伊丹散歩 古代へのいざない 04/22
4月22日は伊丹での用事を終えて、その界隈をプラプラ、金剛院で華麗な牡丹の花を拝観しました。
その後、近くの猪名野神社へ向かいました。
かつては野々宮神社といわれ、伊丹城の惣構えの北端に位置しています。
伊丹緑道から少し外れた高台に和泉式部の墓と伝わる五輪塔があります。
五輪塔とはいうものの、五つの石のうち二つが失われてはいるのですが。
和泉式部の夫が今の宝塚辺りの出身ということで、これがそうではないかという薄い根拠によるものではありますが、住宅地の中に文学の香りがします。
緑ヶ丘公園の中に入ると藤棚のフジが満開になっていました。
藤棚の下に行きたかったのですが、ブンブンと熊蜂やマルハナバチが飛んでいて、近寄るのもどうかなという感じでした。
さらに歩いて、好みの場所、伊丹廃寺跡へやってきました。
白鳳時代の瓦や、塔の水煙が発掘されており、このような金堂の基壇が復元されています。
西側には塔の基壇が復元されていて、当時を忍ぶことができます。
伊丹廃寺跡は、その南側に広がる住宅街よりもやや高い土地にあり、見晴らしもよかったことでしょう。
発掘調査で明らかになった伊丹廃寺の伽藍復元図です。
南門、中門から入ると左側に塔、右側に金堂があり、その奥に講堂があるというまさに法隆寺様式の寺であったことがわかります。
法隆寺のように、今も当時の建物が残っていたら、国宝になって、阪神間随一の観光スポットだったでしょうね。
途中の臂岡(ひじおか)天満宮には、その伊丹廃寺で使われていた礎石ではないかといわれる加工された大きな石が残されています。
当時のこういう石は、建築素材として再利用されていることが多く、散逸していることも多いですね。
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