三木鉄道ふれあい館 11/5
11月5日は、神戸電鉄のおもてなし切符を利用して兵庫県のど真ん中に近い三木市を訪ねました。ここにはかつて国鉄三木線、その後の第3セクターによる三木鉄道がありましたが、残念ながら2008年3月に廃線となってしまいました。その三木駅を訪れました。
あいにく訪れた日はこの三木鉄道ふれあい館は休館で入ることができませんでした。館内には、三木線、三木鉄道時代のいろいろな資料があるようです。ガラス越しながら撮影だけしました。
周辺は三木鉄道記念公園として整備され、かつて三木鉄道を走っていた車両に似せたトロッコがありました。これはたまに動くようです。廃線跡は今ではきれいな散歩道になっていました。
最後に神戸電鉄の三木駅まで歩いていきました。三木駅は火災で焼失したものの、近いうちに近代的な建屋の駅になってその姿を現すようです。
三木市は最近、とてもきれいで大きな市庁舎が出来たようです。広々とした敷地の中に建つ庁舎、そこへかけるお金、さらに三木鉄道記念公園の整備にかけるお金の一部でも、三木鉄道存続のための基金に利用できなかったものか、線路を外した鉄道は二度と復活しないことを思うと、釈然としない思いは残ります。
磯山雅 バロック音楽 豊かなる生のドラマ ちくま学芸文庫/読了・・・・・・バロック音楽の時代がどのようにして生まれ、成熟していったかという長い時間を要約し、とても読みやすい文章でまとめ上げた素晴らしい一冊でした。そして戦後から現代においてもずっと続いているバロックブームの変遷も一つの演奏史として概説されています。この本はもう20数年前に書かれたもので、バロック音楽の演奏自体はさらに発展していることを思うと、著者が遺したほかの作品も探してみたくなります。
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