かぎろひ歴史探訪 謎多い平群氏の跡 11/07
近鉄生駒線竜田川駅 ⇒ 烏土塚古墳 ⇒ 西宮古墳 ⇒ 平群中央公園 ⇒ 平群神社 ⇒ 竜田川遊歩道 ⇒ 平群坐紀氏神社 ⇒ 吉備内親王墓 ⇒ 長屋王墓(長屋王御陵公園) ⇒ 三里古墳 ⇒ 平群駅
11月7日は秋の奈良歩き、かぎろひ歴史探訪で生駒の少し南、平群町にある古墳を中心に歩きました。
近鉄生駒線竜田川駅から西側を見ると、こんもりとした丘が見えます。これが烏土塚(うどづか)古墳です。
町役場で鍵を借りていただいたので、烏土塚古墳の中へ入ることが出来ました。
巨岩が組み合わされた石室で、天井の高さは4.5mで、奈良では石舞台古墳に次ぐものということです、積み上げましたね。
次に訪れたのは烏土塚古墳の北方向にある西宮(にしのみや)古墳、一辺36メートルほどの方墳です。
現在は公園の中で整備されて、方墳だったという形状を再現しています。
西宮古墳の中には、大きな石をくりぬいた石棺が残されています。
この古墳は、近鉄飛鳥駅のすぐ西側にある岩尾山古墳と同じ形式であるとのことで、また飛鳥へも行ってみたくなりました。
いろいろ歩いて、吉備内親王のお墓へやってきました。
奈良時代初頭、藤原氏の陰謀に倒れた左大臣長屋王の夫人の墓です。
そしてその近くにある長屋王の墓へも訪れました。
長屋王は、天武天皇の長男・高市皇子を父に持ち、皇親勢力の中心的人物でしたが、藤原氏と対立し無実の罪に落とされ、一族ともども滅びました。
最後に、奈良では3例だけとされる珍しい棚付き古墳の三里(みさと)古墳へやってきました。
棚付き古墳は和歌山の紀氏に特徴的なものとされますが、対岸の徳島にはさらに精緻な棚付き古墳が認められています。
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