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2024年9月

2024年9月30日 (月)

第53回関西学院グリークラブフェスティバル 9/29

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昨日9月29日は、関西学院で行われた第53回関西学院グリークラブフェスティバルを聞きました。

有名な男子学生によるグリークラブだけでなく、女子大生によるウィメンズ、高等部、中学部、さらにOBによる新月会のそれぞれグリークラブによる演奏です。

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会場の関西学院講堂です。この建物に入るのは初めてのことです。

関西学院の構内は、ヴォリーズ建築事務所による設計、統一されたデザインの建物、それが綺麗に剪定された木々と相まって綺麗ですね。

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シューボックス、すなわち靴箱スタイルの講堂ホールの中です、音響はいいですね。

演奏した団体それぞれレベルの高い合唱に魅了されました、ただ歌うだけでなく様々な演出もあって合唱の楽しさに触れました。

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曇天ながら暑さが去った日曜日の関西学院の芝生広場は家族連れの憩いの場となっていました。

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服部小雪 はっとりさんちの野性な毎日 河出文庫/読了・・・・・・・・登山家で作家の夫、三人の子供たち、さらに家にいるさまざまな動物たちとの生活を綴った一冊。そういうのはまぁまぁあるけれど、この家では狩猟をする夫が持ち帰る鹿、猪、ヌートリア等などを解体して食するなど、また飼っているニワトリも家で裁いてしまうというサバイバルな生活も。あっという間に読んでしまいました。

2024年9月29日 (日)

コンサート鉄 JR千里丘駅 9/15

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9月15日は高槻でのコンサートの前にJR千里丘駅で下車、時間つぶしの暇つぶし、コンサート前の時間を撮影に供しました。

さっそくEF210けん引の貨物列車が高速で通過していきました。

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吹田の貨物ヤードに停車していたEF510けん引の貨物列車がゆっくりと発車していきました。

EF510は阪神間では見る機会が少ないのですが、逆に吹田以東では頻繁にみられるのでうれしいですね。

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関空特急はるかが通過していきました。

1994年の開港時から走り続ける281系です。

9両編成はなかなか見事ですね。

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関空特急はるかにはキティちゃんラッピングが施されています。

上下の写真で微妙に柄が異なっていますが、わかるかなぁ。

さらに関空開港30周年記念のラインが運転室窓の下に入っています。

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敦賀行の特急サンダーバード683系0番台が通過していきました。

今では北陸新幹線へのリレー特急みたいな感じですが、北陸線の女王の風格は変わりません。

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大阪行きの特急サンダーバード683系4000番台、高運転台の編成が通過していきました。

サンダーバードは、もともとの雷鳥からスーパー雷鳥(いろいろと変遷はありましたが、、、)となり、1997年からすべてサンダーバードとなりました。

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近藤龍春 脇坂安治 七本鑓と水軍大将 実業之日本社文庫/読了・・・・・・・・秀吉の家来にして、賤ヶ岳の戦いにおいてその勇猛さから七本鑓のひとりに数えられた脇坂安治の物語。浅井長政、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康とつかえ、七本鑓の中でただ一人改易を受けずに江戸時代を過ごして明治維新を迎えた唯一の家だそうです。その時々に主君を変えるも信念を貫いた姿勢が受け継がれていったのでしょう。

2024年9月28日 (土)

阪急電車 武庫之荘で夏空を見ながら 9/12

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9月12日は昼から西北の芸術文化センター大ホールで芸文オーケストラのリハーサルがあるので、プラプラ歩いて武庫之荘までやってきました。

まだまだ時間があったので、桜のシーズンにご同業がたむろするポイントでしばらく撮影です。

なぜかこの日は運用が多かった7000系、半分以上はこの車両でした。

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まだまだ暑さが残る日でしたので、名残りの夏空を背景に撮影を続けます。

現役車両の中では好みの1000系が通過していきました。

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この頃は、もうそろそろ真夏の暑さも終わるかなという天気予報も出ていたので、夏空を記録しておこうという気持ちだったのですけどね。

雲がくっきりと映った夏空を背景に9000系がやってきました。

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ここのポイントは、桜の花が満開になった時にしかご同業が来ないようですが、カーブで撮りやすいし、日陰もあるし、桜の紅葉の季節も映えるし、このようにパンタが空に抜けるしで、なかなか好みのポイントです。

この日はHMが付いた編成やラッピング車両がやってくることはなく、地味な撮影で終了、8000系です。

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武庫之荘駅に行って電車待ちをしていると梅田行きの普通がやってきました。

これも7000系ということで、こればっかりの時間帯だったのかもしれませんね。

2024年9月27日 (金)

狭山池博物館 さてその中身は 9/11

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さて、下がったり上がったりわかりにくい動線を歩いて狭山池博物館の中へ入りました。

入場料は無料でした。

入ったところにある狭山池の堤防の断面です。

何せ、でかいけれど、それぞれの部位がなんなのかこの壁面に貼っておいてほしいところ。

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狭山池が築造された後、8世紀奈良時代の改修では、行基さんが中心となって行ったという記録があります。

そしてその後、国家事業として「天平宝字(757~765) の改修」が行われました。 

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狭山池の役割は灌漑ですから、貯水するだけでなく、適宜水を流す必要があります。

これはその放水のための江戸時代に造られた樋だそうです。

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池の堤防を支える樋の構造物がこのように残っています。

これは江戸時代のもので、船板や船大工の技術が使われているそうです。

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さて、13世紀鎌倉時代における僧重源による改修では、付近の古墳から石棺の蓋や石棺そのものが運び込まれ利用されています。

中には朱が残った石材もあり、今の時代感覚では、何だかなぁという感じ。

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さて、狭山池博物館のなかは実にわかりにくい動線です。

3階の出口はなんとカフェの中を通っていかないと出られません。

展示物はともかく、建物はさすが安藤忠雄建築やなぁ、あほらしいことこのうえなしの狭山池博物館でした。

2024年9月26日 (木)

狭山池博物館の建物、なんだかなぁ 9/11

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9月11日は狭山池博物館を目指して出かけたものの、その途中に出会う南海電車が面白すぎてずいぶん時間を使ってしまいましたが、ようやく狭山池までやってきました。

この広々とした狭山池は、遅くとも616年頃には築造されていた日本最古のダム式ため池です。

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その狭山池の北端の外周には、周囲の緑に比べると何とも無機質な姿を見せる大阪府立狭山池博物館があります。

堤の上からは大阪市内のビル群や北摂の山々まで望むことが出来ますが、その景色をぶった切るようなロケーションに驚きです。

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博物館への誘導路に入ると、ドスンという感じで切り立った壁が現れ、その左右の壁面を水が流れています。

水が流れ込んだ先の水面は濃い緑に見えますが、これは壁面と共に藻類による水垢がこびりついたようで美観を損ねています。

少なくとも光触媒塗料を使って、閉館時間は水を流さないようにするとこういうことにはならない事例もあるので、なぜそのようにしなかったのかなぁ。

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通路を「入口⇒」のサインに従って歩くと、その流れ落ちる水のカーテンのところを通ることになります。

少し風があると通路側に水がパラパラと吹き込んできて、足元はぴしゃびしゃになっていて歩きにくいことこの上なしです。

この日は暑い日でしたが、水のカーテンからやってくる濃密な湿気で息がつまりそうでした。臭いもありました。

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さて、通路を抜けて反対側までやってきましたが、まだ入口に辿りつきません。

この後、更に別のブースまで進み、らせん状の通路を歩いて登りようやく小さな入口へ到着しました。

狭山池博物館は、このようにバリアフリーにほど遠い建物であり、見た目も悪く、何だかなぁの安藤忠雄建築です。

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奥山景布子 流転の中将 PHP文芸文庫/読了・・・・・・・幕末に新政府軍に対抗したのが一会桑といい、一橋、会津、そして桑名がそれに当たり、徳川慶喜、松平容保、では桑名はだれかというと、容保の実弟である松平定敬(さだあき)になります。この本はその定敬の物語です。定敬は徹底抗戦を唱え函館まで行って新政府軍に対抗したようで、敗れた後一時は上海まで逃げていますね。そういう気骨な最後の大名のひとりにまた出会いました。

2024年9月25日 (水)

南海電車6000系無塗装復刻編成 大阪狭山市駅 9/11

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9月11日は狭山池博物館へ向かう途中、萩ノ茶屋駅などで撮影していましたが、大阪狭山市駅近くでは6000系の無塗装復刻編成を撮影することが出来ました。

撮影は大阪狭山市駅の北側の踏切ですが、単に塗装をはがしただけなのに、何だか新鮮な姿です。

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通り過ぎた6000系の後ろ姿も撮影しました。

6両編成でほかの車両をつないでいないので同じ顔でうれしいですね。

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続いてやってきたのも6000系でした。

こちらは現在の姿ですが、費用の掛からない無塗装でも別にかまわないかな、そうすると味気ないという意見も出るでしょうが。

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こちらの編成は6000系6連に6300系2連が連結された8両編成でした。

どこが違うねん?とおっしゃる方も居られますが、違うんですよね、わかるかなぁ。.

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大阪狭山市駅は、南海電車高野線が当時大阪高野鉄道であった大正6年(1917)7月に周辺の地名から河内半田駅として開業しました。

その後最寄りにあった遊園地の名前から「狭山遊園前駅」に改称。平成12年(2000)4月の閉園に伴い、同年12月に駅名を「大阪狭山市駅」としました。

2024年9月24日 (火)

クラン・クレーデ演奏会2024 9/23

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昨日9月23日は、昼から西宮北口の兵庫芸術文化センターへ行って、アマチュアオーケストラのクラン・クレーデの演奏会を聞きました。

クラン・クレーデはたびたび聞いていますが、こんな大曲が出来るまでに多くの団員が増えたのですね。(ほとんどエキストラなしです)

特に弦楽器は16+12+14+12+6と大人数でした。

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まず、ソプラノの小玉洋子さんを迎えて、リヒャルト・シュトラウスの最後の4つの歌が演奏されました。

なかなか生で聞くことのない曲ですが、ソプラノとオケの音量のバランスがイマイチだったかも、声が聞き取りにくかったですね。

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後半はマーラーの交響曲第9番、これも聞く機会の少ない大曲ですが、田中一嘉さんに指揮による全編見事な演奏でした。

曲想として、大きな音で盛り上がっても音楽の底にほうにある静寂が漂います、何ともやりきれない音楽です。

聞きながら3年半前に亡くなった会社の同期のことを回想して、胸が張り裂けそうになりました。

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芸文ホールの2階からロビーを撮影、こんなインテリアがぶら下げられているのですね。

マーラーの音楽は実演に接して、ここでこういう弾き方をしていて、こういう音が出ているのかぁと確認することも楽しみです。

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クラン・クレーデの次回演奏会の予定です。

ラヴェルの2曲に、英雄の生涯とは、すごいですね、これはまた楽しみです。

2024年9月23日 (月)

大阪大学ワンコイン市民コンサート 戦友たちのフォーレ 9/22

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昨日9月22日は、二か月ぶりの大阪大学ワンコイン市民コンサートのお手伝いに出かけました。

昨日は、アンサンブル・カメラータによる「戦友たちのフォーレ」と題するコンサートでした。

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今年はフォーレの没後100年ということで、ワンコイン市民コンサートでは一年を通じてフォーレの作品を取り上げてプログラムが構成されています。

この日は、ピアノ四重奏曲第2番とピアノ五重奏曲第1番が演奏されました。

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この日の演奏者、アンサンブル・カメラータはワンコイン市民コンサートでおなじみのピアニスト佐藤卓史さんを中心に、京都市響のコンマスの泉原隆志さん、神戸市室内管と名古屋フィルのコンマス森岡聡さん、元大阪フィルの首席ヴィオラの木下雄介さん、日本センチュリー響の首席チェロの北口大輔さんというすごいメンバーです。

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フォーレは日ごろそれほど馴染みのある作曲家ではないのですが、これらの演奏レベルの高さは良くわかりました。

ウェットな弦楽器の響きと透明感のあるピアノが絡まり合い、どんどん音楽を高みに押し上げていく様子にぐいぐい引き込まれました。

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袴田康子 四郎の城 キリシタン戦記 集英社文庫/読了・・・・・・先に読んでいた「天海と高虎」では家康が戦の無い世界を現出させるための戦いを進めていたという下りでしたが、その1615年の大阪の陣から22年、天草四郎が担ぎ上げられ島原の乱が起こります。キリシタン弾圧というよりも、島原藩主松倉某による苛政への氾濫という面もあり、なかなか難しい展開ですが、後半面白くなってスピードをあげて読むことが出来ました。

2024年9月22日 (日)

南海電車 萩ノ茶屋駅 南海本線 9/11

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昨日のブログでは南海高野線の電車たちをアップしましたが、今日は萩ノ茶屋駅で撮影した南海本線の電車の紹介です。

さっそくやってきた和歌山市行きの特急サザン10000系です。

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特急サザンの一般車両には7100系4連がついています。

やはりほれぼれとする電車顔ですね。

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同じく特急サザンの12000系特急サザン・プレミアム、2011年に製造された4両編成2本が運用されています。

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さて、やってきた50000系関空特急ラピートです。

通常は全身濃紺の編成ですが、これは南海電車と姉妹鉄道であるスイスのMOB モントルー オーベルラン ベルノワ鉄道とのコラボラッピング編成です。

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その他、やってくる電車を次々に撮影しました。関空急行8000系8連です。

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普通の運用に就いている9000系です。

萩ノ茶屋駅には1時間ほどいて撮影を続けましたが、そろそろ潮時と高野線の普通に乗って大阪狭山市駅に向かいました。

2024年9月21日 (土)

南海電車 萩ノ茶屋駅 9/11

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9月11日は、狭山池博物館へ向かう途中、南海電車新今宮駅に次いで萩ノ茶屋駅でもしばらく撮影しました。

萩之茶屋駅は定番の撮影地でもあるので、数人のご同業がいましたが適当に分散していて助かりました。6300系です。

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こちらの6000系は、昭和37年に日本で初めて登場した20m級オールステンレス車両です。

片面4扉ながら、片開きの一枚扉が採用されていてオールド感が滲みます。

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同じステンレス車両でも顔が平たんになった6200系です。

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さて、お目当ての6000系オリジナル車がやってきました。

鉄骨にリベットむき出しの萩ノ茶屋駅のホーム屋根と相まってええ感じです。

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難波へ向かう後姿を撮影しましたが、別の高野線電車に被られてしまいました。

オリジナル6000系がやってくるまで1時間ほど待っていたのですが、なかなかうまいこと行かんようです。

2024年9月20日 (金)

南海電車 新今宮駅へ 9/11

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9月11日は気になっていた博物館へ向かうために、大阪環状線新今宮駅で南海電車に乗り換えました。

乗り換える電車を待つ間、やってくる南海電車を撮影しました。高野線の6300系です。

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その各停難波行きが難波駅に向かって出て行きました、後追いで撮影しました。

高野線にはかつての無塗装の6000系が走っていますが、そのダイヤについては「いちいち電話で聞け」とか、、、面倒なことですね。

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何だか、ラッピングが変更された関空特急ラピートが難波へ向っていきました。

南海電車へやって来るのも久しぶりのことで、何が起こっているのかも情報が足りていません。

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2000系の難波行き急行がやってきました。

この車両は、南海の車両のほとんどが20m4扉車のところ、18m車で2扉車という変則スタイルです。

高野線のホームドア設置のネックになるのかな。

2024年9月19日 (木)

BBプラザ美術館のあとさき JR甲南山手駅 敏馬(みぬめ)神社 9/7

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9月7日は、JR灘駅近くのBBプラザ美術館へ向かう前に時間があったので、久しぶりに甲南山手駅で撮影していました。

ここは西側へ向けて景色が開けているので撮りやすいです。好みの225-100番台の快速です。

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この駅からは後追いでも撮りやすいので助かります。

当初の225系ですが、釣り目なのと、角ばった顔があまり好みではありませんが。

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従来の新快速223系ですが、4両目に青い帯が特徴のAシート車が連結されています。

Aシート車は有料指定車両ですが、一度も利用したことはありませんね。

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BBプラザ美術館を出た後、その建物の南東側すぐにある敏馬(みぬめ)神社があります。

神戸市内最古の神社で平安時代(10世紀)に編纂された『延喜式』にも敏馬神社の記載があります。

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目の前を片側4車線の国道2号線が走りますが、古代においてはこの神社の前が海岸線でした。

海辺に突出した大きな岩場の上に神社が鎮座したというところでしょうか。

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敏馬(みぬめ)神社あたりは交通の要所だったこともあり、この地を故地として万葉歌が詠まれており、その歌碑が境内に建立されています。

玉藻刈る 敏馬を過ぎて 夏草の 野島が崎に 舟近づきぬ  柿本人麻呂  (巻3-250)

野島が崎は、淡路島の北端にある岬です。

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早見俊 高虎と天海 新潮文庫/読了・・・・・・・・徳川家康に仕えて大坂の陣などでも活躍した藤堂高虎の生涯を描いた一冊。天海の名前もあるけれど、ほぼ高虎の生涯と言ってよいかと思います。高虎というと、次から次へと主人を替えたことから、世渡り上手で出世したように言われていますが、それは戦国の習い。戦国時代を終え、徳川幕府の礎を築いた一人として、面白く読みました。

2024年9月18日 (水)

「フランスの作家たちの物語」 BBプラザ美術館開館15周年記念コレクション展 9/7

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9月7日は、神戸のBBプラザ美術館で「フランスの作家たちの物語」という企画の開館15周年記念コレクション展を観覧しました。

春には「関西の作家たちの交差点」と題して日本人作家の作品が展示されていましたが、夏から秋はフランスゆかりの作家の作品が並びました。

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BBプラザ美術館は小さな美術館ですが、収蔵品はどれも一級です。

今回も、コロー、ドガ、ロダン、ルノワール、ヴラマンク、ピカソ、マリー・ローランサン、ユトリロ、藤田嗣治、梅原龍三郎、佐伯祐三、シャガール、キスリング、ダリ、ブールデルなどの作家による彫刻や絵画がどさっと展示されていました。

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展示されている作品の内、数点は撮影可能ということで、記録として残しました。

ピエール=アルベール・マルケ(1875-1947)の「ノートルダム 曇天」です。

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アンドレ・ドラン(1880-1954)の「浴女たち」です。

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マリー・ローランサン(1883-1956)の「読書」です。

通常、大人は400円ですが、65歳以上は半額の200円という激烈廉価なので、行ければ何度でも通いたいですね。

2024年9月17日 (火)

交野シティ・フィルハーモニック第25回定期演奏会 9/16

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昨日9月16日は、お知り合いの方ご出演の交野シティ・フィルハーモニックの第25回定期演奏会を聞きました。

このアマオケを聴くのは初めてのことでした。

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演奏されたのは、ブラームスのヴァイオリン協奏曲と交響曲第2番をメインとして、シューベルトのロザムンデの序曲でした。

それにしても、ブラームスの交響曲に出会うこと多し、何かあるのでしょうか?

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ヴァイオリンは、東京芸大在学中の谷山知由さん、若々しい才能ですね。

大阪の相愛ジュニアオーケストラの出身とかですが、ブラームスの協奏曲を見事に弾き切りました。

オーボエ奏者に突然の空きができたものの、別のお知り合いのオーボエ奏者さんが急きょ応援で入られ、見事に吹き切られていました。

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会場の枚方市総合文化芸術センターです。

京阪枚方駅から東へ5分ほど、比較的アクセスの良い立地です。

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総合文化芸術センター大ホールの中の様子です。

それにしても、このアマオケ、管楽器は2管編成なのですが、弦楽器が10+7+10+10+6って、中低音弦楽器に偏って編成されています。面白い。

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有富純也編 その他6名 日本の古代とは何か 最新研究でわかった奈良時代と平安時代の実像 光文社文庫/読了・・・・・・おもに40代の歴史学者と言っていいのかな、新進気鋭のそんな方々が日本の古代とは何かというテーマで書き綴った一冊。古代の地方支配の仕組みについてまとめられています。畿内勢力が日本の隅々まで支配して租庸調、税などを徴収する仕組みがどのように構築されていったのかというお話しでした。興味あるけど、何だか難しい言葉が多かったなぁ。

2024年9月16日 (月)

紫苑交響楽団第43回定期演奏会 9/15

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昨日9月15日は、ご招待をいただいていた紫苑交響楽団の第43回定期演奏会を聞きました。

いつも安定的な演奏を提供してくれるアマチュアオーケストラの雄のひとつですね。

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演奏されたのは、ボロディンの「イーゴリ公」序曲、シベリウスの単一楽章ながら交響曲の番号が与えられている第7番、そしてドヴォルザークの「新世界より」でした。

イーゴリ公のビシッと決まったサウンド、シベリウスでの柔かい陰影のある響きはとても心地よいものでした。

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指揮は森口真司さん、もうベテランの実力者で、実に丁寧なそのタクトは信頼性をオーケストラにもたらすものでしょう。

新世界よりはオーケストラから柔かい響きを紡ぎ出していて、これはもう素晴らしいとしか言いようのない充実した演奏でした。

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演奏会場のトリシマホール、ホーン型の広いホールは残響も長く、柔らかい響きをもたらすのに効果的なのでしょう。

この日はとても多くのお客さんが詰めかけていて、しかも子供さんが多かった割りにはとても行儀よく聞かれていましたね。

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高槻城公園芸術文化劇場、その角ばった外観です。

音楽ホールだけでなく、絵画展を開くことができる部屋があるなど、総合的な芸術文化に寄与することが出来そうですね。

2024年9月15日 (日)

アンサンブル・デッラ・スフィーダ第3回室内楽演奏会 9/14

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昨日、9月14日はアンサンブル・デッラ・スフイーダという、関西学生オケ出身者が集まったアマオケのメンバーによる室内楽演奏会を聞きました。

アマチュア演奏家が、オーケストラとして演奏だけではなく、室内楽に取り組むことで技術レベルの向上だけでなく、音楽への理解も進むという一石二鳥ですね。大変だろうけど。

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演奏されたのは、このような聴く機会が少ない楽曲が多く集められていて、興味を引きますね。

まぁ、それぞれの演奏者の練習大会の域を出るものではなかったですが、しばし楽しい時間を過ごしました。

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会場となった大阪市立東成区民センター、大阪メトロ今里駅から歩いて数分、便利なところにあります。

小ホールは150人ほどのキャパでしょうか、ほかに大ホールもあるそうで、未知のホールがまだまだありそうですね。

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安藤優一郎 蔦屋重三郎と田沼時代の謎 PHP新書/読了・・・・・・・来年の大河ドラマで取り上げられる蔦屋重三郎の江戸における出版界での動向と、その時代を推進した田沼意次との関連性を平行に取り上げ、相互に影響しあいながら時代を作り上げていった様子をまとめています。これでだいたいのストーリーが見えてきたかな。さて、だれが蔦屋重三郎を演じるのかな、そんなこともまだ知りませんが。

2024年9月14日 (土)

兵庫芸術文化センター管弦楽団第153回定期演奏会 9/13

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昨日9月13日は、兵庫芸術文化センター管弦楽団の第153回定期演奏会を聞きました。

2024-2025シーズンの幕開けということで指揮は佐渡さん、ピアノに亀井聖矢さんを迎えてのコンサートでした。

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演奏されたのは、ショパンのピアノ協奏曲とブラームスの交響曲第4番です。

最近なんだか、ブラームスの交響曲によく当たります、なにかメモリアルイヤーなのかなぁ。

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ピアノの亀井聖矢さん、よく知らないけれど、何だか特に若い女性に人気のようです。

軽いタッチ、透明感のある音色でショパンの音楽にマッチしていました。

ただ、わざわざアピールするような無駄な動きがあって、人気に浮かれているような気分なら困ったものですが、どうでしょう。

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今シーズンから新しい席になりました。

音はまぁまぁクリアー、楽員の動きもよく見えて楽しめました。

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今回のゲストトッププレーヤーの皆さんです。

ケルンやウィーン、ベルリンなどから、今回も贅沢な先生方の参加でした。

2024年9月13日 (金)

古希も近くなりました 9/13

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そこそこ生きているといろいろなご縁をいただくもので、特に58歳の時に高校同窓会に参加してからは、ご縁の嵐のようなことが10年間以上続いています。

そんなことを考えていると、また一つ年齢を重ねました。

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会社は60歳の時に離れたけれど、現役の時から個人的に頼まれていた仕事は細々ながら継続しており、さて、いつまでご奉公するのかな。

そんなおかげで、奈良県や愛媛県を訪れる機会にも恵まれ、季節の移ろいを各所で感じられております。

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さてはて、これから一年間、どのような面白いことがあるだろうかと思うと新たなワクワクです。

当該電車は、2013年の冬の松山、その時は旧塗装でしたが、2015年の夏に訪れた時はバーミリオンオレンジ塗装にリニューアルされていました。

2024年9月12日 (木)

西ノ京の蕎麦と垂仁天皇陵へ 9/6

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9月6日は、いつもの生駒詣での帰りに西ノ京界隈へ行き、まずは唐招提寺へと思うものの、腹が減っては云々で、蕎麦のランチとしました。

何だか緑色の細い細い麺ですが、みっちりとしていてボリウムは見た目以上、かき揚げもトウモロコシのてんぷらも美味でした。

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お店は薬師寺から唐招提寺へ向かう途中にあったよしむらというお店です。

平日の昼間とはいえ、こんな暑い日にと思うくらいの満席でしたが、しばらく待って座ることが出来ました。

まぁ、ほかに気の利いたお店もないところですから、仕方ないですね。

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唐招提寺からの帰りには近鉄尼ヶ辻駅へ向い、途中の垂仁天皇陵に立ち寄りました。

電車の中からも見る御陵ですし、ここへも何回も立ち寄っていますね。

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垂仁天皇陵は、広々とした周濠の中に浮かぶ全長227mの古墳時代初め(5世紀初め)の前方後円墳です。

右端に天皇のために不老不死の実を採りに行ったという田道間守(たじまもり)の墓が浮かんでいますが、江戸時代の周濠拡張工事で残った外堤の一部だとは味気ないことなのですが。

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垂仁天皇陵近くを走る近鉄橿原線の電車です。

水稲もかなり大きく育ってきました、はやく新米として市場に出てほしいところですね。

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川辺謙一 最新図鑑 鉄道の科学 車両・線路・運用のメカニズム 講談社ブルーバックス/読了・・・・・・・ブルーバックスとしては3冊目の「鉄道の科学」であるらしい。ということで書棚を見てみると、1980年刊の丸山弘志、2006年刊の宮本昌幸著の本がありました。しっかり読んでいましたね。時代がそれだけ進歩していますから、視点も変わってきたようで、環境面、防災面への記述が多くなっているようです。

2024年9月11日 (水)

生駒の帰りに西ノ京へ 唐招提寺 9/6

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9月6日はいつもの生駒詣で、仕事なんですが、その帰りに西ノ京あたりへ向いました。

まずは、薬師寺に比べて訪れる機会が少ない唐招提寺へ向いました。

定番の光景、唐招提寺の南門付近から見た金堂、奈良時代の金堂としては唯一現存する寺院建築物です。

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さらに金堂と言えば、この8本の柱、ギリシャのパルテノン神殿にも採用されているというエンタシス様式の柱です。

エンタシスは円柱下部もしくは中間部から、上部にかけて徐々に細くした形状の柱で、唐招提寺のように中央部が一番太い事例もあるとのことです。

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近藤の東側にある鼓楼と礼堂(らいどう)です。

鼓楼(舎利殿)に安置された仏舎利を礼拝するための堂として礼堂があるとされています。

双方の建物も金堂と同じく、軒が大きく張り出していて、どっしりとした安定感の中にも飛躍を感じさせる建築物です。

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境内の北東部分にある鑑真和上御廟です。周りはいつもきれいに掃除されていて気持ちがいいです。

この辺りは、観光客があまりやってこないので、静謐な雰囲気がとてもいいですね。

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御廟前から西側の御影堂や地蔵堂や向かう道です。

個人的に大好きな唐招提寺の光景です。

唐招提寺は、薬師寺のように整備されすぎていない自然の空気感が好みです。

2024年9月10日 (火)

かぎろひ歴史探訪・番外編 ~江戸時代の大坂と日本一長い天神橋筋商店街を歩く~ 9/4

大阪メトロ堺筋本町駅堺筋線北東改札口 ⇒ 本町橋 ⇒ 西鶴文学碑 ⇒ 天野屋利兵衛碑 ⇒ 西町奉行所跡 ⇒ 宇野浩二文学碑 ⇒ 暗峠奈良街道 ⇒ 釣鐘屋敷跡 ⇒ 武家屋敷跡 ⇒ 坐摩神社 ⇒ 天神橋橋歴碑 ⇒ 天神橋・八軒屋船着場 遠望 ⇒ 川端康成生誕地 ⇒ 大阪天満宮 ⇒ 天満天神繁盛亭 ⇒ 天神橋筋商店街 ⇒ 成正寺・大塩平八郎格之助親子の墓 ⇒ 善導寺・山片蟠桃墓所 ⇒ 天神橋筋商店街 ⇒ 裏天満界隈で反省会

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9月4日は、奈良歩き、かぎろひ歴史探訪の方々を奈良以外の場所へ私が案内する番外編で、堺筋本町から天神橋筋商店街へと歩きました。

このコースについては、既に下見の時に紹介しているので今日は振り返らないで先に進みます。

7/9 堺筋本町界隈の文学碑など 6/29: 鉄道の旅、音楽の旅 (cocolog-nifty.com)

7/10堺筋本町界隈の歴史から 6/29: 鉄道の旅、音楽の旅 (cocolog-nifty.com)

7/11天神橋を渡ると笑いが 6/29: 鉄道の旅、音楽の旅 (cocolog-nifty.com)

7/12大阪天満宮界隈の歴史 6/29: 鉄道の旅、音楽の旅 (cocolog-nifty.com)

7/13ごちゃごちゃで楽しい天神橋筋商店街 6/29: 鉄道の旅、音楽の旅 (cocolog-nifty.com)

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天神橋筋商店街を大阪環状線天満駅まで歩き、駅裏に広がる通称「裏天満」というところへ突入しました。

いきなり、これです。日本酒1円というのがすごいです、裏天満、だいたいこういう乗りですね。

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再び、天神橋筋商店街に戻り、その中にある京橋ホールというお店で反省会としました。

チェーン店ではありますが、なんでも天満には今年7月にオープンしたばかりというので、その価格に驚きです。

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えっ!と目を疑うばかりの価格が並んでいます、生中、こんな価格は見たことありません。

そのほか、ハイボール、檸檬サワー、それだけでなく、大瓶ビールが300円(税別)ってほんまかいな。

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ところがさらに驚くのは、18時までならハイボールが50円って、水より安いやん。

ビールも、アサヒドライ、キリンラガー、サッポロ赤星(これだけ中瓶)、サントリートリプル生とそろっています。

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ハイボールのジョッキに書かれたロゴにははまりました。

これで150円です、驚異!

追加注文するたびに盛り上がりました。

結局、15時半から呑み始めて18時まで2時間半、呑んで食ってして、ひとり2000円でおつりがありました。

センベロのお店で、豪遊しました。

2024年9月 9日 (月)

宝塚アカデミー音楽団第18回定期演奏会 9/8

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昨日9月8日は、いくつかアマオケのコンサートがあったものの、結局招待ハガキが来ていた宝塚アカデミー音楽団の第18回定期演奏会を聞きました。

2016年の第14回定期演奏会を聞いて以来なので、なんと8年ぶりのこととなりました。

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プログラムは吹奏楽のための作品、アメリカの映画音楽、そしてカルミナ・ブラーナとはなんだかヘビーなラインナップです。

この楽団、70人を超えるメンバーがずらりと並び、まさに大音響でしたが、聞く方としては少々お疲れが出ます。

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指揮は3名の方が入れ代わり立ち代わりと言ったところでしょうか、それぞれ個性的な指揮振りでした。

特に、カルミナ・ブラーナを指揮された芳井さんは若々しさ爆発でした。

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それにしてもカルミナ・ブラーナは圧倒的でした。

たぶん、40分に迫る豪快な演奏で素晴らしかったです、こんな編曲があるのですね。

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それにしても、こんなカネミナ・ブラーナの後にアンコール(ヨアソビの曲)って、余力を残しすぎというか。

これでは、カルミナの感動が薄れてしまいますよ。さらにサウンド・オブ・ミュージックも。

オーケストラでは絶対カルミナの後でアンコールしませんね、興趣がそがれてしまいますから。過ぎたるは何とか、です。

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内山保 百鬼園先生と私 中公文庫/読了・・・・・・・関東短期大学や東洋大学でドイツ語教師をしていたという著者は、学生時代に内田百閒の家に寄宿していたという。その折々の様子が描かれた一冊、さらに内田百閒の短編が数編あります。このように先生の家に学生が集まり、ワイワイやる雰囲気をかろうじて知っている世代としては、懐かしい空気感が漂う一冊でした。

2024年9月 8日 (日)

アルカイック防災訓練コンサート2024 9/7

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昨日9月7日は、思いがけずアルカイック防災訓練コンサート2024という催しを聴くこととなりました。

行ってみると、コンサートの前に防災に関する講演会があってからのコンサートという具合でした。

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講演会があっての催しということですが、期待していたのはこの伊丹の陸上自衛隊第3音楽隊の演奏でした。

伊丹の千僧、伊丹廃寺跡の周辺にある自衛隊部隊の中にある音楽隊なのでしょうね。

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演奏されたのは、このような曲目、吹奏楽の音楽は多くは知りませんが、その道の人にはおなじみなのでしょうね。

自衛隊の音楽隊、さすが、ビシッとした演奏で大満足でした。

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会場の尼崎アルカイックホールです。防災の訓練するよりも、この古い建物の耐震性はどうなっているのでしょうか。

ということで調べると、建て替えではなく、耐震補強という方向で検討が進んでいるようです。

2024年9月 7日 (土)

コンサートの後に JR六甲道駅 9/1

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9月1日は神戸文化ホールでのコンサートの帰り道、時刻を見るとそろそろこのEF65-2000番台の貨物列車がやってくる時分でした。

ということで、六甲道駅で下車してきっちり記録することが出来ました、何だか鉄道模型のような画像です。

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貨物列車を待っている間の画像調整のために撮った223系新快速です。

新快速電車は、以前は12両編成から8両編成など両数が様々でしたが、今は全て12両編成に統一されています。

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福知山線事故でずいぶん評判を落とした207系通勤型電車です。

1991年の登場時は車幅の広さもあって、乗っていて車内空間に余裕を感じた電車でした。

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2014年から体質改善工事が始まった207系のリニューアル車です。

リニューアルによって、座席の中間に握り棒が新設され、車いすスペースが出来たほか、車内照明をLED化しています。

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門井慶喜 なぜ秀吉は 毎日文庫/読了・・・・・・・歴史の謎のひとつ、秀吉の指示による文禄の役、慶長の役、すなわち朝鮮出兵の理由は何だったのかというテーマで描かれた一冊。著者による秀吉像からの推察が語られているようで、どうかな?というところですね。歴史小説ではありますが、主体となって活躍するのが架空の人物なので時代小説の感じもありますが、面白すぎる作品でした。

2024年9月 6日 (金)

コンサートの前に JR元町駅 9/1

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9月1日は、神戸文化ホールでのコンサートの前に、一旦、JR元町駅で電車を降りてしばらく撮影していました。

振り向いたら、早速やってきたEF210-14牽引の貨物列車です。

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昼間のことですから、おもにやってくるのは通勤型電車ばかりですが、それは仕方ないですね。

そうした中、JR西日本を代表する通勤型である207系と321系の離合が撮れました。

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元町駅から三宮駅方面のビル群を見ています。225系100番台の新快速が通過していきました。

手前の茶色のビルは阪急三宮の駅ビル、右の緑色のはミント神戸、神戸新聞会館ですね。奥はマンション。

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東へ向う225系100番台の快速です。最近のJR西日本車の中では好みです。

角型の突っ張った顔だった225系0番台に比べると屋根の曲線を顔に取り入れた柔かいデザインになりました。

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元町駅からは花隈駅方面へ出入りする阪急電車が見えます。

エキスポラッピングの阪急1000系特急が三宮駅へ登っていきました。

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このように元町駅でしばらく撮影した後、神戸駅まで移動しました。

降りたところに東海道線と山陽線の区界にあるゼロキロポストがありました。

神戸駅は東海道線の終点であるとともに、山陽線の起点でもあり、山陽線の終点は下関駅になります。

2024年9月 5日 (木)

直越(ただご)えの道 ふたたび 近鉄石切駅 8/28

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8月28日は台風10号が九州に接近しつつあるという割には天気が良かったため、近鉄石切駅まで出かけ、直越えの道に当たる風景を撮影しました。

ここへはもう何回目になるかわかりませんが、この日は和泉山脈から淡路島まで遠望できる、いわゆる100キロ視界が望めました。

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台風の影響なのか、とても雲が早く流れていて、風もそこそこ強く吹いていました。

夏らしい青空と雲を背景に、近鉄電車、阪神電車がやってきました。

この地と風景を歌った「直越えのこの道にしておしてるや難波の海と名付けけらしも」という歌が万葉集にあります。

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石切駅に戻り、列車を待っていると先に奈良行き快速急行が通過していきました。

阪神電車の派手な台湾コラボラッピング編成でした。

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大和西大寺駅まで行って、駅構内のフードコートみたいなところで上等カレー、これがこの日のランチです。

多くの方はこのトレインビューの景色を見ずにいましたが、ひとり、この風景を見ながらカレーをいただきました。

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西大寺から大和八木駅まで電車に揺られて移動、ここから鶴橋駅まで電車旅を楽しみました。

八木駅を通過していく名阪特急ひのとりです、この少年もちゃんと写真が撮れたかな。

2024年9月 4日 (水)

発掘恐竜王国展 福井県×タカシマヤ 8/26

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8月26日はいつもの生駒詣での帰りに難波へ行って、高島屋で開催中の「発掘恐竜王国展」を見ました。

福井県立恐竜博物館の化石がたくさん来阪しての企画展のようで、お知り合いの方からチケットをいただき、やってきました。

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なんといってもという感じで、ティラノサウルス・レックスの頭部化石がドォーンと置かれています。

後期白亜紀、アメリカのモンタナ州で発掘された化石ということです。デカイ!

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さらに、北アメリカで発掘されたティラノサウルス・レックスの足の化石です。

これで上から押さえられたら、もうあかんでしょうね。

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このごつごつしたものは、恐竜の糞の化石とされています。

なぜ、糞が化石になるのか、またこれを恐竜の糞であると比定するって、どうしてできるのでしょうね。

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福井で発見されたフクイティタン・ニッポネンシスという草食恐竜の前足、後ろ足の骨です。

この恐竜は、竜脚類としては日本で初めて名前が付いたということで、全長は10mくらいと考えられています。

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恐竜の羽毛が生えていたというのは、もうすでに世間の知るところですが、初めてその姿を見ることが出来ました。

これは生々しいですね、当然、恐竜は恒温動物であったという前提ですが、自分の子供の頃に図鑑で見ていた恐竜とは違う世界がありました。

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藤岡換太郎 深海の楽園 日本列島を海からさぐる ちくま文庫/読了・・・・・・世界の海を深海底で潜って研究している著者による日本列島を深海から見てみたという一冊。海洋科学、地球科学というのでしょうか、なかなか手ごわい本でしたが読み通しました。かしこい人が書くので、一般人が読むにはその世界の特殊な読み慣れない言葉が続々、しんどかった。そうはいっても、薄い薄いお知り合い(というても向こうは知らんやろけど)の方のお名前が二人出ていて、オッ!とかになりました。

2024年9月 3日 (火)

最近の生駒詣でから 大阪メトロ、近鉄、阪神

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月3回の生駒詣で、仕事なんですが、その行きかえりには近鉄を使います。

近鉄生駒駅のプラットホームからとらえた大阪メトロ400系、変わったスタイルですがもう慣れました。

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大阪メトロ中央線からつながる近鉄東大阪線、けいはんな線の運用につく近鉄7000系です。

いつも近鉄生駒駅でけいはんな線に乗り換えるのですが、決まってこの7000系がやってきます。

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生駒駅に並ぶ大阪メトロ30000a系、阪神1000系です。

30000a系は、万博輸送のための400系増備が完了したら他線へ移籍するようです。

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帰りの電車、ならしかトレインがやってきました。

現在2編成が運用されています。

別にどうということはないのですが、少しテンションが上がります。

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生駒詣での帰りにうろうろして阪神電車野田駅から乗車すると、8502編成がやってきました。

阪神大震災で被災した車両を切り離して、別の編成とくっつけたイレギュラー編成ですが、まだまだ活躍してほしいところです。

2024年9月 2日 (月)

神戸高校OBオーケストラ第23回定期演奏会 9/1

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昨日9月1日は、お知り合いの方がご出演される神戸高校0Bオーケストラの第23回定期演奏会を聞きました。

音楽学校ではなく、普通高校の卒業生でオーケストラが組めるというのもいいですね。

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演奏されたのは、ラヴェルの古風なメヌエット、ブルッフのVn協奏曲、そしてシューベルトのグレートです。

なかなか聞きごたえのあるプログラムです。ラヴェルの指揮は団内指揮者の方が担当されました。

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ブルッフの協奏曲のソロは、東京芸大からドイツ、ハノーファーの大学に在籍中の小西もも子さん。

とても大きくて艶があるきれいな音色、オーケストラの全奏にも負けない力強さもあっての熱演、とても良かったですね。

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指揮は最近名前だけはあっちこっちで見ることが多い石井勇魚(いさな)さん、万葉集の「いさなとり」は鯨魚(いさな)でしたね。

シューベルトでは、きびきびとした指揮姿、元気はあるけどまだまだ若さだけで走る感じ、もう少し柔らかさが欲しい演奏でした。

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会場の神戸文化ホール、三宮駅前への移転建て替えが決まっています。

ホール前にあったご贔屓のラーメン屋さん、借りていた建物の解体に伴い7月末で閉店していたとは残念の極みです。

2024年9月 1日 (日)

関西学院交響楽団×立命館大学交響楽団 ジョイントコンサート 8/31

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昨日8月31日は台風の影響もほとんど無くなり、そういえばと思いたちこちらのコンサートに申し込んで聞いてきました。

関西学院交響楽団と立命館大学交響楽団が昼と夜に分けてジョイントコンサートを開催する昼の部を聞きました。

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昼の部は映画音楽やクラシックの迫力ある音楽が選ばれ、豪快な演奏が披露されました。

特にトトロはストリー仕立てで、企画がしっかりしていて楽しめましたし、ジョン・ウィリアムスと特別に編曲しジュラシック・パークとスター・ウォーズの音楽を組み合わせた音楽でした。

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演奏団体が入れ替わるタイミングで学生のMCが入るなど、よく考えられたコンサートでした。

最後のジョン・ウィリアムズの音楽は合同演奏となり、100人を超える演奏者でステージが埋め尽くされました。

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会場の豊中市立文化芸術センターです。

そういえば先週はこの左にあるアフア文化ホールに来ていましたね。

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北出明 命のビザ、杉原リストは語る 日本を経由したユダヤ難民逃避行 交通新聞社新書/読了・・・・・・・6000人にものぼるユダヤ人をナチスの手から逃すために上からの命令に背いてまでビザの発行を行った杉浦千畝の話しは有名ですが、考えてみたら彼らを日本へ運ぶために尽力した人々、さらに日本を経由してアメリカや他国へ移動させた人々も数多くいるわけでこの本はそういった人々にスポットを当てた一冊。さらに杉浦だけでなく、命のビザを発行した人はほかにもいるらしく、新しい視点でのユダヤ人逃避行の展開を知りました。ただ、それにしてもこの本の内容が鉄道新聞社新書にふさわしいかどうか?大変読みやすい文章は素晴らしいものでしたけど。

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