衣笠交響楽団

2019年7月22日 (月)

衣笠交響楽団第27回定期演奏会

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一昨日、7月20日はなかなか興味をそそるようなコンサートがなかったのですが、昨日7月21日は、ノインテ、阪大響、クラン・クレーデそして衣笠響といくつものアマオケのコンサートがほぼ同時刻の開催と重なっていました。もう少し曜日がばらけないものでしょうか。とか、思いながら、立命館大学のいばらきフューチャープラザ・グランドホールで開かれた衣笠交響楽団の第27回定期演奏会を聴きました。

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指揮は、団内OBの小島さんと林さんで、ブラームスのハイドンの主題による変奏曲、チャイコフスキーの白鳥の湖からのハイライト、ベートーヴェンの交響曲第7番と言うプログラムです。ハイドンバリエーション、この曲で大感激するとかはなかなかな楽曲ですけれど、いくつか面白いと思えるニュアンスが伝わってきました。どこがどうとかは表現できませんが。白鳥の湖は最近関学オケで聞いたところなのでどうしても比較してしまいます。ちょっと乱れとかもあったかな。

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ここで、気が付いたのですが、このホールで聞くオーケストラの音は、弦楽器は程よくブレンドされて聞こえるのですが、管楽器、特に金管楽器は、ストレートなデッドな感じで、さらにとても大きな音に聞こえるのですね。金管楽器が鳴り出すと、弦楽器の音がかき消されてしまいます。また、木管楽器でもとても大きな音に聞こえますね。昨日は弦楽器でも50名ほど、たしか、11+11+10+7+8くらいの編成でしたが、管楽器に押されていましたね。白鳥の湖では、曲によってはブラスバンドの演奏のようでした。

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ベートーヴェンの交響曲第7番は、小島さんの熱のこもった指揮で、とてもアップテンポの快活な演奏でした。演奏自体は、岩をちぎっては投げと言うようなごつごつ感もあって、とても面白いものでした。オケの方々も力がいっぱい入っていたのでしょうね、終わった後の解放感が伝わってきました。ところが、意外に客席の拍手が醒めたものだったのが、???でした。あまりの熱演に客席が置かれていってしまったのでしょうか。

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衣笠交響楽団、アマオケの中でも、特にアマチュアイズムをもって活動していましたね。かつては、衣響全国ツアー京都公演とか銘打っての演奏会があったり、広島カープの真っ赤な客席でタイガースの衣装で座る団長さんの紹介写真がパンフに載っていたりと、なにかひねりがある団体でしたが、今回の演奏会では、普通のアマオケになっていました。なんだか、寂しいなぁ。

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茨木へ向かう途中の阪急電車も貼っておきます。カラフルな車両が増えていますね。

2018年7月14日 (土)

祇園祭り&衣笠交響楽団第26回定期公演

Dsc09135阪急電車の烏丸駅を降りて地上に出るとその日差しの強さ、気温の高さに、一瞬クラっとしてしまいましたが、今日の京都の暑さは尋常ではなかったですね。あとで聞いたら、体温より高い38度を超えたらしいです。まさに、夏真っ盛りというところでしょうか。京都は祇園祭です。そして、これは、四条通の長刀鉾です。コンコンチキチン(^^♪  そのほか、辻々に鉾や山が並んでいましたよ。また、ブログがお知らせしますね。

Dsc09151さて、今日は、北山まで足を延ばし、京都コンサートホールで開かれた衣笠交響楽団の第26回定期公演を聴きました。シュトラウスの美しく青きドナウを立命館交響楽団指揮者の林淳さん、マーラーの交響曲第5番を伊藤和夫さんが指揮しました。

Image1_jpegマーラーの交響曲は、トランペットが少し音楽に乗り切れてなかったので、次のフレーズとどうなるかなという聞き方をしたものですから、妙な緊張感があった上に、最終楽章が始まったしばらくすると、会場に焦げた匂い(実際は近隣で火災があって、その煙が流れてきたもののようです)が空調から流れてきたため、集中できなかったこともあって、残念でした。もっといい条件で聞きたかったですね。

2016年7月17日 (日)

京都の夏、そして第九 衣笠交響楽団第24回定期公演

Img_7704本日は蒸し暑い京都を訪れた。地下鉄を降りて11時半に烏丸御池の交差点に上がった時は既に先頭の長刀鉾は通り過ぎていて、函谷鉾が丁とやってきた。そこからほとんど終わりの鉾、山まで見送ってしまった。実は、山鉾巡行を見るのはこれが初めてのこと。何とも優雅でのんびりとしたパレードでしたね。

Img_7712さて、その後本日の目的である衣笠交響楽団の第24回定期公演に行きました。今日とコンサートホールです。年に一回、立命館大学交響楽団のOB、OGが集うオーケストラで、真のアマチュアズムを感じる団体ですが、今回は、ラヴェルの古風なメヌエット、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番、さらにベートーヴェンの第九交響曲という無茶なプログラムです。指揮は伊藤和夫、ピアノはまだ学生の出口青空(本当にあおぞらさんと言います)

Img_7713ラフマニノフは、ゆったりとしたテンポで始まり、堂々としたピアノの響きがホールに満ちましたね。終始、そういう展開となって、大きなスケール感がありました。こういう曲にはぴったりですね。青空さんのブルーのまさに青空のようなドレスも印象的でした。

第九は、まさに熱演でしたね。団員の演奏への一所懸命さが伝わってくる内容でした。また、今回は京都コンサートホールの2階奥に座りましたが、芳醇な響きと残響で、素晴らしく良い音に聞こえました。昨年末の芸文オケの第九、6月初めの徳島の第九に続いて、今回の第九となりました。こんなに第九を聞いた年は無いかもしれません。夏の第九、堪能しました。

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