ゾンアーベント・アンサンブル第10回演奏会
3連休ながら、初日は冴えない天気で始まった。たまたまネットで見つけたゾンアーベント・アンサンブルの第10回定期演奏会が、ご近所の甲東ホールで開催されるとあって、夕方から出かけた。演奏されたのは、バッハの6声のためのリチェルカーレ、息子のクリスチャンのシンフォニア、モーツァルトの交響曲第29番、休憩を挟んでハイドンの交響曲第81番というプログラム。
こちらは、初めて聴くアンサンブルで、弦楽器16人、管楽器8名という室内管弦楽規模。指揮は小原肇。演奏は、だんだん調子が上がってきて、モーツァルト、ハイドンは聴きごたえのあるものとなった。甲東ホールも初めて行った会場だが、なかなかいい音響で、このような規模のオケだとぴったり。オーボエのソロリサイタルなんかでは、きれいな音が響きそうだ。先月は3回しかコンサートなかったので、今日は芸術の秋の開始にふさわしいコンサートとなった。
甲東ホールに掲示されていた、関学ファイターズのポスターを貼っておこう。そろそろシーズンですよ、みなさん。
赤川次郎 オレンジ色のステッキ 光文社文庫/読了・・・・・・15歳から始まった杉原爽香の物語も一年一年、作者と読者が歳を重ね24年目となった。毎回、苦労を重ね、その苦労も複雑化していく中で、いつも応援を送っているが、なかなか報われませんね。今回も、片付いたこともあれば、新たに火種となったこと、そして・・・・・・来年の9月にはどのような爽香が現れるのか、そして、自分がどのような一年を過ごして、この次の一冊に接するのか、人生ともに歩む小説の醍醐味である。
最近のコメント