関西マーラー交響楽団 マーラー交響曲第8番
気温は高めでしたが、秋晴れとなりすっきりとした青空がのぞいた本日、午前中は叡山電車の沿線に出没するも、昼からは、北山の京都コンサートホールで開かれた関西マーラー交響楽団によるマーラーの交響曲第8番の演奏会に行きました。この大曲の演奏会は何と先月のフェスティバルホールに引き続き、人生2度目の体験となりました。
今回の指揮は、このオーケストラをずっと率いている田中宗利さん、オーケストラ110名ほど、独唱8人、合唱が170人ほどでしょうか、大人数による演奏がステージの上で展開されました。合唱に京都大学ハイマート合唱団が入っています。この合唱団も何回か聞いてお馴染みですよ。
さて、前半は比較的速いピッチで進められたかなという印象で、よく合唱がついていったものだと感心しました。また、圧倒的なパワーで締めくくりましたが、終わった瞬間のホールの静けさ、そしてふっとした息抜き、そこに戻る少しの時間も緊張が続きましたね。
後半は前半とは逆に静かで、ゆったりとした開始になりました。ところが合唱が入った時点から、かなりなパワーの蓄積があったのか、急激な盛り上がりとなり、最後は雪崩を打つかのような大団円となって全曲のコーダを迎えました。
人生で何回も聴ける曲ではありませんが、先月に続いて、短期日のうちに2回も聴く機会があって感激です。
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