北摂フィルハーモニー管弦楽団第８回定期演奏会

本日は、お知り合いのみっきいｆｇさんご出演という事もあり、茨木市のクリエートセンターで開催された北摂フィルハーモニー管弦楽団の第８回定期演奏会を、オーボエ工務店さんと一緒に聴きました。

茨木市クリエイトセンターは市役所の北側にありますが、近くの市民会館は閉鎖されてしまったようですね。

指揮は、幼少時の藤舎名生に横笛を習ったという今西正和。藤舎名生は一度だけ生で聞いたことがありますが、すごいとしか言いようがありませんでした。

さて、本日のプログラムは、ベートーヴェンの交響曲第４番と第５番「運命」です。

まず、第４番が演奏されましたが、のっけから速いテンポでぐいぐい進められ、オーケストラもそれに必死に喰いついて進められました。

非常な熱気をはらんだベートーヴェンの演奏になりました。

後半の第５番は、同じように速いテンポで進められ、さらに密度の濃い演奏となり、最後はブラボーが飛んでいました。

オーケストラのメンバーは50人にも満たない比較的小さな大きさでしたが、演奏の迫力は大変なもので、ゆるみのない演奏に圧倒されました。

出来ればもう少し響きがあるホールでの演奏だと、少しはリラックスできたかもしれませんが、この２曲の熱演に拍手です。アンコールにモーツァルトのｋ136の第1楽章。

北摂フィルハーモニー管弦楽団第７回定期演奏会

今日は今年一番の寒気の中、高槻現代劇場中ホールで開かれた北摂フィルハーモニー管弦楽団の第７回定期演奏会を聞いた。先週に続いて、お知り合いのみっきいｆｇさんからの御誘いである。あまりに寒かったので、会場近くにある韓国料理のチャンチでスンドゥプチゲのランチをいただいてほっこりした。

今日は、モーツァルトの歌劇「魔笛」の序曲、同じくモーツァルトの交響曲第35番ハフナー、休憩を挟んで、ベートーヴェンの交響曲第６番田園というプログラム。こういう慣れ親しんだ曲目って、なかなか実演に出会わないもので、ハフナーも田園も、いつ生演奏を聞いたか思い出せないほどのご無沙汰である。指揮は、大谷真由美。近畿大学卒業後、京都市立芸大指揮科で学び、指揮活動しているという方。初めて聞きました。

ハフナーは、甘い旋律をよく歌わせて、どこか懐かしさが漂う演奏で良かったです。田園は、弦楽器と木管のバランスが良く、管楽器の旋律がうまく浮かび上がっていたように思います。ただ、途中で空中分解しそうになったところもあり、指揮者もオケも、当然聴衆もあわてたのではないでしょうか。