大阪フィルハーモニー交響楽団

2023年7月23日 (日)

大阪フィルハーモニー交響楽団第570回定期演奏会 7/22

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昨日7月22日は、もう長年のお付き合いになる友人のお誘いを受け、大阪フィルハーモニー交響楽団の第570回定期演奏会を聞きました。

指揮は下野竜也さん、ピアノはヴァルヴァラさんというゲザ・アンダコンクール優勝者のピアニストさんが登場しました。

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フィンジの前奏曲という大変きれいな弦楽合奏の曲でコンサートは始まりました。大変印象的な音楽でした。もう一度聞きたい。

モーツァルトの27番の協奏曲、ピアノの柄がこの楽曲にぴったりはまって、大きくなく、小さくなく、透明感のある音楽が届けられました。

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大阪フェスティバルホールがある肥後橋のビルです。最後に演奏されたフランクの交響曲はこのように壮麗な音楽で締めくくられますが、フランスの音楽史、もっと広げて西洋音楽史の中で、フランクという人、この交響曲ニ短調と言うのはどのような位置を示すのかと考えてしまい、いずれもその前にも後にもフランス音楽に影響を与えていない孤高の存在ではなかったかと、そんなことを思いながら聞いていました。

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帰路につくときに見上げたビルの向こうの夏空に湧き上がる雲が見えました。

広い広いフェスティバルホール、席はホール側から勝手に指定されてしまうのに、終演後真後ろにお知り合いのY崎さんが居られたとは、いやはや。名前を呼ばれて焦ってしまいました(笑)

2020年1月18日 (土)

大阪フィルハーモニー交響楽団第534回定期演奏会

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昨日1月17日は、お誘いをいただき大阪フィルハーモニー交響楽団の第534回定期演奏会を聞きました。会場は中之島のフェスティバルホールです。夜の中の島、きれいなライトアップで雰囲気がありますね。シンボルでもある大階段、赤いじゅうたんが映えています。

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昨日は、エルガーのチェロ協奏曲で始まりました。ソロはイギリスのスティーブン・イッサーリス、最近テレビでリサイタルを見た記憶があります。とてもムードのある奥深い音色のチェロ、激しさと優しさを兼ね備えたとても素晴らしい演奏でした。この曲は聞くたびに早世したジャクリーヌ・デュプレを思い出してしまいますが、これもオールドファンの想い出のひとつでしょうか。

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後半は、尾高忠明さんの指揮で、ブルックナーの交響曲第3番です。去年、この方の指揮でマーラーの9番を聞きましたが、いずれも深刻な音楽とは違う世界で、あっけらかんとした明るさに満ちた風通しの良い音楽が展開されます。小泉さんとセンチュリーの時代に同曲を聞きましたが、きっちりとした枠の中で精緻な技術によって音楽が研磨されていき、音楽が金属光沢を帯びてくるような様子とはずいぶん違う感触です。その分。昨夜の演奏では、ブルックナーの音楽を客観的に俯瞰するようなイメージで聞くことができました。

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終ってからは駅前第3ビルにある同窓生のお店で軽く食事です。高校1年時、同じクラスだった彼女もそろそろゆっくりしたいとのことで、今春にはお店を閉めてしまうようです。それまでには、何回か足を運ばなくてはなりませんね。

2019年4月13日 (土)

大阪フィルハーモニー交響楽団第527回定期演奏会

56990200_2314172108907117_62975752546549  56757448_2314172152240446_73793340044801 今日は、お知り合いのお誘いで、フェスティバルホールで開かれる大阪フィルハーモニー交響楽団の第527回定期演奏会を聞きました。新しく音楽監督に就任した尾高忠明さんの記念演奏会です。プログラムは藤倉大さんのレア・グラヴィティという曲と、マーラーの交響曲第9番です。藤倉氏の作品はともかく、マーラーは、この指揮者らしく、暗く陰鬱に沈むことはなく、あくまで日なたを歩くような、どこかほっこりする印象を受けました。特に2楽章は速いテンポで押しまくり、受けた印象は、お祭りのよう!でした。

57198724_2314172122240449_13276215971791 尾高さん、前立せんがんが発覚し、音楽監督就任間もなく、治療のため長期離脱されるようです。前任の井上道義さんに続き、同じような展開となってしまいましたが、大阪フィルの音楽監督になると病気になるというジンクスだけと避けてもらいたいところですね。無事に回復されることをお祈りいたします。

41gvrmmxmwl__sx353_bo1204203200_ 立川談志 自伝 狂気ありて ちくま文庫/読了・・・・・・談志による3部作らしいですが、前作、前々作を読んでないので何とも言えませんが、この文章を読み限り、談志は天才ですね。記憶力の天才です。なんの資料も見ずに、これだけの物量を要する本を書けるというのは、もう以上です。特に映画、落語、人物の記憶力は尋常ではないのがわかります。それが別の言い方で、狂気になるのでしょうね。それを思うと凄みのある一冊でした。

2015年1月25日 (日)

昨日のコンサート 井上道義 大ブルックナー展

Img004_2昨日は、昼から兵庫芸術文化センターで開催された、大ブルックナー展と称する一連のシリーズの第一回、井上道義指揮大阪フィルによるブルックナーの交響曲第8番を聞いた。先週のマーラーの復活に続いて、今週も大曲の登場です。大阪フィルのブルックナーというと、何と言っても朝比奈隆の指揮、音楽に接してきて長かったものだから、さて、新しい常任指揮者である井上道義はどのような棒さばきか、期待も高まって会場は満員の盛況でした。

Img003_2演奏は、比較的ゆったりとしたテンポで始まり、大きな流れとなってこの大曲を進めていった。特に金管楽器が絶妙の響きを発し、盛り上がりがさらに高まった。全曲通して1時間半近くにもなり、終演後の拍手も割れんばかりだった。全体的にはメリハリの効いたスタイルで、決め所をピシッと刻んでいくような印象。霧の中からぼんやり音楽が聞こえてくるというようなものではなかったですね。わかるかなぁ。ノヴァーク版による演奏でした。

大阪フィルと言っても、かつては団員のほとんどが男性というイメージから、現在はずいぶんと女性が目立ち、というどころか、特に弦楽器の多くは女性が占めるオーケストラに変わってしまった。昔の大阪フィルに比べると機能が数段上がったように感じるし、ホールのせいもあろうが、音も少し煌びやかな感じになっている。ただ、一つ言うと、コンマスのあまりのオーバーアクションは見ていてもうるさい感じを与えた。

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