アンサンブル・ジョワン

2024年7月22日 (月)

ジョワン第20回定期演奏会 ~楽聖の傑作の森を彷徨う~ 7/21

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昨日7月21日はご招待をいただいたジョワン(オルケストル・クラシーク・ジョワン)の第20回定期演奏会を聞きました。

今回は「楽聖の傑作の森を彷徨う」とサブタイトルが掲げられています。

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演奏されたのは、ベートーヴェンの交響曲第6番と第5番で、これは1808年にこの2曲が同時に初演されたことに因んだ選曲です。

こういう主張を持った演奏会を聞いてみたかったので、うれしかったです。

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指揮は、いつもの上塚憲一さん、かつて日本テレマン協会のチェリストとして活躍された方です。

柔かいお声での解説は短いながら的を得たもので、ユーモアを交えてとてもわかりやすいですね。

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会場の松方ホールです、低音から高音まで分離とバランスの良い音が届きます。

アンコールには、第5番第3楽章のテーマの由来から、モーツァルトの交響曲第40番の最終楽章が演奏されました。

また、最後にベートーヴェンのメヌエットの管弦楽版が演奏され、それについても演奏する意義が解説され、ひとつの無駄もない立派な演奏会に大感動でした。

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松方ホールが入る神戸新聞やラジオ関西が入るビルです、梅雨明けの青空が広がります。

この日の演奏会の写真撮影をされていた、とても面白そうな方とお知り合いになりました、ひとつの出会いですね。

2023年12月11日 (月)

ジョワンのクリスマスコンサート 12/10

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昨日12月10日は、カトリック芦屋教会で開催されたジョワンのクリスマスコンサートを聞きました。

ジョワンは、大阪音大教授の上塚憲一さんが率いる、主にバロックからロマン派の音楽を演奏する室内オーケストラです。

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この日はクリスマスコンサートということで、ヘンデル、バッハ、アルビノーニ、パッヘルベル、ヴィヴァルディとバロックの作曲家の馴染みのある曲を中心に演奏されました。

こういう曲って案外ナマで聞くことが無いので、これも貴重な音楽体験でした。

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曲の合間には、上塚氏の軽妙な、また敬虔なお話があり、楽しい時間が過ぎていきました。

今回は事前に申し込んでいた気になっていた(実際には申し込んでいなかった、すみません)ものですから、お知り合いの楽団の方にご迷惑をおかけしました。ちゃんとしないといけませんね。

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会場となったカトリック芦屋教会です。ジョワンのほか、弦楽四重奏団の演奏会などもあり、たびたび訪れていますね。

神様にも仏様にもビリケンさんにも、信仰も何もない人間ですが、利用させてもらってありがたいことです。

2023年7月24日 (月)

ジョワン第19回定期演奏会 7/23

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昨日7月23日は、JR神戸駅から南へ5分ほど歩いたところにある神戸新聞松方ホールへ向いました。

強い日差しの下、町を歩く人々の様子も真夏の装いでした。なるべく地下街、日陰を探して歩きました。

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昨日は、ジョワンの第19回定期演奏会でした。正式にはオルケストル・クラシーク・ド・ジョワンというアンサンブルです。

テレマンアンサンブルで長く活躍された上塚憲一さんが音楽監督、指揮者として率いておられます。

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この日は、ベートーヴェンのコリオラン序曲と交響曲第3番「英雄」の間に、ドラゴネッティ(1763-1846)というコントラバスの名手が作曲した協奏曲が演奏されました。

上塚さんの解説付きで、楽曲をとてもわかりやすく紹介されて、こういう演奏会はアマオケならではですね。

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「英雄」の演奏でも、弦楽器が24名、管楽器、打楽器を入れても38名という比較的小さなアンサンブルですが、立派な音楽が聞こえてきました。

コントラバス協奏曲は、ソロで活躍されている田中寿代さんが演奏されました。大きな楽器を操るのも大変なことだと思いますが、熱演となりました。

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松方ホールのロビーから見える風景はほかのホールでは得られない開放感があります。

すぐ南の工場の護岸には潜水艦が2隻入っていました。

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ホールの南に広がる入り江にはこのような跳ね橋もあって雰囲気を盛り上げています。

海の中に悠々と泳ぐ大きなエイを2匹見ることが出来ました。

2022年12月20日 (火)

ジョワン クリスマスコンサート 芦屋教会 12/17

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12月17日土曜日は、別件で京都へ行った帰りに、昼からカトリック芦屋教会で開かれたジョワンのクリスマスコンサートを聞きに行きました。雨模様だったので、阪神芦屋駅から歩いてすぐというロケーションの良さは助かります。

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ジョワン、もともとアンサンブル・ジョワンという小規模の弦楽合奏団でしたが、管楽器奏者などが加わるようになり、オルケストラ・クラシーク・ド・ジョワンとしても活動されています。上塚憲一さんという、もとテレマン・アンサンブルのチェロ奏者で現在大阪音大の先生が指導されています。

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クリスマスコンサートということで、ハイニヒェン、ロカテッリ、ヘンデルなど、バロック中心の作品のほか、ムレイやルロイ・アンダーソンの聞き馴染みのある小品も演奏されました。1時間ほどの演奏会、クリスマス気分、あげあげになりました。

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カトリック芦屋教会、教会ということで天井高さも十分あって、たいへん音響が素晴らしいところです。高音がのびやかに響くだけでなく、低音がしっり聞こえてきます。本来はキリスト教の伝道が目的の施設ですが、コンサート会場としてもよく利用されているのも納得です。

今日から今年最後の四国詣で、徳島県のほうへ行ってきます。今回はとにかく遅刻できないことから余裕をもって前乗りで行くので2泊3日です。明日はブログ更新はありません。では、また。

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阿川佐和子 アガワ家の危ない食卓 新潮文庫/読了・・・・・・文化勲章作家、阿川弘之の一家の面白さ、その一つの端末を食を通して伺えます。「まずいものは嫌だ」とおっしゃる父、それに黙々と料理を造り続ける母、娘はどうやら双方から強い遺伝的性格を受けておられるようで、美味しいものを食べたい、黙々と必死で料理を造り続ける、でもなにやらおかしい。その常識とのずれがあるようですが、ご本人はどう思っておられるのでしょうか。娘が最後に聞いた父の言葉も「まずい!」だったとか。楽しい一冊でした。

2019年7月29日 (月)

アンサンブル・ジョワン第15回定期演奏会

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昨日7月28日は、JR神戸駅の南側にある松方ホールで開かれたアンサンブル・ジョワンの第15回定期演奏会を聞きました。松方ホール、神戸新聞の建物の中にある関西でも特に優れた音響のホールですね。この日は、楽団の方からのご招待という嬉しきお誘いに乗っかっての神戸行きでした。Nさん、いつも、ありがとうございます。

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演奏会は、バッハとヴィヴァルディの命日が、昨日7月28日だったという事から、~7.28オマージュ~というサブタイトルが掲げられ、この二人の作品が演奏されました。実は小生の父親も今から24年前のこの日に他界しており、朝からお墓参りしてきてからのコンサートでした。

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指揮の上塚憲一さんが言われていましたが、師事されたアンナ・ビルスマが先週亡くなるなど、バッハ、ヴィヴァルディへの追悼と重なり、静謐で格調高い演奏会となりました。演奏はアンサンブル全体のものの他、客演フルートの大江浩志さんによるバッハのフルートソナタやヴィヴァルディのフルート協奏曲「海の嵐」も演奏され、多彩なバロックの世界を堪能しました。

2017年8月 6日 (日)

アンサンブル・ジョワン第13回定期演奏会

Img_2653うだるようなという表現が100回くらい言いたいような暑さの中、神戸へ出かけてきました。神戸駅前のD51は北海道デフレクターというのでしょうか、寸詰まりのデフが付いた機関車です。久しぶりにご挨拶して地下街へもぐります。

地下街で兵庫県養父市のキャンペーンがあったのでアンケートに答え、ガラガラポンを回したら、なんだか地産品が当たってしまい、コンサートの荷物にはなったものの、うれしいものですね。

Img_2656さて、今日は、神戸松方ホールで、アンサンブル・ジョワンの第13回定期演奏会を聴きました。~花火と水の音楽~と題されたコンサートで、ヘンデルの王宮の花火の音楽、テレマンのハンブルグの潮の満ち引き、後半にヘンデルの水上の音楽の組曲第1番から3番までという充実したプログラムです。指揮は、MCもこなす元テレマンアンサンブルの上塚憲一。

Img_2657さて、その演奏ですが、以前よりもぐっとアンサンブルの腕が上がったのではないでしょうか。フルートに大江浩志さんというゲストを加えた管楽器の演奏、さらに松方ホールの素晴らしい響きと相まって、このクソ暑い日々に一服の清涼感をもたらしてくれました。

それに加えて、ほかではあまりないのですが、楽員の方も、色とりどりのドレスを来ておられるのもいいですね。涼しげな音楽をありがとうございました。

51jqbm98qjl畠中恵 明治・妖モダン 朝日文庫/読了・・・・・・・文庫の世界は妖がブームですが、この著者のしゃばけシリーズが火をつけたものと思います。その作者が時代を明治に移して妖を登場させた作品になります。時代背景が新しくなったので、それなりの工夫もありますが、町の様子がいまいち伝わってこないのですよね。また、登場人物の個性もしゃばけほどはっきりしていないような。これがシリーズ化されていくと、だんだん人物がもっと特徴を出してくるのかもしれませんが。

2016年8月 7日 (日)

アンサンブル・ジョワン第12回定期演奏会

Img_7922 35度超えの猛暑日となった本日、神戸駅から南へ少し行ったところにある、神戸新聞松方ホールで行われたアンサンブル・ジョワン第12回定期演奏会を聞いた。このホールは大変音響が良いのでこれは期待大ですね。ここで何年か前にコリア・ブラッハーのヴァイオリンリサイタルを聞いています。
 
Img_7931 プログラムは、モーツァルト生誕260年記念と銘打っているだけに、モーツァルトをメインに、さらに「空白期の英国音楽を支えた作曲家たち」ということで、ジェミニアーニ、ジョン・ガースといった作曲家の作品も並べて構成されています。さらに、指揮者の上塚憲一さんのトークでは、疾風怒濤の音楽というフレーズも説明されていました。会場の背後には、神戸らしい海が見える景色が広がっています、いいなぁ。
 
Img_7935 この楽団は女性ばかりの弦楽合奏団ですが、今回は何人かの腕っこきの応援もあって、しっかりとしたアンサンブルを披露していました。弦楽器の皆さんが華やかな衣装で登場されていますし、音楽も素晴らしいし、ホールの中は涼しいしと、良いことづくめの時間を過ごさせていただきました。会場を出るとマーケットが並んでいるところもおしゃれな神戸です。

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