かぎろひ歴史探訪・番外編~枚岡神社から古墳群広がる生駒山西麓を歩く~ 03/06
近鉄枚岡駅11時集合 ⇒ 枚岡神社 ⇒ 出雲井4号、5号墳 ⇒ 五条古墳 ⇒ 山畑古墳22号墳 ⇒ 旧春日神社本殿・五里山11号墳 ⇒ 二本松古墳 ⇒ 天嵐山 醍醐寺 ⇒ 常光寺古墳 ⇒ 大阪経済法科大学 ⇒ 愛宕塚古墳 ⇒ 心合寺山古墳・八尾市立しおんじやま古墳学習館 ⇒ 近鉄バス大竹バス停 ⇒ 近鉄東花園駅・解散 ⇒ 近鉄瓢箪山駅・反省会(や台ずし)
3月6日は、奈良歩き、かぎろひ歴史探訪の方々を奈良以外の場所へ案内する番外編、以前から下見を繰り返していた生駒山西麓の道を歩きました。
2019年2月6日にも枚岡神社から始まるコースを歩きましたが、その時は旧春日神社から西進して街へ降りていき、最終的には瓢箪山駅を越えて河内廃寺跡まで行きました。
生駒山西麓には500~600基にも及ぶ古墳が確認されており、全山古墳に覆われていると言っても過言でないくらい、古墳が多いところです。
ところが経済発展期に進んだ住宅開発によってその多くが無秩序に破壊されつくしました。
何とかその痕跡を残しているところでも、このようにマンションの敷地内に取り込まれています。出雲井4号墳です。
生駒山西麓の道は、生駒山の中腹を南へ歩いていきます。
そこからは咲き始めた梅の花を通して、広く大阪平野を望めます。
「これは大阪の山の辺の道やなぁ」という言葉もいただき、散策を続けました。
コースの中盤にある二本松古墳、6世紀後半から7世紀築造の横穴式石室を持つ一辺20mを測る方墳です。
石室全長15.8メートルで、大阪府内でも有数の規模の大型石室を持つ古墳ですが、立ち入り禁止になっています。
以前は普通に入ることができたのですが、そこは東大阪市がきちんと整備して見学できるようにしてほしいところです。
上の地図だけでは入りきらないので地図の追加です。
大阪経済法科大学の敷地内を通って、さらに南下します。
コースの終盤、こちらも大阪府下最大級の石室を持つ愛宕塚古墳へやってきました。すごいです。
ここは開け閉めできるフェンスはあるものの(よく見るとサイドからでも入れますね)、安全に入室できるようになっています。
八尾市では、歴史の道という道標や、史跡や古墳の解説の石板がしっかり整備されていて好印象です。
最後に、古墳時代の中期5世紀初め頃の築造と考えられ、全長160mを測る中河内地域でも最大規模の心合寺山(しおんじやま)古墳へやってきました。
ここは、1993年から本格的な発掘調査が行われた後、2001年から始まった整備工事で当時の様子が復元されました。
当日は雨や雪が降ったかと思えばスカっと晴れたりと、急激な天候の変化もありましたが、最後まで皆さん無事に歩いていただき、お疲れさまでした。
« 六甲フィルハーモニー管弦楽団第56回定期演奏会~創立30周年記念~ 03/16 | トップページ | 阪急神戸線園田駅でコンサート鉄 03/07 »
「かぎろひ歴史探訪・番外編」カテゴリの記事
- 番外編の下見 処女塚(おとめづか)古墳を巡る歴史探訪 東求女塚古墳と濱田屋 09/22(2025.10.09)
- 番外編の下見 処女塚(おとめづか)古墳を巡る歴史探訪 御影郷の酒蔵 09/22(2025.10.08)
- 番外編の下見 処女塚(おとめづか)古墳を巡る歴史探訪 処女塚(おとめづか)古墳 09/22(2025.10.07)
- 番外編の下見 処女塚(おとめづか)古墳を巡る歴史探訪 甲南漬 09/22(2025.10.05)
- 番外編の下見 処女塚(おとめづか)古墳を巡る歴史探訪 西郷(にしごう)酒蔵の道 09/22(2025.10.04)
« 六甲フィルハーモニー管弦楽団第56回定期演奏会~創立30周年記念~ 03/16 | トップページ | 阪急神戸線園田駅でコンサート鉄 03/07 »








コメント