大阪市民管弦楽団第96回定期演奏会 3/19
昨日3月19日は、大阪市民管弦楽団の第96回定期演奏会を聞きました。この楽団、なかなか聞く機会が無く、たぶん2回か3回目だと思います。
このオケにはちょいとお知り合いの方が居られたのですが、昨日の公演では乗っておられなかったですね。もうずいぶん前のことですから、どうされているのでしょうね。仕事、何をしているかはめちゃ知ってるのですが。
さて、昨日はモーツァルトの序曲、ワーグナーの管弦楽曲、後半にブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」という重厚なプログラムです。
サラッとモーツァルトが終わった後のワーグナーが良かったです。なかなかこの並びでワーグナーの楽曲を聴く機会が少なく、とても重厚な音楽、とくに「エルザの大聖堂への入場」の音楽はたっぷりとした金管楽器の響きを楽しみました。
指揮は関西で活躍されている上田真紀郎さん、相愛大学の出身で今も相愛オーケストラや相愛ジュニアオーケストラの指導もされていて、私も何回かお聞きしている方です。
後半のブルックナーの交響曲は重厚なサウンドを駆使した力強い演奏でした。盛り上げのとてもうまい華麗な指揮振りにオーケストラも機敏に反応していて安心して聞くことがが出来ました。
会場のザ・シンフォニーホールです。今もコロナの追跡調査のために当日座席指定席としていて、そのために却ってみっしりと詰め詰めの座席エリアと誰も座っていない座席エリアが出来てしまいます。感染対策を本当に考えるならランダムな座席指定や、このようなアマオケの演奏会なら、いっそ自由席にするなど柔軟な対応が求められますね。
いまだに、演奏中に飴を出すためにクチャクチャ音を立てるおばはんや、演奏に合わせてハニングする客に鉄杭の下らんことを祈るばかりです。
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