秋のかぎろひ歴史探訪 飛鳥へ 9/26
橿原神宮前駅東口⇒(バス)⇒飛鳥奥山・飛鳥資料館前下車⇒山田寺跡⇒飛鳥資料館⇒奥山久米寺跡⇒飛鳥坐神社⇒水落遺跡⇒あすか夢の楽市⇒飛鳥バス停⇒(バス)⇒橿原神宮前駅東口⇒反省会
9月26日は秋の奈良歩き、かぎろひ歴史探訪の第1回で近鉄橿原神宮前駅に集合、そこからバスに乗って飛鳥へやってきました。
当初の雨天、曇天の予報を覆しての快晴の朝を迎えました。
歩いてまずやってきたのは山田寺跡、山田寺は641年に蘇我倉山田石川麻呂が発願し造営を始めたとされています。
石川麻呂は大化改新で功臣となりましたが、649年に謀反の嫌疑により自刃し造営は中断しました。
その後冤罪を認められ造営は続けられ官寺に次ぐ扱いを受けています。
飛鳥資料館に展示されている山田寺の回廊です。
これは1982年から始まった発掘調査で、東回廊が横倒しの状態でほぼ完全な形で発見されたものを修理復元したものです。
奥山久米寺跡にやってきました。ここは塔跡基壇に飛鳥では最大級の10個の礎石が残るものの文献や記録に残らない謎の寺跡です。
昭和62年の調査では、塔と金堂、講堂が南北に並ぶ四天王寺様式の伽藍配置だったことが分かりました。
飛鳥を歩いて飛鳥坐神社までやってきました。ここから水落ち遺跡を巡ってバスで元の橿原神宮前駅まで戻るコースでした。
飛鳥坐神社の宮司さんは飛鳥さんというご名字、そのお住まい兼社務所は建て替えのため工事中でした。
飛鳥坐神社にある犬養孝先生揮毫の万葉歌碑です、境内の整備のために場所が移動されていました。
皇者 神尒之座者 赤駒之 腹婆布田為乎 京師跡奈之都 巻19-4260 大伴御行
大君は 神にしませば 赤駒の 腹這ふ田居を 都と成しつ
飛鳥のバス停の前にも犬養孝先生の万葉歌碑がありました。
今日可聞 明日香河乃 夕不離 川津鳴瀬之 清有良武 巻3-356 上古麻呂
今日もかも 明日香の川の 夕さらず 河蝦鳴く瀬の 清けかるらむ
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