逢うも逢わぬも逢坂の関 京阪京津線大谷駅へ 7/29
7月29日は撮影ポイントを求めて、初めて京阪京津線大谷駅で下車しました。
京津線は京都市営地下鉄東西線と直通運転しており、御陵駅から浜大津駅までを結ぶ路線です。
大谷駅から東へ数百メートル行くと、逢坂の関跡の碑があります。
これは、昭和7年に滋賀県が建立したものですが、逢坂の関が実際どこにあったかは近世に道が掘り下げられたりして、正確な位置は不明とされています。
碑の近くには旧東海道に敷設されていた車石が保存されていました。
車石は、鉄道が開通する前の時代、峠で牛車などが登りやすくするために石に轍を彫り込んだものです。
逢坂の関跡の近くには、盲目のビワの名手とされる平安時代前期の歌人蝉丸を祭神とした蝉丸神社がありました。
百人一首の「これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも 逢坂の関」で有名な蝉丸ですね。
撮影ポイントを見つけ、何枚か撮影した後、再び大谷駅へ戻りました。
この駅はホームの傾斜がきついので、ベンチの足を同じ高さではなく調節して座面が平衡になるように工夫されています。
暑い日でしたが、なんとか所期の目的を達成して逢坂の関、大谷駅を後にしました。
浜大津方面へも足を延ばしたかったのですが、次の撮影ポイント探しのために移動です。
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