宝塚市交響楽団第73回定期演奏会 6/9
昨日6月9日は特に予定はなかったのですが、関西アマオケカレンダーのサイトを見ると宝塚市交響楽団の定期演奏会があることを思い出し、昼から出かけて兵庫芸術文化センターへ足を運びました。
6月2日に写真展を終えてから緊張感のない生活になっているのでしょうかね。
さて、来てみると、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番は大変な名曲だけど、シベリウスの交響曲第1番とは渋い選曲ですね。
当日券で3階の座席を確保しました。芸文センターで開催して千円は安いですね、楽員の負担も大きいわけですが。
指揮はウクライナで活躍していた浦優介さんです。ロシアの侵攻で現地での活動が出来なくなったそうです。
なにかと戦争の影響を受けた指揮者がいるようで、王子こと高谷光信さんも活動に影響を受けていましたね。
浦さん、きびきびとした指揮スタイルでぐいぐいオーケストラを率いる姿は素晴らしいです。
ピアニストは、以前ラフマニノフの第3番でバリバリの演奏を聞かせてくれた神戸市出身の崎谷昭弘さんです。
音楽の構築性が目に見えるかのようなガチッとした力強い演奏はさすがです。
しかし、この高いレベルのピアニストさんがプロオケではなくアマオケと組まなくてはならないって、ピアニストの世界も競争が厳しいのでしょうね。
それにしても、関西のアマオケでもトップレベルの腕前を披露する宝塚市交響楽団ですが、さて、何を目指しているのでしょうか。
正直、プロオケのまねをしているような気がしますが、腕前で追いつけるわけでもないですね。
「儲けないでいい」「自由に演奏できる」というアマオケの特権を生かして、できることはもっとあるはずなのになぁと、以前にもこのオーケストラの演奏を聞いて思ったことがありましたね。
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