王仁(ワニ)博士の墓へ 6/10
6月10日は思い立ち、JR片町線に乗って高架化された藤阪駅へやってきました。
たぶん初めて降りた駅かと思いますが、駅前に旧線時代の枕木の柵があったりして、その時代を忍ばせてもらいました。
駅からずいぶん歩いて到着したのが王仁博士の墓があるところでした。
王仁博士は、4世紀に百済から日本に渡り、漢字や儒教などの学問を伝えてくれた人物です。
韓国風の堂々たる門が迎えてくれました。以前から気になっていたところでした。
中に入ると王仁博士の墓がありました。墓標の前に丸っこい石が置かれていました。
江戸時代中期、京都の儒者並川誠所が、享保16年(1731)に枚方市禁野にある和田寺の記録から、藤阪のオニ塚の自然石(たぶん丸っこい石のこと)が王仁博士の墓であるとし、領主の久貝氏に進言し、墓所として整備したとされています。
藤阪駅から王仁博士の墓へ向かう途中、旧田中家鋳物民俗博物館というのがありました。
江戸時代の鋳物工房をそのまま見ることができるそうですが、この日は月曜日でお休みでした。
旧田中家鋳物民俗博物館の近くにあったのが藤阪菅原神社です。
JR片町線によって参道が分断されていて、参道入り口からJR線の下をくぐって拝殿にやってくるという珍しい立地です。
下川裕治 シニアになってひとり旅 朝日文庫/読了・・・・・・・世界各地、特に東南アジアを中心にバス旅やローカル鉄道旅を繰り返す著者ですが、コロナ禍によって海外への渡航も閉ざされてしまい、しかたなく国内旅行で花巻、苫小牧、小湊鉄道、小豆島のほか、東京のバス路線、高尾山登山などをまわったルポ。70歳を前にした悲哀ただようひとり旅でした。
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