神戸大学海事博物館 「神戸からの船出」～近代日本・貨客船の光彩～ 03/19

3月19日は、阪神尼崎駅から電車に乗ったり下りて駅撮りしたりして、着いたのは深江駅でした。

そこから南へ10分ほど歩いてやってきたのは旧神戸商船大学、今の神戸大学海洋政策科学部に当たります。

初めてやってきた憧れの旧神戸商船大学ですが、ここには海事博物館という資料館が置かれています。

ここで、「神戸からの船出」～近代日本・貨客船の光彩～という展示会が5月16日まで開かれています。

戦前の国内、国際物流の中心は船舶が主流で、貨物とお客さんを合わせて運ぶ貨客船数多く活躍していました。

今回はそんな貨客船にまつわる船の模型、ポスター、船内設備、数多くの写真の展示などがあり、すっかり魅了されました。

船内で使われていた銀食器の数々です。

今もそうですが、船での食事はお客さんの大きな楽しみであったようです。

戦前に隆盛にあった貨客船も戦争に徴用されて、その多くが海の藻屑となってしまいました。

これは貨客船とは別コーナーにある船の操舵設備の数々、羅針盤、コンパスがおかれています。

羅針盤には、磁気コンパスとジャイロコンパスがあるということで、それぞれ実物がおかれていました。

船の模型は、このような大型客船やタンカーなどいろいろな種類のほか、昔の日本の和船も多く展示されていました。

これらを見るだけでもずいぶん時間を要しました。これだけ楽しめて無料です。

神戸大学海洋政策科学部を出たところに阪神高速道路の高架があります。

ここは、30年前の阪神淡路大震災で橋脚が長いスパンで倒れていたところです。