大阪交響楽団第113回名曲コンサート
昨日9月26日は、半年ぶりになるプロオーケストラのコンサートに出かけました。大阪交響楽団の第113回名曲コンサートです。梅田で下車し、福島の方向へ歩いていくと、なんと高層のタワーマンションの多いことでしょう。見上げると首が痛くなるほどです。ほどなくザ・シンフォニーホールに到着しました。
最近コンサートというと、西宮北口にある兵庫芸術文化センターへ行くのがほとんどだったので、ここへ来るのも大変久しぶりな感じです。コロナウィルスの影響もあって、ホールに入場する際も検温と手の消毒が施されます。もう常識になりましたね。
昨日のプログラムは、ベートーヴェンの歌劇「フィデリオ」序曲、ピアノ協奏曲第3番、後半がサン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」でした。今年はベートーヴェン生誕250年のイヤーということで、ベートーヴェンが取り上げられていたのかな。
指揮は楽団正指揮者の太田弦さん、ピアノは岡田将さんでした。コンサートは、太田さんのきびきびしたフィデリオで始まりました。ピアノ協奏曲は、岡田さんの豪快なピアノで大きな音楽が奏されましたが、こんなに長くて聴きどころの多い曲だったとは改めて認識した感じです。
サン=サーンスの交響曲はじっくり聞くと大変よく構成されて、細部まで本当に聞かせる考えつくされている音楽だと改めて感心しました。久しぶりにフルオーケストラの、それも大変盛り上がる音楽を聞くことができて満足の演奏会でした。
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