アンサンブル・フリー第30回演奏会
昨日10月27日は京都で行われるコンサートの為阪急電車に乗りました。時間もたっぷりあったので、桂駅で準急に乗り換えて大宮まで行き、駅からすぐのところにある王将の1号店へ入りました。何回か利用したことがあるお店ですが、相変わらず活気があっていいですね。
お腹も満たされたので、プラプラ歩いて同志社大学がある今出川まで歩き、そこから地下鉄で北山へ向かいました。京都の町を歩いていると、古い町屋とか見るだけでも心地よいものですし、歩いていくといろいろな町に出会います。今出川までそれほどの距離も感じませんでしたから、案外京都の町というのも小さな規模なのかもしれませんね。そうするうちに、京都コンサートホールに到着です。
昨日は、ごひいきのアンサンブル・フリー、その西日本のオーケストラと東日本のオーケストラの2つの団体の合同演奏会という豪華版です。このオーケストラを率いる浅野亮介さんの指導によりアマチュアの最高レベルの演奏が繰り広げられてきました。今回は、ステージのサイドから浅野氏の指揮姿を拝見することとしました。
浅野氏は指揮棒を持たないスタイルなのですが、見ていると決して大きくない体躯ながら、身体に比べて長めの腕、さらに長めの指が自由自在に踊るように動いていきます。右手はかなり細かな指示が出ていますし、左手の動きと相まって、音楽のニュアンスも的確にオーケストラに伝えていきます。また、アイコンタクトでも適切な指示がなされていました。そして演奏中の笑顔もいいですね。
昨日は、リヒャルト・シュトラウスの祝典前奏曲に始まり、バルトークの中国の不思議な役人、最後にまたシュトラウスのアルプス交響曲というすごいプログラムでした。いずれもパイプオルガンが加わった重厚精緻な演奏が展開され、きわめて凄まじい音楽体験となりました。
梶よう子 五弁の秋花 みとや・お瑛仕入帖 新潮文庫/読了・・・・・・北斎まんだらでその筆力に舌を巻いた著者の作品の続きです。前作に続くのんびりとした江戸時代の庶民の暮らしかとおもいきや、いろいろと事件が起きて登場人物たちがその渦中となっていきます。話もいろいろと盛り上がってきたので、続編が出たらこれは読まないわけにはいきませんね。
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