ジョワン第20回定期演奏会 ~楽聖の傑作の森を彷徨う~ 7/21
昨日7月21日はご招待をいただいたジョワン(オルケストル・クラシーク・ジョワン)の第20回定期演奏会を聞きました。
今回は「楽聖の傑作の森を彷徨う」とサブタイトルが掲げられています。
演奏されたのは、ベートーヴェンの交響曲第6番と第5番で、これは1808年にこの2曲が同時に初演されたことに因んだ選曲です。
こういう主張を持った演奏会を聞いてみたかったので、うれしかったです。
指揮は、いつもの上塚憲一さん、かつて日本テレマン協会のチェリストとして活躍された方です。
柔かいお声での解説は短いながら的を得たもので、ユーモアを交えてとてもわかりやすいですね。
会場の松方ホールです、低音から高音まで分離とバランスの良い音が届きます。
アンコールには、第5番第3楽章のテーマの由来から、モーツァルトの交響曲第40番の最終楽章が演奏されました。
また、最後にベートーヴェンのメヌエットの管弦楽版が演奏され、それについても演奏する意義が解説され、ひとつの無駄もない立派な演奏会に大感動でした。
松方ホールが入る神戸新聞やラジオ関西が入るビルです、梅雨明けの青空が広がります。
この日の演奏会の写真撮影をされていた、とても面白そうな方とお知り合いになりました、ひとつの出会いですね。
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