オーケストラ・ソノリテ

2024年8月12日 (月)

オーケストラ・ソノリテ第45回定期演奏会 8/11

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昨日8月11日は午前中は母親のホームを訪問、用事を済ませて昼からオーケストラ・ソノリテの第45回定期演奏会を聞きました。

過去に何回も聞いているアマオケで、もうすっかりおなじみさんです。

今回もご招待を受けており、ありがたいことです。

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会場の豊中市文化芸術センター、ホール以外にもいろいろな展示室やスペースがありとても良い施設です。

思えば、茨木市の新しい文化・子育て施設おにクルは、このセンターをさらに発展させたものですね。

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ソノリテの演奏会、オイリアンテ序曲の後のシベリウスの交響曲第3番は初めて聞きましたが、なかなか面白いし素晴らしい金管の咆哮もあって楽しめました。

ソノリテってこんなに上手かったかなぁ、もっと弦楽器が薄い印象がありましたが、シューマンのラインでも堂々たる演奏でした。

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今回、ソノリテを率いていた指揮者はまだ33歳の藤村知史さん、きびきびとしたタクトは好印象ですし、曲想にあったニュアンス付けがあっちこっちにあって、そうそう、そこそこと聞いていてそのチャレンジに面白さを感じました。

そういうのは、余りやってはくどくなっていけないとは思うけど、よく考えて壺にはまった時の痛快さは絶妙でした。

また聞いてみたいと思わせる指揮者さんに出会いました。

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安田峰敏 田中康平(監修) 恐竜大陸 中国 角川新書/読了・・・・・・・中国には広い台地があるから当然恐竜化石もたくさん見つかるだろうし、そういうことかと思ったら、中国の恐竜研究はそこそこ30数年という。それまでは見つかった化石は龍骨と言われ、漢方薬になっていたとか、いかにも中国らしい話で始まり、さらに一攫千金狙いの盗掘もと、いやはやの世界からようやく学術的になってきたようです。試料が豊富なだけに今後さらに多くの発見が寄せられることになるのでしょうね。

2023年8月 7日 (月)

オーケストラ・ソノリテ第43回定期演奏会 8/6

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昨日8月6日は、いたみホールで開かれるコンサートのために出かけました。

ところがJR線が西宮-甲子園口間で線路付近で発煙しているとのことで運転見合わせ、仕方なくバスで塚口へ向い、そこから阪急伊丹線での移動です。伊丹線のちいかわHM編成、ちいかわってなんやねん?

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いたみホールで開かれたのは、招待状をいただいていたオーケストラ・ソノリテの演奏会です。

2001年に設立された団体で、年2回の定期演奏会を地道に続けているアマチュアオーケストラです。

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モーツァルトの歌劇「魔笛」序曲がすっきりと演奏された後、ボロディンの交響曲第3番が披露されました。初めてきく楽曲でしたがとても聞き心地の良い音楽でした。演奏も力強く、それできっちりとした音楽の流れが届けられました。

後半のニールセンの交響曲第1番も初めて聞く音楽です。30分ほどの曲ですが、それぞれの楽章で違った個性が見られ、楽しめました。これも含めて、なかなか意欲的なプログラムでしたね。

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指揮は最近めきめきとその活躍が目覚ましい木下麻由加さん、颯爽とした指揮姿がかっこいいです。

今回もそのきびきびとした指揮でオーケストラを見事にコントロールされていました、素晴らしい。

2021年8月 9日 (月)

オーケストラ・ソノリテ第39回定期演奏会

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ピーカンの夏空の昨日8月8日、尼崎のアルカイックホールで開かれたオーケストラ・ソノリテの第39回定期演奏会を聴きました。青い空、白い雲、おや巻雲がありますね。高い空では秋の訪れもあるのでしょうか。

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広いアルカイックホールの客席もお客さんはまばらです。しっかりと感染対策を取ったうえでのコンサート、その様式にもずいぶんと慣れてきました。コロナが終息した後、びっしりと満席になった様子をいまは想像することができません。

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たぶん、こんな状況ですから練習も十分ではないのではないかと言う不安を「献堂式」の一発目で払拭してくれました。力強い響きがホールに満ちてコンサートは始まりました。

チャイコフスキーの「小ロシア」では、この曲の持つ骨太の曲想に合った豪快かつ粘り強い演奏が届けられました。あまり演奏されない曲ですが、このような弾けた演奏がとても似合います。

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北杜夫 どくとるマンボウ医局記【新版】 中公文庫/読了・・・・・・・久しぶりマンボウものです。今はもう新刊はありませんから、この本のように、新たに武田泰淳との対談が増補されたという新版が出たら買わざるを得ません。もちろん、数十年前に出た医局記も読んでいますが、今回は北杜夫の世界に浸るために読みました。なんか、ほっこりとするこの北杜夫ワールドに入ることが出来て、読んでいて幸せでした。 

2019年2月17日 (日)

オーケストラ・ソノリテ第36回定期演奏会

52507976_2277737262550602_361566353今日は午前中、阪急千里線の南千里駅近くで開催されているキタオオサカ大学という講座で、鉄道の旅と題する講演?を聞いてきました。なかなか面白かったですね。

その後、尼崎のアルカイックホールで開かれたオーケストラ・ソノリテの第36回定期演奏会を聞くために、阪急⇒阪神と乗り継いでやってきました。ソノリテからご招待をいただいておりました。

52136274_2277737315883930_593513727今日は、シューベルトのロザムンデ序曲、シベリウスの交響曲第7番、そしてブラームスの交響曲第1番というラインナップです。ロザムンデ、シベリウスともに分厚い弦楽器の音が奏でる和音が素晴らしく、楽想は違う曲なのですが、それぞれの色合いをはっきりと打ち出した演奏だと感じました。

52480823_2277737335883928_628775789休憩の後は、ブラームスです。この曲、先日はムーティ指揮シカゴ交響楽団というとてつもないスーパーオーケストラで聞いたわけですが、その無類、空前絶後の技量には脅かされましたが、さて音楽の内容はというと、何とも平板な印象しか残っていません。ソノリテの演奏、傷がなかったかというとそうでもないのですが、白谷さんがぐいぐい引っ張るものですから、ここに一期一会の音楽が生まれていました。音楽の本分はアマチュアにあり、芥川さんがかつて言われていた音楽への姿勢が感じられました。

2018年8月12日 (日)

オーケストラ・ソノリテ第35回定期演奏会

38991988_2132860990371564_117708594今日は雨が降る予報だったので、お墓の掃除は明日に回して、という段取りでしたが、阪神間では雨は一滴も降りませんでしたね。もう地面はカラカラだと思います。さて、蒸し暑い一日でしたが、昼からアルカイックホールで行われたオーケストラ・ソノリテの第35回定期演奏会を聞きました。真夏の庄下川とアルカイックホールと青い空。

38872830_2132860983704898_517246418今日は、バブアゼさんの指揮で、スメタナの売られた花嫁序曲、ベートーヴェンの交響曲第1番、ドヴォルザークの交響曲第8番というプログラムでした。売られた花嫁、きっちりとした音楽でむやみやたらに流すという事がなく、襟を正した音楽でしたね。もっと崩しても面白いかも。

39060129_2132861003704896_720782434ベートーヴェンの1番って、なかなか聴けないですね、貴重な機会でした。最終楽章に力を爆発させた印象です。ドヴォルザークの8番は、対立した旋律を浮かび上がらせながら歌うところを強調した演奏で、すっごくロマンティックな音楽に聞こえました。バブアゼさんの熱演指揮に引っ張られて、オーケストラも力のこもった元気いっぱいの演奏でした。特に管楽器の方々、ソロになると、皆さん結構吹きましたね。

2018年2月11日 (日)

オーケストラ・ソノリテ第34回定期演奏会

Image1_jpeg午前中、梅田界隈での用事を済ませ、昼から阪神電車に乗って尼崎まで乗車。勤めていた時は毎日乗っていた電車ですが、最近はとんとご無沙汰です。今日は、オーケストラ・ソノリテの第34回定期演奏会を聴きに、アルカイックホールへ行きました。アルカイックホルの横の川を跨ぐ管にも、川面にも、カモメがびっしりと留まっています。

Image2_jpeg今日は、シャブリエの狂詩曲「スペイン」、ドビュッシーの小組曲、最後にベルリオーズの幻想交響曲というプログラムです。指揮は、若手の浦優介、関学オケの学生指揮者だった人ですね。なかなか華麗な指揮姿で、見ていても飽きませんでしたね。演奏会の前にロビーコンサートも行われ、雰囲気を盛り上げていました。

Image4_jpegさて、演奏のほうですが、いくつかの傷はあったものの、スペインのキラキラとした音の洪水、一転、ドビュッシーの繊細な世界、いずれも見事に表現されていたと思います。幻想でもそうでしたが、ゆったりとしたテンポで、一つ一つの音を大切に伝えようという意識が働いて、実にわかりやすい音楽が届きました。それでも幻想では後半になるほど熱を帯びた演奏となりました。

2017年8月27日 (日)

オーケストラ・ソノリテ第33回定期演奏会

Img_2769秋の空気に入れ替わり、晴れて暑いけれど、日陰が心地よい本日、昼から昨日に続いて、尼崎のアルカイックホールに行きました。今日は、オーケストラ・ソノリテの第33回定期演奏会を聴きました。

プログラムは、ウェーバーの歌劇「魔弾の射手」序曲、シューマンの「序曲、スケルツォとフィナーレ」、休憩をはさんで、ヨアヒム・ラフという1822年スイス生まれのひとの交響曲第5番「レオノーレ」というラインナップです。

Img_2770そこそこ老舗オーケストラですから、腕も上々、魔弾の射手は人数のわりに太い音量で、ゆったりとした音楽が流れました。シューマンは、どちらかというとメリハリのついた音楽で、これも飽きることなく楽しめました。指揮は、ギオルギ・バブアゼ。

Img_2771さて、後半のラフの曲ですが、恋人同士の恋の始まりから、戦争によって引き裂かれ、最後は男の死に曳きづられ、破滅へ向うというストーリーを追うものですが、音楽がどちらかというと皮相的ですから、なかなかこれから感涙の涙を流すというところまでは行きません。

それでも、祝祭的な第1楽章、映画音楽のようなフレーズが多用されている第2楽章、しみじみとした味わいの第3楽章、悲壮感を現した終楽章と、それぞれの特徴は表現されましたね。現代だと、映画音楽作曲者として活躍していたかも。

このような珍しい楽曲をアマチュアが取り上げるという事自体が、面白いですね。知らない曲だっただけに、逆に集中して聞くことができました。

2016年8月28日 (日)

オーケストラ・ソノリテ第31回定期演奏会

Img_8036 つらい猛暑の日々か途切れた本日、昼から尼崎のアルカイックホールで行われたオーケストラ・ソノリテの第31回定期演奏会を聞いた。本日は、御知り合いのオーボエ工務店さんをお誘いしてのこと、お疲れ様でした。指揮は、白谷隆。雨か心配だったので、バスで駆け付けたが、これは自転車でも大丈夫なくらい天気は回復した。
 
Img_8037 曲は、初めて聞くドヴォルザークの序曲「自然の王国で」で始まった。ドヴォルザークらしいメロディアスな曲で、これは思わぬ発見ですね。また、音楽のストーリー性もわかりやすく、親しみやすい音楽。次いで、スメタナの我が祖国から第6曲のブラニーク、この演奏はメリハリをつけてダイナミックさを強調した演奏で良かったですね。
 
 
Img_8038 休憩をはさんで、メインのベートーヴェンの田園が演奏された。出だしから、軽快な流れに乗って、淀みがなくすっきりした味わいに仕上がりました。いずれも管楽器の頑張りが盛り上げましたね。アンコールにピチカートポルカでした。
 
615m7cf3hnl 宮部みゆき ここはボツコニアン3 集英社文庫/読了・・・・・・・二軍三国志と副題が付けられたゲームストーリー。まぁ、宮部みゆきの欠いたものは全部読もうとしているために手を伸ばしているシリーズものですね。ゲームしないので、その世界、独特の言葉使い、展開の方向とか、まったくわからないので、ざっと読み通した程度ですが、話としての三国志にはなんだか最近ほかの本の影響もあって、興味が沸いてきています。

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