3月8日土佐日記 南国土佐を後にして
土佐のおきゃく、そして皿鉢料理の数々を見終えて、8日の午後の中村行きの特急で窪川まで移動した。窪川には何やらうまい壺入りの焼酎があるらしかったが、乗り継ぎの時間があまりなく、街をうろつくこともできなかった。これは須崎行の普通。乗ったのはこれではなく宇和島行。
さて、窪川から乗ったDCの普通車は、サイクルトレインというもので、自転車野郎3人と自転車お姉さん一人が自転車とともに乗っていた。自転車が倒れないようにずっと支えているのもつらいでしょうね。それなりの設備があれば、彼らも楽できたと思うと、乗せる側にそういった手配も必要なのでしょうね。途中で新幹線とすれ違いました。
北宇和島で下車して、宇和島発の185系の普通に乗り換え。日曜の夕方で、ずいぶん空いていたので、シートを向い合せにして足を延ばして楽ちんな移動でした。この豪華な普通で卯之町入りしました。当然、その夜はいつものような山海珍味に接していたわけですわ。
福岡伸一 生物と無生物の間 講談社現代新書/読了・・・・・・蒼井優がテレビで、6回も読んだと言っていた。それほど面白いのかと、それでもすぐには買わず、熟考して買った一冊だが、本当に6回も読んだのかなぁ。読んだんだろうなぁ。よほど、こんな狭い分野の理科系の話しに興味があるのか、単に宣伝か、・・・・・なんだろうなぁ。内容は生物の基本となる細胞の代謝というか、そういうことに関わってきた人たちのミニ偉人伝みたいなもので、その人たちの研究が生命原理の核心にだんだん近づいてきているという流れでしょうか。題名ほど、生物と無生物の間の区別の事象がどうのこうのという内容ではあらしませんでしたよ。内容から題名をつけるとすると、「生命原理に近づこうとした研究者たちとその成果の変遷」、かなぁ。うん、こちらのほうが随分と内容にふさわしい感じですね。
最近のコメント