログラムです。

その前にメンデルスゾーンの序曲「美しいメルジーネの物語」が演奏されましたが、初めて聞くこの音楽、滔々としたその流れに引き込まれてしまいました。

Thumbnail_image1_20240624053901

指揮はこのアンサンブルの常任である山川茂さん、モーツァルトでもブラームスでもひたすらインテンポで音楽を進める姿勢が音楽に反映していました。

小細工をせずに真摯に音楽を構築していくと、特になんと素晴らしいモーツァルト、ブラームスになったことでしょう。ブラボーです。

Thumbnail_image3_20240624053901

アマチュアですから、音が少し雑になるのも仕方ないことですが、そんな中、ブラームスではフルートとオーボエの輝かしい音に救われました、これも良かったです。

会場の神戸文化ホールです。雨模様の日だったこともあり、お客さんが少なかったことが残念でしたね。

01_20240624054001

梶よう子 本日も晴天なり 鉄砲同心つつじ暦 集英社文庫/読了・・・・・・・ご贔屓の作家、梶よう子の作品なのであわてずじっくり読みました。幕末の風雲急になる直前の江戸の同心屋敷で、生活の足しになるようにつつじを栽培している同心という設定で、その家族に起こる様々な事件や難題に立ち向かう姿を柔らかく、柔らかく描いています。シリーズ化されるのかな。

2024年6月23日 (日)

関西フィルハーモニー管弦楽団第347回定期演奏会 6/22

04_20240623053401

昨日6月22日はお誘いをいただいて関西フィルハーモニー管弦楽団の第347回定期演奏会を聞きました。

「偏愛、、、シェーンベルクの愛が映し出すブラームスの隠された狂気」って、何だかわかるようなわからんような?

03_20240623053401

ということで、シベリウスのヴァイオリン協奏曲とブラームスのピアノ四重奏曲第1番の管弦楽版、シェーンベルクによる編曲版というプログラム、もうこれはお腹いっぱいになる並びですね。

02_20240623053401

ヴァイオリンは堀米ゆず子さん、何だか最近この方に当たることが多いですね。

とても繊細かつ大胆、そして堂々とした風格も感じさせられるんですよね、今回も第一楽章の入りから魅了されました。

01_20240623053401

指揮は沼尻竜典さん、沼尻さんというとセンチュリー交響楽団とのショスタコーヴィチの交響曲第11番というのが強烈なイメージで残っていますが、今回も丁寧(というか律儀な指揮振り)でこの難曲をリードしていました。

圧巻はコーダで見せたテンポのあおりで、今回も強烈な印象を残して大曲を締めてくれました。

05_20240623053401

会場のザ・シンフォニーホール、そのプロムナード通路です。

開館から40年以上になりますが、ホール自体が素晴らしい楽器になってきたなぁと感じる素晴らしい音響でした。

2024年6月22日 (土)

優雅なゆりまつり 率川(いさがわ)神社 6/17

Dsc05679

6月17日は近鉄奈良駅、JR奈良駅の中間くらいにある率川神社の三枝祭(さいくさのまつり)、通称ゆりまつりが行われるということで出かけました。

三島由紀夫が「これほど美しい神事は見たことがなかった」と作品の中で書いたお祭りです。

Dsc05645

率川神社は、593年に勅命によりお祀りした奈良市最古の神社です。本殿は一間社春日造の三殿並列です。

三枝祭は、文武天皇の大宝元年(701)制定の「大宝令」には既に国家の祭祀として規定されており、疫病を鎮めることを祈る由緒あるお祭りです。

Dsc05647

午後1時15分から本殿を前に神事が行われ、この日行列として練り歩く人たちが安全祈願祭のお祓いを受けています。

Dsc05649

13時半頃になると、いよいよ幡を持った人を先頭に率川神社を出て、町へ繰り出していきます。

Dsc05664_20240622060301

率川神社を出発した行列は、近鉄奈良駅から東向商店街の中を通り、餅飯殿商店街のほうへ向かって歩みを進めていきます。

いつもインバウンドで人だかりができる高速餅の中谷堂さんもこの日はお休みでした。

Dsc05680

行列は午後3時くらいに再び率川神社へ戻ってきました。

小さなお子さんの手を引いたお母さんたちも、大きな傘を持ったお兄さんたちも、七媛女(ななおとめ)、ゆり姫 の皆さんお疲れ様でした。

2024年6月21日 (金)

そういえば行ってました、大阪市立東洋陶磁美術館 6/15

01_20240621055401

そういえば、6月15日の昼からは新しくなった大阪市立東洋陶磁美術館へ行ってました。

東洋陶磁美術館は住友グループの安宅コレクションの中国・韓国陶磁を中心に東洋陶磁のコレクションとして、世界第一級の質と量を誇っている美術館です。

02_20240621055401

美術館に入って最初に目に入った朝鮮白磁の壺です。

ソウルの国立美術館で見た白磁、青磁の見事な壺を思い出しました。

04_20240621055401

鶴の文様がちりばめられた青磁の梅瓶です。

見事な壺のフォルムの中に鶴が舞っています。

03_20240621055401

この東洋陶磁美術館の白眉となる油滴天目茶碗です。

かつては秀吉も手にしたとされる名品、国宝です。

08_20240621055401

この美術館の収蔵品の多くは中国、朝鮮ですが、日本のものもいくつか展示されています。

薄い色合いですが、奈良三彩の壺です。8世紀ころのものだったかなぁ。

11_20240621055401

中国の墓の副葬品と考えられるふくよかな表情の女性像です。

これはゆっくりと回る回転台の上に乗せられていて、全身が見られるように工夫されていました。

14_20240621055401

そして、この美術館を代表するもう一つの作品がこの飛青磁花生です。

「完璧」という言葉が似合う、さすがと思わせる青磁でした。

2024年6月20日 (木)

そういえば行ってました キース・ヘリング展 6/14

02_20240620051501

6月14日は昼からの兵庫芸術文化センター管弦楽団の定期演奏会の前に兵庫県立美術館へ行って、開催中のキース・ヘリング展を見ました。

この日は、夜に四国からのお客さんと逢う予定もあり、朝から夜までみっちりとした予定で詰まった一日でした。

03_20240620051501

キース・ヘリング(1958-1990)は、1980年代のアメリカのポップカルチャーのリーダーともいえる存在でしたが、エイズのために31歳で亡くなったストリートアーティストでした。

地下鉄に乗っているキース・ヘリング、彼の活動は地下鉄から始まりました。

05_20240620051501

地下鉄の使われていない広告掲示板に黒い紙を貼り、そこに自由なイラストを描き始めたのが1980年、それがだんだん話題になり、アーティストとして認められていきました。

これもそうしたサブウェイ・ドローイングとされる作品のひとつ、シンプルな線による単純な繰り返しと猿?のモチーフはへリングのその後の作品へも反映していますね。

06_20240620051501

犬の中にたくさんの犬のイラストや人がすき間の無いほど押し込まれています。

こういうのはインカの壁画などにもあるけれど、そういった影響なのかなぁ。

12_20240620051501

同時代のアメリカのポップアートの旗手であったアンディ・ウォーホールをモデルにしたアンディ・マウスです。

16_20240620051501

1988年に広島を訪れたヘリングは、広島サンプラザホールで行われたチャリティ・コンサート「HIROSHIMA ’88」のためにメインイメージを手がけたポスターなのかな。そちらの方にも同じデザインが使われています。

そうしたキース・ヘリングの作品がたくさん展示されていて、美術館を出てもその日は視るものすべてに線刻のようなイメージが焼き付いてしまいました。

00_20240620051501

澤田瞳子 星落ちて、なお 文春文庫/読了・・・・・・・著者が直木賞を得た作品。幕末から明治にかけて活躍した画家、河鍋暁斎の娘とよ、のちの河鍋暁翠から見た父の暁斎や兄に暁雲、家族とは何か、さらに自身の周りの人たちの生き様を時代の変遷とともに描き出した作品。埼玉県蕨市の河鍋暁斎記念美術館には彼らの作品が収められているそうな、見てみたいなぁ。

2024年6月19日 (水)

長法寺七つ塚古墳群から乙訓寺へ 6/12

022nana0_zumenn

6月12日は思い立ち京都西山の光明寺を訪ね、そこから東へ向って長法寺七つ塚古墳群を見て歩きました。

長法寺七つ塚古墳は、古墳時代後期の古墳群で、1基の帆立式古墳と6基の方墳から構成されています。

Dsc05640

畑の中にある1号墳です。現在は個人の所有のようです。

既に半壊状態で単なる土盛りにしか見えません。

Dsc05641

公園に隣接して保存されている5号墳です。

方墳の形状になっていますが、おそらく整備の時にもともとあっただろう形状に造られているものと思います。

Dsc05642

駐車場の中に取り込まれてしまっている6号墳です。

こうなるともう邪魔者扱いのようです。

066nana3_0zumen

1818nana4_0zumen

既に住宅開発で消滅してしまった方墳の3号墳と帆立貝式の4号墳の発掘図です。

開発前の緊急発掘調査で複数の埋葬施設が見つかっており、須恵器などの供献土器とともに装身具なども副葬されていたそうです。

Dsc05643

長法寺七つ塚古墳群を過ぎて少し歩くと、空海ゆかりの乙訓寺へ到着しました。継体天皇乙訓宮跡とも言われています。

奈良歩き、かぎろひ歴史探訪の方々を私が奈良以外に案内する番外編では、7月にこのあたりを歩いて、その後サントリービール京都工場の見学コースでお勉強する予定です。

2024年6月18日 (火)

京都西山浄土宗の光明寺へ 6/12

Dsc05622_20240618055401

6月12日は、JR線が信号故障でグダグダになっていたけれど、先の予定を見るとこの日しかなかったのでJR長岡京駅まで何とか行って、駅前からバスに乗って京都西山の光明寺へ向いました。

ここは、紅葉の名所として名高いスポットですが、この季節は人影もまばらで自然の中に溶け込んでいる様子でした。

Photo_20240618060101

光明寺の境内図です。(クリックすると大きくなります)

かなり広い境内の中に御影堂を中心として、数々の建物が散在しています。

Dsc05625

総門を入ってからは緩やかな階段によって表参道を歩きます。

この辺りも青紅葉と新緑が綺麗です。

Dsc05629

光明寺は、浄土宗の開祖、法然ゆかりの寺で、法然が専修念仏の確信をえた後、最初にお念仏の教えを広く説き始めた地です。

また、延暦寺の衆徒により、法然の墳墓の破却が企てられ、門弟たちが遺骸を運び、法然上人の17回忌にこの地で火葬しました。

Dsc05628

宝暦3年(1753)に再建された光明寺の御影堂です。

この日はなにか行事が行われていたのか、堂内からは読経の響きが伝わってきました。

Dsc05636

法然を火葬にしたところが、御火葬地として守られていました。

光明寺は、7月に予定している歴史探訪・番外編で訪れることにしているお寺です。

法然さんと浄土宗について勉強しなければなりませんね。

2024年6月17日 (月)

橋本京子ピアノリサイタル 大阪大学ワンコイン市民コンサート 6/16

Thumbnail_image3_20240617051401

昨日6月16日は、いつもの大阪大学ワンコイン市民コンサートのお手伝いに出かけました。

会場整理やお客さんの受付、終了後のピアノや椅子の片づけなどなど、やることはいろいろありますね。

Thumbnail_image2_20240617051401

このワンコインコンサートのご常連でもある橋本京子さんは、もう何十年も海外生活が続く教育者で、演奏では世界の第一線のアーティストとの協演が続いています。

この日のインタビューでも、斉藤秀雄にしごかれた話から始まり、メニューイン、ギドン・クレーメル、ルッジェロ・リッチなどビッグネームの話しがポンポン飛び出していました。

Thumbnail_image1_20240617051401

昨日演奏されたのは、フォーレの前奏曲、ドビュッシーの前奏曲、後半がベートーヴェンの大曲「ハンマー・クラヴィーア」でした。

それぞれニュアンスは違いますが、橋本さんらしい力強い演奏に魅了されました。

Thumbnail_image4_20240617051401

会場の大阪大学会館、ピアノは1920年製のベーゼンドルファー、まさにヴィンテージ・ピアノです。

ちなみに、来月も橋本京子さんご出演で、いまや世界的ヴァイオリニストとなったチョ・ジンジョの日本デビューコンサートになるフォーレのソナタそのほかが予定されています。

01_20240617051701

河部壮一郎 デジタル時代の恐竜学 インターナショナル新書/読了・・・・・・・恐竜化石の解析って、岩からのクリーニングで化石を取り出すと思っていたものの、いまやCTスキャン、MRIなどの機器を駆使するばかりか、データ解析にもパソコンが威力を発揮し、復元には3Dプリンターが利用されるというまさにデジタル時代の恐竜学の現場が紹介されています。恐竜学に関わらず、いろいろな分野でこういう進歩があるのでしょうね。すごいなぁ。

2024年6月16日 (日)

兵庫芸術文化センター管弦楽団第151回定期演奏会 6/14

01_20240616070901

6月14日は、兵庫芸術文化センター管弦楽団の第151回定期演奏会を聞きました。

チェコの国民的音楽であるスメタナの連作交響詩「わが祖国」を聞きます。

05_20240616070901

前半が、高い城、(モルダウ)って書いてるけど今はたいていチェコ語のヴルタヴァで通していますね、そしてシャールカ。

後半が残り3曲、ボヘミアの森と草原から、ターボルとプラニークは連続する主題でつながるので、ほぼ休むことなく演奏されました。

04_20240616070901

指揮は、このオーケストラに度々登場する下野竜也さん。

リハーサルでもその様子を見ましたが、きびきびとした指揮姿、特にシャールカで弦楽器をあおる様子は若々しい音楽に通じていました。

03_20240616070901

今回も、ゲスト・トップ・プレーヤーは豪華なラインナップでした。

特にゲストコンサートマスターに元NHK交響楽団の白井圭さん、チェロのゲスト・トッププレーヤーに同じくNHK交響楽団の辻本玲さんご出演とはうれしいですね。

02_20240616070901

ところが、推しのオーボエ奏者、山田涼子さんが5月で退団、東京を拠点として活動されるようで、この日はエキストラプレーヤーとしてのご出演でした。

華やかな音色で楽しませていただいていただけに、もう少し聞きたかったなぁ、今後のご活躍を祈念いたします。

2024年6月15日 (土)

交野の町歩き 続き 6/10

Dsc05603

6月10日は、藤阪から長尾へ歩いて王仁博士墓を見た後、河内磐船まで移動し、今度は交野の古い町並みを歩きました。

土壁が露わになった大きな屋敷は、交野桜の銘柄で有名な山野酒造の建物です。

Dsc05605

豪壮な長屋門が迎えてくれましたが、お酒のショップは門の反対側にありました。

ショップはたくさんのお酒が並んでいましたが、試飲とかはどうもなさそうな感じでしたが、どうなんでしょう。

Dsc05608

Dsc05609

町中を歩いていると、お寺が集まっている地域がありました。

いわゆる寺町になるのでしょうか、浄土真宗の無量光寺と、何だか迷い込んだ名前のわからなかったお寺です。

Dsc05610

さらに歩いて私部(きさべ)城址へやってきました。

私部城は戦国時代のこの辺りの安見氏の居城で、平城の遺構として貴重なものだということです。

Dsc05612_20240615060701

私部城址の廻りをま歩いていると、はっきりと堀跡とわかるところがありました。

手前は水田になっていますが、土塁がかなり当時のままと思われる遺構が残っていました。

580_178  

藤澤志穂子 駅ものがたり 人とメロディの中心に鉄道があった 交通新聞社新書/読了・・・・・・・大阪環状線の各駅や京阪電車の駅では、それぞれの駅に因んだ発車メロディが設定されていて、よく耳にしますね。そういう事例を集めて、町と音楽とのかかわりをまとめた一冊。とはいうものの、最近の曲はようわからんので、なんとも想像のしようもないのもあったけど、荒城の月など、古いところは良くわかりました。駅の様子とか、そこを走っている車両との関わりとか、もう少し鉄道寄りの内容が欲しかったけど。

こんなサイトで、いろいろ紹介されているみたいです。ご当地駅メロディー資料館

2024年6月14日 (金)

長尾から河内磐船へ 交野を歩く 6/10

Dsc05588

6月10日は思い立ち、JR学研都市線の藤阪から歩いて王仁博士墓を見た後、長尾駅前でランチをとりました。

長尾駅は学研都市線がまだ片町線と呼ばれたときに来ていますが、電化と非電化の境界駅で、ここから木津まではディーゼルカーの運転でした。

木津-長尾間が電化されたのはJR移行後の1989年と、なんだかつい最近だなぁと思うのは歳を取ったせいでしょうか。

Dsc05593

さて、やってきたのは河内磐船駅です。駅前に、大きな石を使ったモニュメントがありました。

岩で作った船というイメージかと思いますが、本来の磐船とは、上が真っ平らな大きな岩というもののようで、それが天から下りてきたというまるでUFO降臨のような伝説によるものだと思うのですけれど。

Dsc05596

さて、河内磐船駅から1キロほど歩くと交野の町へ出てきました。

そこにあったのがどこにでもありそうなとは失礼だけど、住吉神社です。

Dsc05598

この住吉神社の本殿は奈良の春日大社から移設、いわゆる春日移しによってもたらされたものでした。

こういう例はあっちこっちにありますが、ここのものは大阪府内に9例あるもののひとつで、本社本殿を移築したものです。

Dsc05599

さらに歩くと、とてつもない屋敷に出会いました。北田家住宅と呼ばれています。

もと私部城主安見氏の重臣で、江戸時代旗本畠山の代官職を務めたことから、代官屋敷とも呼ばれている建物です。

Dsc05600

表に回ると、ずらーっと長い長屋門がありました。

この長屋門は桁行55.8mもあり、民家のものとしては日本一の長さを誇るということです。

Dsc05601_20240614050201

入母屋造の主屋、表門、乾蔵、北蔵が重要文化財に指定されているということですが、個人宅ということで見学はかないません。

表門は何とも豪壮なもので、いかにも武士が出入りするような感じでした。まだまだ、交野の町歩きが続きます。

2024年6月13日 (木)

王仁(ワニ)博士の墓へ 6/10

Dsc05560

6月10日は思い立ち、JR片町線に乗って高架化された藤阪駅へやってきました。

たぶん初めて降りた駅かと思いますが、駅前に旧線時代の枕木の柵があったりして、その時代を忍ばせてもらいました。

Dsc05572

駅からずいぶん歩いて到着したのが王仁博士の墓があるところでした。

王仁博士は、4世紀に百済から日本に渡り、漢字や儒教などの学問を伝えてくれた人物です。

韓国風の堂々たる門が迎えてくれました。以前から気になっていたところでした。

Dsc05573

中に入ると王仁博士の墓がありました。墓標の前に丸っこい石が置かれていました。

江戸時代中期、京都の儒者並川誠所が、享保16年(1731)に枚方市禁野にある和田寺の記録から、藤阪のオニ塚の自然石(たぶん丸っこい石のこと)が王仁博士の墓であるとし、領主の久貝氏に進言し、墓所として整備したとされています。

Dsc05562

藤阪駅から王仁博士の墓へ向かう途中、旧田中家鋳物民俗博物館というのがありました。

江戸時代の鋳物工房をそのまま見ることができるそうですが、この日は月曜日でお休みでした。

Dsc05565

旧田中家鋳物民俗博物館の近くにあったのが藤阪菅原神社です。

JR片町線によって参道が分断されていて、参道入り口からJR線の下をくぐって拝殿にやってくるという珍しい立地です。

Photo_20240613053101

下川裕治 シニアになってひとり旅 朝日文庫/読了・・・・・・・世界各地、特に東南アジアを中心にバス旅やローカル鉄道旅を繰り返す著者ですが、コロナ禍によって海外への渡航も閉ざされてしまい、しかたなく国内旅行で花巻、苫小牧、小湊鉄道、小豆島のほか、東京のバス路線、高尾山登山などをまわったルポ。70歳を前にした悲哀ただようひとり旅でした。

2024年6月12日 (水)

高槻の酒蔵 國乃長にタップルームオープン 6/8

Dsc05556

6月9日は、今月に行う歴史探訪・番外編の下見を兼ねて、摂津富田を歩きました。

この日の目的は6月1日にグランドオープンした高槻の酒蔵、寿酒造の新しい施設を訪れることでした。

Dsc05557

新しくオープンしたのは國乃長タップルームといい、お酒やビールの販売と飲食ができる施設です。

タップルームでも焼き鳥などはあるのですが、「フード・ソフトドリンクの持ち込みは自由」というのはうれしいですね。

Dsc05558

お店の前には広いスペースがあって、テントとテーブルが置かれています。

これからは雨が降ったり、日差しが強くなるなど、天候に左右されるのでありがたいことです。

Dsc05559

さて、そのお値段ですけれど、お酒は一合で600~800円、ビールは1パイント700~800円です。

1パイントは、473.176473ミリリットルだそうです。まぁ、大体0.5リットルです。

09_20240612052501

その1パイント、蔵ケルシュという國乃長自慢のクラフトビールをいただきました。

すっきりとした飲み口は、どんな料理とも合いそうです。

奈良歩き、かぎろひ歴史探訪の方々を奈良以外に案内する歴史探訪・番外編、摂津富田編は6月20日に行う予定です。

2024年6月11日 (火)

歴史探訪の前に駅撮り 鶴橋駅 6/6

Dsc05482_20240611053501

6月6日は春の奈良歩き、かぎろひ歴史探訪で桜井駅へ向いましたが、鶴橋駅での待ち時間を利用してホーム端でしばらく撮影していました。

早速やってきた関西・大阪万博、EXPO2025カラーの編成です。

Dsc05474

大阪線の上本町行き快速急行、ウィングがついて、LED表示が採用されたリニューアル編成です。

Dsc05485

なんば行きの準急、前パン編成です。

朝早いので、満員のお客さんを運んでいます。

Dsc05480_20240611053501

静かにやってきたのは、近鉄特急の回送です。

これが2両編成ばかりの5連、10両編成の特急でした。

 

Dsc05489

なんやかんやで、桜井駅で乗ってきた快速急行を見送りました。

集合時間9時半の30分前に到着しました。

02_20240611053501

谷津矢車 吉宗の星 実業之日本社文庫/読了・・・・・・・将軍徳川吉宗一代記ではあるけれど、フィクションの部分が多く、歴史小説というよりもいろいろな人が実名で登場するものの時代小説に近い形で書かれています。いわゆる暴れん坊将軍とか、そういうイメージとは違うけれど、吉宗が藩主、将軍に上り詰めていくにしたがって孤独感が増していく様子は見事に構成されていますね。じっくり読みました。

2024年6月10日 (月)

宝塚市交響楽団第73回定期演奏会 6/9

Thumbnail_image4_20240610053701

昨日6月9日は特に予定はなかったのですが、関西アマオケカレンダーのサイトを見ると宝塚市交響楽団の定期演奏会があることを思い出し、昼から出かけて兵庫芸術文化センターへ足を運びました。

6月2日に写真展を終えてから緊張感のない生活になっているのでしょうかね。

Thumbnail_image2_20240610053701

さて、来てみると、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番は大変な名曲だけど、シベリウスの交響曲第1番とは渋い選曲ですね。

当日券で3階の座席を確保しました。芸文センターで開催して千円は安いですね、楽員の負担も大きいわけですが。

Thumbnail_image1_20240610053701

指揮はウクライナで活躍していた浦優介さんです。ロシアの侵攻で現地での活動が出来なくなったそうです。

なにかと戦争の影響を受けた指揮者がいるようで、王子こと高谷光信さんも活動に影響を受けていましたね。

浦さん、きびきびとした指揮スタイルでぐいぐいオーケストラを率いる姿は素晴らしいです。

Thumbnail_image0_20240610053701

ピアニストは、以前ラフマニノフの第3番でバリバリの演奏を聞かせてくれた神戸市出身の崎谷昭弘さんです。

音楽の構築性が目に見えるかのようなガチッとした力強い演奏はさすがです。

しかし、この高いレベルのピアニストさんがプロオケではなくアマオケと組まなくてはならないって、ピアニストの世界も競争が厳しいのでしょうね。

Thumbnail_image3_20240610053701

それにしても、関西のアマオケでもトップレベルの腕前を披露する宝塚市交響楽団ですが、さて、何を目指しているのでしょうか。

正直、プロオケのまねをしているような気がしますが、腕前で追いつけるわけでもないですね。

「儲けないでいい」「自由に演奏できる」というアマオケの特権を生かして、できることはもっとあるはずなのになぁと、以前にもこのオーケストラの演奏を聞いて思ったことがありましたね。

2024年6月 9日 (日)

かぎろひ歴史探訪 談山神社と聖林寺 6/6

近鉄・JR桜井駅 ⇒ バスで談山神社・歴史講座 ⇒ 旧参道 ⇒ バスで聖林寺 ⇒ 西内酒造で反省会 ⇒ 桜井駅 ⇒ 近鉄西大寺駅で二次会

Dsc05492

6月6日は春の奈良歩き、かぎろひ歴史探訪で朝9時半に集合、9時45分のバスで一路山の上に上がり談山神社を目指しました。

駅前にあったお気に入りのマルツベーカリーさんが閉店してしまったのは本当に残念です。復活ならないかなぁ。

Dsc05499_20240609070501

談山神社バス停に到着してすぐに訪れたのが、鎌足の二男、藤原不比等を祀る十三重塔です。

台石の高さ0.9m、頂まで4.0mの石塔で、永仁六年(1292)の大工の刻銘があるそうです。

Dsc05504_20240609070501

談山神社の象徴でもある桧皮葺の木造十三重塔です。季節柄、青紅葉がきれいで目に沁みます。緑ですが、青紅葉です。

藤原鎌足公を祀る談山神社は、『大化の改新』の起源となる蹴鞠会において 極秘の談合を行った地として有名です。

Dsc05508

観音堂では、秘仏如意輪観音像が公開されていて、せっかくなので拝まさせていただきました。

ボランティアガイドの方もおられ、新設の解説いただきました。7月いっぱいまで公開が続きます。

Dsc05527

談山神社を後にして、旧参道を歩いてしばらく下りました。

山門のあたりは幽玄な雰囲気で清らかな空気が流れていました。

山門があるのは、廃仏希釈が行われる明治初期まで、談山神社は多武峰寺というお寺だったからです。

Dsc05535

今度はバスで聖林寺まで降りてきました。有名な十一面観音さんが居られるお寺です。

その均整のとれた肢体は神聖、威圧、優美、静謐、さまざまな様子を兼ね備えていて、思わず頭が垂れてしまいます。

 

Dsc05540

頭を垂れたところで、聖林寺から少し下ったところにある西内酒造さんで反省会です。

お店でお酒を購入して、酒蔵の中で一杯やりました。幸せな時間と空間でした。

2024年6月 8日 (土)

阿波座の長楽庵から野田阪神へ 写真展・番外歴史探訪 5/31

36_20240608055701

5月31日は私の写真展「鉄道万葉集」その2の開催中でしたが、ちょうど奈良歩き、かぎろひ歴史探訪の方々が来られたこともあり、会場の長楽庵から野田阪神までを歩きました。

31_20240608055701

長楽庵を出て北へ向い、元の塩干魚市場であり、戦後の一時、飛行場にもなっていた靭公園の中を通って、近くの公園にやってきました。

関西法律学校、現在の関西大学発祥の地の碑が立っていました。設立に当たっては大津事件の児島惟謙も関わっていました。

34_20240608055901

さらに北へ向かうと、元津和野藩蔵屋敷跡に建つ花乃井中学校の敷地の角に「此花乃井」の顕彰碑がありました。

明治元年の明治天皇行幸に際して、この井戸の水を汲み上げて「玉水」として献上したということです。

30_20240608055701

土佐堀通りに出たところに、明治時代のジャーナリストである宮武外骨にゆかりの地碑がありました。

宮武外骨が世の中のすべてに事を「滑稽」ととらえた滑稽新聞を発行した新聞社がここにあったというゆかりです。

29_20240608055701

土佐堀通りを西へ進むと、料亭?割烹の建物の脇に、薩摩藩蔵屋敷跡の碑がありました。

土佐堀通りはまさに土佐堀という運河の跡で、その両岸には各藩の蔵屋敷が立ち並んでいました。

28_20240608055701

土佐堀通りから北へ向った大きな土佐堀3丁目交差点の北西角に小説「泥の河」舞台の地の碑がありました。

宮本輝の小説「泥の河」は、堂島川と土佐堀川が合流して安治川と名前を変えるこの辺り一帯を舞台としています。

27_20240608055701

小説「泥の河」の舞台のひとつである船津橋を渡ったところにあるのが、大阪市中央卸売市場本場です。

朝は多くの車が出入りする活気に満ちているのですが、夕方はその喧騒がうそのように静まり返っていました。

25_20240608055701

野田の古い町並みの中に入ると、さらに静けさに満たされていて、その一角に野田恵比寿神社があります。

古代、この辺りはいくつもの島が点在していた地形で、陸地化した平安時代以降人々が住み始め、この神社もその頃に創建されたようです。

24_20240608055701

野田恵比寿神社の北側には浄土真宗の極楽寺というお寺があります。

ここは戦国時代に本願寺10世の證如上人を守るために21人もの門徒が討死したということで、碑が建てられ語り継がれています。

22_20240608055701

環状線野田駅が見えるところまで歩くと、多摩川の交差点に野田城跡の碑がありました。

この辺りは戦国時代の野田城があったところで、信長の石山本願寺攻めや大阪の陣での激戦があったそうです。

 

そうそう、このようなルートを歩いた後、皆さんと共にビールでのどを潤したのは言うまでもないことですが。

2024年6月 7日 (金)

写真展のランチ 五右衛門とウオタチ

14_20240607065601

5月22日から6月2日までの期間で今年も大阪阿波座の音響珈琲「長楽庵」で写真展を開催しました。

現役引退後、毎年写真展やら浮世絵(納屋から見つかった)展など、何らかのイベントとして行っていて、7回目の開催となりました。

15_20240607065601

ということで、ほぼ毎日大阪阿波座まで通っていたのですが、その都度どこかでランチをとるという機会もありました。

ずっとお世話になっていた野田阪神の裏町、地獄谷の五右衛門さんでチキンカツカレーをいただきました。700円。

05_20240607065601

ランチの多くは、長楽庵さんから歩いて5分ほどのところにある魚屋さんウオタチの奥のカウンターへ座りました。

天丼のランチ、海老が3匹、その他野菜などもかなり載せられていました。ヨコワ?のお造りもあります。

10_20240607065601

海鮮丼のランチです。このお店の味噌汁が濃厚で旨味たっぷりなのです。

魚の切り身が分厚くて、かなりの食べごたえです。

01_20240607065601

ずらりお刺身が並んだランチです。ウオタチさんのランチはいずれも1000~1300円程度で大変お値打ちです。

タチウオ、サワラ、ハマチ、マグロ、ヨコワかな、分厚いお刺身10切れはもう十分な量でした。

2024年6月 6日 (木)

空海展「密教のルーツとマンダラ世界」 奈良国立博物館 6/5

01_20240606045101

昨日6月5日はいつもの生駒詣で、仕事なんですが、その帰りに会期終了も迫った奈良国立博物館で開催中の空海展に行ってきました。

(上の空海展をクリックすると中心的な展示物を見ることが出来ます)

「密教のルーツとマンダラ世界」ということで、日本だけでなくインドネシアにある密教の資料も展示されている重厚な空海生誕1250年記念特別展でした。

Thumbnail_image1_20240606045001

奈良公園内の博物館の案内板です。右側の通路は人が多いので、左の方向、少し遠回りになりますが、そちらを進みました。

周りは多くの外国人、相変わらず鹿にお辞儀をさせて鹿せんべえを与える姿が見られました。

Dsc05467_20240606045001

数多くの展示物の中から撮影しても良いという一点、中国の唐時代、長安にあった安国寺跡で発見された文殊菩薩さんです。

服装や持物から金剛波羅蜜(こんごうはらみつ)菩薩に近いとされています。

Dsc05469

発掘に当たり、多くの密教に関係する像が見つかっており、長安での密教の隆盛を物語るものとされています。

その他、多くの空海、密教関係のものが展示されており、特に空海に密教の奥義を授けた恵果の姿絵に空海が「恵果阿闍梨師」と揮毫したものは印象的な展示物でした。

Thumbnail_image0_20240606045001

国立博物館の旧館、現在の仏像館の建物です。

今回は空海展で満腹になったので立ち寄りませんでした。

それにしても、めちゃくちゃ観覧者が多く、混雑していた空海展ではありました。

Photo_20240606045001

近衛龍春 嶋左近の関ヶ原 実業之日本社文庫/読了・・・・・・450ページを超える力作で、内容も濃いので時間がかかりましたが、ずっと戦国時代にいて緊張の読書時間でした。「三成に過ぎたるものが二つあり、嶋の左近と佐和山の城」と言われたように、武勇で鳴らした嶋左近の物語です。嶋左近はそれなりに武のものかもしれないけれど、仕えたのが三成ではやはり実力を発揮できなかったのではないでしょうか。そういう三成像も描かれています。ただ、この著者、データを並べ過ぎ難ちゃうかな。調べた資料をすべて載せたいという欲求があるような。

2024年6月 5日 (水)

K.G.R.鉄路写真展Vo..11「特集:関西の私鉄」 6/4

Thumbnail_image4_20240605051701

昨日6月4日は、この日から西宮北口の西宮市立北口ギャラリーで開催が始まった関西学院大学の鉄道研究会OB会の主催による写真展「特集:関西の私鉄」を見に行きました。

コロナでの中断もありましたが、第11回を迎えました。

Thumbnail_image3_20240605051701

会場にはA3サイズの写真がずらり並び、前半は関西の私鉄に関する作品、途中から自由テーマの作品が並んでいました。

関西の私鉄の中にはモノクロの懐かしい写真も多く展示され、それだけで一級の記録写真と言ってもよい作品もありました。

Thumbnail_image1_20240605051701

さて、お知り合いの方の作品の中から、阪急京都線の西向日駅からの一枚。

駅の北東に連なる桜並木の紅葉を捉えています。

Thumbnail_image2_20240605051701

もう一枚、兵庫県の明延鉱山の中を走る一円電車です。残念ながら、私は実際に走っているところを見たことはありません。

小学校5年生の時、この明延にある小学校のクラスと集団文通をしていたことを思い出しました。

Thumbnail_image0_20240605051701

阪神と阪急、かつての両雄が並んでいます。

会場ではお知り合いの写真屋さん、自身で写真教室も主宰している友人に会いました。

いろいろと話を聞くと、なかなか的確な指摘にさすがプロの目線と感心しました。

2024年6月 4日 (火)

そういえば行ってました「文化勲章 三代の系譜 上村松園・松篁・淳之展」 松伯美術館 5/24

Dsc05462_20240604063301

5月24日は、いつもの生駒詣での後、井上博道記念館を訪ね、さらに学園前方向へ歩いて松伯美術館へ行きました。

松伯美術館は、女性初の文化勲章を受けた美人画の上村松園、花鳥画を描く息子の松篁、孫の淳之と上村家3代の日本画を収蔵する美術館です。

Dsc05463

5月18日から「松伯美術館開館30周年記念特別展」として、「文化勲章 三代の系譜 上村松園・松篁・淳之展」が開催されていました。

Img06l

上村松園「月蝕の宵」(左隻部分)大正5年(1916)大分県立美術館蔵

松伯美術館HPから

Img03

上村松篁「杜若」昭和53年(1978)神奈川県立近代美術館蔵

松伯美術館HPから

Img05

上村淳之「首夏」平成16年(2004)松伯美術館蔵

松伯美術館HPから

Dsc05464

松伯美術館の庭の風景です。建物の裏手には村野藤吾事務所の設計による近鉄社長だった旧佐伯勇邸があります。

佐伯勇さんは近鉄のほか、大阪商工会議所の会頭を務めるなど大阪財界の重鎮でしたが、私が長年勤めた勤務先の理事長をしていた期間もあり、この人の印鑑をもらわないとボーナスが出ないというようなことを聞いたことがありました。

2024年6月 3日 (月)

井上博道記念館へ 5/24

Dsc05460_20240603053001

5月24日は、いつもの生駒詣での帰りに学研奈良登美ケ丘駅まで行き、そこから井上博道記念館を訪ねました。

写真家の井上博道さん(1932-2012)の自宅を改装して記念館とし、木曜日から土曜日の間、開いています。無料です。

Dsc05449

館内は光にあふれていて、中庭の周りに廊下が配され、2階へ通じる階段へと導かれます。

これらの柱は一本丸太です、今や珍しいほど贅沢な空間が造られています。

Dsc05451

階段を上がったところにはソファーが置かれており、来館者はここでまったりすることもできます。

奥、左手のほうに行くと書架が置かれています。

Dsc05448

その部屋に書架が置かれていて、並んでいる本を見ると犬養孝先生の万葉の旅や万葉の道などもあり、何だかうれしい。

その他、産経新聞時代からの司馬遼太郎との深い関係が伺えるように、多くの司馬遼太郎の著作がならんでいます。

Dsc05454

井上博道さんは奈良の風景を数多く写しこんだ写真家なので、それらの作品が数多く展示されています。

この日は、井上さんと奥さんの千鶴さんとの共著の著書を持参し、奥様にサインしていただくという幸運にも接しました。

Dsc05453_20240603053001

記念館内のカフェコーナーです。

お庭を見ながらまったりできる素晴らしい記念館でした。

2024年6月 2日 (日)

かぎろひ歴史探訪の近鉄電車 5/23

Dsc05396

5月23日は春の奈良歩き、かぎろひ歴史探訪の集合場所である橿原神宮前駅へ向いました。

鶴橋駅から乗ったのは、おさかな列車、快速急行松阪行です。

集合時刻へのタイミングが良いのか、この列車にはよく乗りますね。

Dsc05388

快速急行がやってくるまでの10分ほどの待ち時間に鶴橋駅のホーム端で撮影です。

長蛇10連の快速急行なんば行き、満員のお客さんを乗せて鶴橋駅に到着です。

Dsc05391

近鉄ではゆったりと特急での通勤を楽しむ?お客さんも多く、アーバンライナーも朝から活躍です。

Dsc05392_20240602064301

近鉄線に乗り入れている阪神電車1000系、近鉄乗り入れ15周年の記念HM、記念副票をつけています。

Dsc05397_20240602064301

この日は快速急行で大和八木駅まで行き、そこから橿原神宮前駅までは橿原線の普通で向いました。

到着後、とりあえず乗ってきた車両を撮影しました、もう習性のような行動です。

Dsc05398_20240602064301

橿原神宮前駅に停車していたのは、出発直前の京都行き12400系特急です。

雄々しいその姿をカメラに収めて、集合場所の中央出口へ向いました。

81qdkezibl_ac_sx148_sy213_ql70_

畑正憲 ムツゴロウ麻雀物語 中公文庫/読了・・・・・・昨年亡くなられたムツゴロウさんの本で文庫化されていなかったのがまだあったとは、、、、そんな思いで手に取りました。命を懸けることはできないから、お金をかけて麻雀に打ち込む、いくら賭けたとか、これだけ書いてもいいのかと思うけれど、本になってしまってますね。勝負に懸ける切迫感がすごい!とはいうものの、勝った勝ったという自慢話も鼻につく書き方は動物物語のムツゴロウさんとは違う一面がありました。

2024年6月 1日 (土)

かぎろひ歴史探訪 神武天皇陵と今井町 5/23

橿原神宮前駅⇒神宮参道⇒橿原神宮本殿(参拝)⇒神宮外苑・森林公園⇒橿原考古学研究所附属博物館⇒橿原遺跡⇒イトクの森古墳⇒神武陵⇒綏靖陵⇒高市御県神社⇒花甍展示場⇒称念寺⇒今井まちづくりセンター⇒今西家住宅⇒上田家、音村家、旧米谷家など見学⇒旧北町生活広場⇒河合家、高木家見学⇒近鉄八木駅

Dsc05403

5月23日は春の奈良歩き、かぎろひ歴史探訪で近鉄橿原神宮前駅を10時に出発、この日も良いお天気でした。

Dsc05410_20240601064401

駅を出発して向かったのは、橿原神宮です。明治になって天皇制を大きく見せるためにできた新しい神社です。

背後の山は大和三山のひとつ、畝傍山です。

Dsc05411_20240601064401

その後、広い境内に隣接するように存在する橿原考古学研究所附属博物館です。

この日は「家形埴輪の世界」展が開催中でした。奈良だけでなく、各地で発掘された家型埴輪が一堂に会していました。

Dsc05431_20240601064401

初代の天皇と言われる神武天皇陵です。鳥居が三重になっていて、荘厳さの演出がされています。

そういえば、愛子様がここへ参拝していましたね。

Dsc05433

第2代天皇と言われる綏靖天皇の御陵です。

初代は宮内庁の寺務所やらいろいろ建物があったのですが、2代ともなると簡素なものです。

当たり前のことですが、一番と二番では扱いも変わるのです。

Dsc05440

さらに北へ歩いて今井町の中に入りました。

その一角にあったのが、式内大社とする高市御県神社です。

ひっそりとした空間が保たれていました。

Dsc05443

さて、江戸時代に「大和の金の七分は今井」と言われた今井町を散策です。

いくつもの古民家の見学を経ていると、今井町のどこにいるのかわからなくなりました。

« 2024年5月 | トップページ | 2024年7月 »

2024年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

カテゴリー