指揮者

2018年6月 5日 (火)

気になる指揮者 パウル・クレツキー 

3今年5月8日の記事、最近のLPというタイトルで少し書いていたパウル・クレツキー という指揮者、その後もなんだか気になっています。1900年に生まれ、1973年に亡くなったポーランドの指揮者です。名前は昔の1000円盤LPでよく見かけていましたし、知っているとしてもそういうレベルです。先日、初めて買ったのがチャイコフスキーの交響曲第4番、これが実に熱い演奏でした。

Image2_jpegその後、マーラーの交響曲第1番、ベートーヴェンの交響曲第5番を買い、さらに今回、ベートーヴェンの第9交響曲を入手しました。調べてみると、ベートーヴェンは交響曲の全集を残していますね。これらの演奏は、チャイコフスキーと違って律儀なまでに、自分を出さずに音楽を前面に出した落ち着いた演奏ですね。

Image1_jpegそうしたら、特徴もあまりない、目立たない演奏かというと、これがぐいぐい引き込まれてしまう音楽が展開されていて、これはなにかありそうだという感じはつかんでいます。若いころに見過ごしていた指揮者さんが、突然、「わしも忘れんといてなぁ!」と現れたような、そんな気がします・・・・・・・・まだ、誰か忘れたままの指揮者がいるかもしれませんね。

2017年8月24日 (木)

二人のペトレンコ

Migベルリンフィルは、来年のシーズンで今のサイモン・ラトルが首席指揮者を退いて、バイエルン州立歌劇場のキリル・ペトレンコを迎えることになっていますね。1972年生まれの、現在45歳という事で、世代交代も進んで、まずはめでたいことだと思います。ところがどんな指揮者なのか、まだCDも聞いたことないので、何ともですけれど。

Prof_img02ところで、実は最近大注目のペトレンコがもう一人います。ロイヤル・リバプールフィルを率いる、1976年生まれ、現在41歳のヴァシリー・ペトレンコです。今、この指揮者のショスタコーヴィチの交響曲の演奏をナクソスからのネットサービスで順番に聞いていますが、久しぶりにワクワクするような演奏にぞっこんです。

将来、この二人のペトレンコがクラシック音楽界を引っ張っていってくれるような予感がします。

2017年2月19日 (日)

気になる指揮者 ギュンター・ヘルビッヒ

Nso017 ネットからの音源を楽しんでいたところ、この指揮者と出会いました。
ギュンター・ヘルビッヒ、1931年チェコスロバキア出身のドイツの指揮者です。
アーベントロート、シェルヘン、ヤンソンスらに教えを請い、ドレスデンフィルやベルリン交響楽団の指揮者を経て、1979年に西側に出てきたようです。西側では、デトロイト響、トロント響などで活躍した後、ザール・ブリュッケン放送響のレベル向上に寄与したとあります。
 
D0170835_107599 まず聞いたのは、ベルリン交響楽団時代のブラームスの交響曲全集ですが、自然な音楽の流れとその中で決めるところがきっちりと決まっている、そういう印象の他に、ここにはまだ何かあるという直感が働きます。
自分の耳と音楽経験を信じて、もう少し聞きとおしたいと思う、そういう魅力を感じる指揮者との久しぶりの出会いです。

2016年12月27日 (火)

ベートーヴェン交響曲第9番はフルトヴェングラー

Img_9714_2 年末ですので、FMなんかでも、何かとベートーヴェンの交響曲第9番の話題になっていたり、その演奏が流れていたりしますが、やはり、フルトヴェングラー指揮の演奏には、引き込まれてしまいますね。その、最も有名な演奏は、1951年7月29日にバイロイト音楽祭で演奏されたものでしょう。
というわけで、家にあるCDを探してみたら、フルトヴェングラーが指揮したものだけで、これくらいになりました。
 
古い方から並べたら、こんな具合になっていました。
・1942年3月22~24日 ベルリンフィル
・1943年12月8日 ストックホルムフィル
・1951年7月29日 バイロイト祝祭管弦楽団  これが何と4枚も
・1951年8月31日 ウィーンフィル
・1953年5月30日 ウィーンフィル
・1953年5月31日 ウィーンフィル
 

2016年11月29日 (火)

~いま下野竜也が熱い~

Img_9456 先日、NHKの大河ドラマ「真田丸」を見ていると、真田信之(大泉洋)が小野のお通の家で、稲(吉田羊)に問い詰められているシーンで、次の間のお客として登場した人物を見て、あっと声を上げてしまいました。そこにはタイトルを指揮している指揮者の下野竜也さんが写っていたからです。なかなか、やりますね。
 
Img001 そして、下野竜也さんというと、広島交響楽団の音楽総監督に就任したという事で、来年4月14日にザ・シンフォニーホールで披露公演があるようです。曲目は、大曲、ブルックナーの交響曲第8番ハ短調です。今から楽しみですね。
また、なんでも、この公演の宣伝をするとチケットが1000円割引になるというらしいので、それにホイホイ乗って、本日のブログ更新といたします。
下野さんらしい重厚なブルックナーに期待大です。

2016年10月 3日 (月)

追悼 ネヴィル・マリナー

Img_8419 昨夜、指揮者のネヴィル・マリナーが亡くなったということを知りました。実は、今シーズンの兵庫芸術文化センター管弦楽団の第97回定期演奏会(2017.06.23~25)で、モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームスというドイツ・オーストリア系の王道を行くようなプログラムの演奏会が組まれていたものですから、残念で仕方ありません。芸文オケには過去2回出演していますね。
 
Img_8426 家にあるマリナー指揮アカデミーのモーツァルトの序曲集を聞いています。実に軽やかに音楽が流れていきます。この爽やかさこそ、マリナーの真骨頂だったと思います。
2015年の5月に芸文オケで聞いたメンデルスゾーンのスコットランド が忘れられません。芸文オケで聞いた最も緊密なアンサンブルもこの時披露されました。
92歳といえば、ずいぶんなお歳ですが、音楽は若々しいものでした。

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