若狭、福井を行く 福井から武生へ その3
8月7日、8日は若狭から福井へ行ってきました。8日は朝8時15分に武生駅前を出る越前武生行きの福井鉄道の急行に乗車です。JRよりも時間はかかりますが、ここは地元の鉄道に敬意を表しての乗り鉄です。急行という事なのでしょうか、青いフクラム、低床車がやってきました。背後のビルのデザインとマッチしていますね。
武生駅からは、レンタサイクルであっちこっち回ろうと思っていましたが、取りあえず万葉の里として整備された味真野苑を目指すこととしました。これが、地図で見た時の距離感と実際の感覚が随分と違って、何と駅から7kmもあったのです。しかも、緩い上り坂が続いて、猛烈な暑さの中、汗がほとばしるサイクリングとなりました。自転車が3段変速でまだ良かったですが。
この味真野苑には、犬養孝先生の揮毫による万葉歌碑が2基建っています。
中臣宅守(なかとみのやかもり)歌碑
塵泥(ちりひじ)の数にもあらぬ我故(われゆえ)に思ひわぶらむ妹(いも)がかなしさ
狭野弟上娘子(さ ののおとがみのおとめ)歌碑
君が行(ゆ)く道の長手(ながて)を繰(く)り畳(たた)ね焼き滅ぼさむ天(あめ)の火もがも
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