父親のアルバムから

2017年10月 1日 (日)

写真展「懐かしの甲子園界隈」~昭和28、29年頃の阪神電車沿線 終了

Img002_29月1日から、西宮市鳴尾図書館で開催していました、父親が若いころに撮りためた写真をまとめて展示する写真展、「懐かしの甲子園界隈」~昭和28、29年頃の阪神電車沿線~ が本日終了しました。会期中はたくさんの方にお越しいただき、大変感謝しております。特に中学、高校の同窓生には大変多くの方に足を運んでいただきました。

Img_2804_2これらの中で、特に、阪神武庫川線で戦車を運び出すシーンなどの写真については、武庫川線自体が戦時中の軍用輸送のためにつくられたという傍証に当たるとして、専門家の方にもご指摘をいただいたところです。その他、思いがけず、大変な反響があったことをうれしく思っています。

41gizwvzq1l__sy346_徳田耕一 名古屋鉄道 今昔 不死鳥「パノラマカー」の功績 交通新聞社新書/読了・・・・・・・・・しんどい本でした。名鉄の各路線ごとに、路線データ、路線概要、駅のナンバリング、運行状況、歴史、沿線描写が続きます。書いている方は楽しかったでしょうね。読者に読んでもらうという視点が欠けている本ですね。この調子で端っこの路線まで紹介されても、名鉄の魅力なんて伝わりません。退屈だったけど、最後まで読み通すというのがポリシーなので付き合いましたが、だらだらの斜め読みでも、結構、時間を喰いました。サブタイトルのパノラマカーの話題なんてほとんど出てきませんから。

2017年9月 1日 (金)

写真展 懐かしの甲子園界隈~の準備

Img_2804_2先日お知らせしました、西宮市立鳴尾図書館での写真展の準備に行って来ました。何とか、展示室内に写真を張り付けた台紙を並べることができ、一応の用意が整いました。準備ができたので館長さんに見ていただき、説明もさせていただきました。あとは明日からの開催を待つのみとなりました。

Img_2802ここで、びっくりのことが、あります。地元のFM局であるさくらFMさんが、今度の日曜日に取材に来られ、多分生放送に出ることになりました。また、その放送のあとに朝日新聞さんの取材を受けることにも。さらにさらに、5日火曜日にはケーブルテレビのベイコムさんからも取材を受けることになりました。

Img_2805_2この意外な展開に驚きながらも、どのような反響があるのか、楽しみにもなってきました。思い付きのようなことから発展した今回の写真展ですが、さてどのような波及をしていくのでしょうか?

9月2日から10月1日まで阪神甲子園駅から5分ほどのところにある鳴尾図書館で、開催しておりますので、ご訪問いただければ幸いです。

なお、鳴尾図書館は、月曜日と第1木曜日がお休み、さらに火曜日午前中と木曜日全日は、展示室がイベントで使用されるため、ご覧いただけません。ご注意ください。

2015年1月20日 (火)

西宮市の昭和 樹林舎

Img_0172先の掲示板のご投稿で、西宮の紳さんからご紹介いただいた名古屋の樹林舎さんの取材を受け、12月22日以来掲載した「父親のアルバムから」の写真を過日撮っていかれた。こんな取材は初めてだったし、プロの仕事に感心しながら眺めていた。その作業風景、こんな若い女性(と言ってもこれではわからんでしょうが・・・・)が取材に来られた。

西宮市の昭和 ・・・・今年のうちに出版されるとのことで、楽しみです。ほかのアルバム、いろいろ探していたら、甲子園での映画撮影、八千草薫主演の宝塚映画「若い瞳」の撮影風景が出てきました。

51efta52e6l__sy344_bo1204203200_群ようこ おやじネコは縞模様 文春文庫/読了・・・・・・枚と背の群ようこのユルイエッセイ。今回はおなじみのネコの話題で埋め尽くされている。それも勝手にやってきて、そして去っていった縞模様のしまくんとの交流。これだけで一冊の本にしてしまうのであるから、その筆力もすごいのかも。これだけ、ゆ~るい本なのに。こういう本、大好きです。

2015年1月 7日 (水)

父親のアルバムから(13) 大阪市内

Img_9906アルバムの写真も残りわずか、今回は大阪市内の写真を紹介します。一枚目は、阪急百貨店の上から撮影した阪神百貨店です。当時はまだ拡張する前だったので、比較的低い階のままです。百貨店のビルには、ニューヨークジャイアンツ(※)を歓迎するロゴが掲げられています。写真の右のほうが国鉄大阪駅ですね。駅前の市電も写っています。

Img_9914そして、これは市営地下鉄の心斎橋駅という記述がアルバムにありました。高い天井、蛍光灯のシャンデリアが心斎橋ですし、プラットホームの人たちの様子にも時代を感じますね。写っている車両は100系 でしょうか。なお、写真は光を反射して白いのではなく、写真自体がこのように白くなっているのです。経過した時間の長さのせいでしょうか。

(※)このMLBニューヨークジャイアンツは、1958年にサンフランシスコに移って現在に至っています。したがって、貴重なロゴですね。

今のところ、アルバムから撮影してきた写真は以上です。そして、「西宮市の昭和」という本を出そうとしている樹林社 さんと調整していて、このうちから採用されるかもしれません。楽しみです。

2015年1月 6日 (火)

父親のアルバムから(12) 新型特急3011形

Img_9911いよいよ本線の車両も、阪神電車の名車中の名車、3011形の登場である。アルバムにはこれら3枚の写真が貼られており、斜めの大きな文字で新型特急というロゴが書かれている。父親もこの3011形の登場にワクワクしていたのだろう。甲子園、鳴尾方面から坂を上ってきてカーブしたところでの一枚。

Img_9912これは、梅田発三宮行の3011形が武庫川鉄橋を渡っているところである。登場した時は、3両編成での運転だったことも社史の通りである。写真を見ると、当時、既に橋の南側には歩道があって、西宮市と尼崎市をつないでいたことがわかる。

Img_9913そして、武庫川駅のホーム端から通過する梅田行きの3011号を撮影した一枚。3011形は何回も乗車した記憶がある。特に車両端の連結部の窓は角に支柱がなく弧を描いた曲面ガラスが採用され、その広々とした視界から下に見えるレールを見続けるのが、愉悦のひと時であった。

これらの写真は昭和29年のものである。3011型が本線を走り出したのは、同年8月13日ということ、写真に写っている人たちの服装が夏姿ということから、撮影は本運用直後のものと思われる。

2015年1月 5日 (月)

父親のアルバムから(11) 阪神武庫川駅界隈

Img_9905今日は、少し粗い写真でご勘弁願いたい。阪神武庫川駅、その尼崎側の改札付近を撮影したものである。不鮮明な分、想像を働かせてご覧いただきたい。木製の階段を上ってプラットホームに上がっていくようだ。上がったところの木造屋根は現在も使用されているものだ。それにしても、これは走る電車の中から撮影している。まさか、勤務中ではないと思うけれど。

Img_9907そして、今度は、武庫川橋梁の上ですれ違う旧型阪神電車の名車、851形、通称、喫茶店である。ナンバーは見えにくいが862号だろうか。前方に急行のサボがかかっている。武庫川駅のプラットホームが西側へ延びる前、その桁と支柱だけが延びているのが確認できる。河川敷の松の本数もこころなし、現在よりも多いように思えるが、どうだろうか。

61v0spbbayl__sy344_bo1204203200_大沢在昌 絆回廊 新宿鮫10 光文社文庫/読了・・・・・・文庫にしても、4年ぶりの新宿鮫との再会である。正月休みの後半は、これにはまっていた。呑んでいるか、新宿鮫という日々が続いた。文章の緊張感、スピード感、構成と流れの突然の破断、どれも逸品の輝き。たったひとつ、小生が読むハードボイルドのシリーズだ、文句あっか。

2015年1月 2日 (金)

父親のアルバムから(10) 阪神電車1001形1008号

Img_9908昨年から続く、父親のアルバムからシリーズ、いよいよ本線の車両の紹介である。これは阪神電車の旧型車両、小型の電車で1001形 の1008号である。写真に「昭和28年12月29日 AM8:25 越年スト解除後第一列車 尼崎駅にて」という記述があり、撮影日、撮影場所が特定できるものである。

Kif_1835同じグループの1150号(全面が貫通扉化されている)は、阪神センタープール前駅の高架下に現在も保管されている。

2014年12月31日 (水)

父親のアルバムから(9) 甲子園球場 阪神パーク

今年も押し詰まりました。大晦日ということで、毎年恒例のテレビ番組が放送されますが、多分、吉田類の年越し酒場放浪記を見ながらということになりそうです。

Img_9903ということで、今年最後のブログ更新は、やはり父親のアルバム写真が面白いので、これを紹介します。これは、阪神甲子園駅のプラットホームから甲子園球場を撮影したものです。当然、まだ阪神高速道路も、43号線の高架はありません。甲子園球場に向かうまっすぐな通路は現在と同じですが、舗装がされていませんね。また、右側に、廃川になった枝川の土手に生えていた松が残っているようです。

Img_9904そして、小生も子供のころ、数えきれないくらい通った阪神パークを一望した一枚です。これは甲子園球場の外野席の最上段から写したものです。パーク前に泊まっているバスもおおくはボンネットタイプ、それもかなり大型の車両です。パークの奥に白い大型の建物が見えますが、これは映画館です。遠く、煙突が林立していますが、これは尼崎の浜の工場群でしょう。浜甲子園の方面には、さすがに団地も何も見当たりません。

今年も弊ブログをご覧いただきありがとうございました。来る年が、皆様にとって素晴らしい一年となることを祈念いたします。心より御礼申し上げます。

2014年12月30日 (火)

父親のアルバムから(8) 阪神甲子園駅

Img_9902古い写真ばかり続くが、これは昭和28年当時の阪神甲子園駅の東口を出たところ、今は南行きのバスターミナルになっている場所から撮影した一枚である。駅の下から浜甲子園行の甲子園線の線路が中央から左手へ延びている。当時の甲子園駅の屋根の形状も簡素なものであるが、現在は野球のボールを模ったドーム状のものに改装中である。

Img_9901同じく、甲子園駅の南側から、甲子園線の西側に渡ったところから撮った一枚である。写真中央に少し見にくいが、交通整理の警察官が台の上で手信号しているのがわかる。この写真では道路が舗装されているが、上の写真ではそのようには見えない。撮影時期が少し異なるのかもしれない。

2014年12月29日 (月)

父親のアルバムから(7) 武庫川線のC12

250pxmukogawa_station_1943阪神電鉄のHPなどにも掲載され、良く見かける阪神武庫川線の昔がこの写真だ。阪神電鉄の旧型車両と国鉄の蒸気機関車が同一の路線に入っている。これこそ、狭軌と標準軌が併存しているということで、珍しさ100倍になる写真なのだ。これはさすがにアルバムには入っていない。阪神のHPからお借りしました。

Img_9891さて、その蒸気機関車が何かということだが、どうもC12だったようである。父親のアルバムにはこの62号機が写っていた。小ぶりのタンク機関車だから、使い勝手も良かったのだろう。ネットのほかの方の情報でも、武庫川線から甲子園口を通って西宮に至る貨物線でC12を見たとの記載もあり、間違いなさそうだ。この機関車は、その後奈良機関区に配属され、昭和44年7月12日に廃車になっている。

<停看聴さんからのコメント>下段のC12、戦時中の金属供出の名残か、ナンバープレートが見慣れた砲金ではなく鉄板にペンキ書きの様ですね。・・・・・・・的確なご指摘、ありがとうございました。

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