オーケストラ・ソノリテ第36回定期演奏会
今日は午前中、阪急千里線の南千里駅近くで開催されているキタオオサカ大学という講座で、鉄道の旅と題する講演?を聞いてきました。なかなか面白かったですね。
その後、尼崎のアルカイックホールで開かれたオーケストラ・ソノリテの第36回定期演奏会を聞くために、阪急⇒阪神と乗り継いでやってきました。ソノリテからご招待をいただいておりました。
今日は、シューベルトのロザムンデ序曲、シベリウスの交響曲第7番、そしてブラームスの交響曲第1番というラインナップです。ロザムンデ、シベリウスともに分厚い弦楽器の音が奏でる和音が素晴らしく、楽想は違う曲なのですが、それぞれの色合いをはっきりと打ち出した演奏だと感じました。
休憩の後は、ブラームスです。この曲、先日はムーティ指揮シカゴ交響楽団というとてつもないスーパーオーケストラで聞いたわけですが、その無類、空前絶後の技量には脅かされましたが、さて音楽の内容はというと、何とも平板な印象しか残っていません。ソノリテの演奏、傷がなかったかというとそうでもないのですが、白谷さんがぐいぐい引っ張るものですから、ここに一期一会の音楽が生まれていました。音楽の本分はアマチュアにあり、芥川さんがかつて言われていた音楽への姿勢が感じられました。
最近のコメント