川瀬巴水 旅と郷愁の風景 大阪歴史博物館 10/19
10月19日は、川瀬巴水の作品展が開かれているということで、NHK大阪の隣りにある大阪歴史博物館へ向いました。
川瀬巴水は、大正・昭和時代の浮世絵師、版画家で、江戸時代に確立された浮世絵木版画が明治末期に衰退していくなかで、伝統的な技法を継承しつつ新しい表現を取り入れ、季節や天候、時の移ろいを豊かに表現し「旅情詩人」とも呼ばれました。
川瀬巴水の作品の中で圧倒的に有名な東京二十景「芝増上寺」(1925年)です。
鮮やかな朱塗りの建物を背景に、吹きすさぶ雪に抗うように傘を差しつつ歩を進める女性が描かれています。
同じく東京二十景のひとつ「駒込の月」(1930年)です。
こちらは静謐な時間が流れています。
今の駒込を知りませんが、昭和の初めはこんな感じの田舎風景が広がっていたのでしょうね。
こちらは東京十二題の「木場の夕暮れ」(1920年)です。
いわゆるハエタタキと言われた電信柱が連なる風景です。
こちらは日本風景集Ⅱの「大阪宗右衛門町の夕」(1933年)です。
静かな賑わいとでもいうのか、建物からこぼれる光に浮かぶ芸者さんたちが印象的です。
同じく日本風景集Ⅱの「二見ヶ浦」(1933年)です。
関西人にはなじみのある伊勢の風景ですね。
これは方向から考えると夕暮れではなく朝焼けではないでしょうか。
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