古い切符から
以前開業当初の新幹線や、昔の特急はとの切符を紹介したことがあったが、久し振りにその続編をお送りする。今回は、まず急行ゆのくにから。これは母親の里へ行ったときに確保したものと思われる。武生駅が下車駅になっている。昭和48年のことである。何と300円とは。
ついで、これは入手経路不明だが、両親が旅行した時にもらってきたものだろうか。昭和40年というから相当古い。しかも急行フェニックスというのも小生は知らないですね。西鹿児島から熊本まで乗車して、なにをしていたのでしょうか。
最後に、紀勢本線の特急くろしおです。これは、多分父親が釣りに行ったおり、普通は急行きのくにで帰るところを何か急用があって特急に乗ったのでしょうね。昭和47年のものです。この2年後、小生が夏の終わりに同じルートをたどって旅をしています。それもずいぶん昔のことになりました。
川本三郎 小説を、映画を、鉄道が走る 集英社文庫/読了・・・・・・・1944年生まれの筆者は無類の映画好き、本好きのようで、様々なそれらの媒体に登場する鉄道のシーンを、愛情を込めた文章でつづっている。これは書いているときに自分で自分がうれしかったでしょうね。戦前戦後の対象が多いようですが、中には近代のジブリ作品に対するコメントもあったりして、幅広い見地から見ていますね。読んでいて、なんだか論文を語られているかのようでした。内容多く、読み応え十分です。
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