「桜井茶臼山古墳」展 出土鏡と玉杖 06/12
6月12日は橿原考古学研究所付属博物館へ「桜井茶臼山古墳」展を見に行きましたが、なんといっても見てみたかったのは、鏡でした。
2009年に行われた後円部墳頂部の再発掘では石室の構造の詳細が判明し、103面以上の銅鏡の破片など出土品の実態が明らかになっています。
古墳から発掘された鏡の枚数は、椿井大塚古墳の36面以上や黒塚古墳の34枚が最大と考えられていましたが、桜井茶臼山古墳では破片ばかりですが、その103枚以上、一説には200~300枚とも考えられ、その枚数は群を抜いて多いということがわかりました。
今回、その鏡の破片などを見ることができ、とても感激しました。
意外に鏡の厚みが薄いように感じましたが、一つ一つの破片に古代の勢力が宿っていることを思うと、さらに研究が進んでほしいところです。
さらに、玉で作られた杖の持ち手になるのでしょうか、見事な造りの製品が目を引きました。
持ち手に続いて鉄製の杖がはめられていたようです。
玉杖がどのように使われていたかという様子が図解されていました。
これは付属品として出土した勾玉風の部材がどのように使われていたかによる推定です。
この玉杖の透過X線画像が示されていましたが、それによると玉杖の中心に鉄製の杖を通す穴が開いているのがわかります。
碧玉のような素材にこんな穴をあける技術はすごいですね。
穴をあけるというと、そのほかの小さな装飾品にもきれいに穴があけられているのを見ると、古代の技術レベルの高さに驚くばかりです。
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