クレー管弦楽団 第15回定期演奏会 11/20
昨日11月20日は、伊丹のアイフォニックホールで開かれたクレー管弦楽団の第15回定期演奏会を聞きました。あのコンサートははベストコンサートと銘打っていて、オーケストラとしてチャレンジしたい真剣な曲目が選ばれるようです。一方、春はクローバーコンサートと題して、比較的親しみのある曲が選ばれるようです。
伊丹のアイフォニックホールです。デザイン性に凝った建物ですが、現在は外装工事町で優雅な姿の全体を見ることはできませんでした。西隣りにやや大きな伊丹ホールもあるのですが、最近はこちらへ足を運ぶことが多いですね。
この日は、団内指揮者の石﨑さんの指揮によるフィガロの結婚序曲で始まりました。汗をかきかきの熱演でしたね。
次いで、佐々木宏さんの指揮で、プーランクのシンフォニエッタが演奏されました。これは初めて聞く曲だったので、事前に家で予習していきました。とてもかわいく軽やかで、しかもウィットに富んだ音楽で、もっともっと演奏されて良い曲でした。演奏時間も30分ほどでしたし。
後半は同じく佐々木さんの指揮でドヴォルザークの交響曲第8番でした。最近は以前使われていた「イギリス」という愛称は使われなくなりましたね。これも単に楽譜が最初イギリスで発刊されたことに因むらしく、曲の本質とは関係なかったですから。
佐々木さんのきびきびした指揮によって、引き締まった演奏が展開しました。それに応えて、オーケストラも大熱演でした。佐々木さん、実は来週もこの方の指揮の演奏会に行く予定です、よくお会いする指揮者の方です。
演奏会前メシは、駅からは少し離れたところにある餃子酒家「金」というお店へ行きました。町に愛される中華屋さんで、そこの豚キムチ丼をいただきました。玉ねぎと卵タップリの豚キムチがどっさり、旨くないはずはありませんね。ご馳走様でした。ご飯少なめと言ったら30円おまけしてもらいました。良心的ですね。
伊丹の酒蔵、老松酒造さんへ立ち寄るともうすでに新酒が出来上がったという広告が出ていました。初しぼり、にごりさげ、うすにごりとうれしい名前が並んでいました。季節の進み具合をお酒で感じる、いい感じですね。
NHK「にっぽんの廃線」製作班・野田隆 秘蔵映像でよみがえる日本の廃線50 祥伝社新書/読了・・・・・・・テレビで時々やっている日本の廃線の書籍版でしょうか。写真が多く載せられ、文章は鉄道本を多く書かれている野田隆さんによっています。それなら野田さんの本だと思うけど、そこは大人の事情で製作はNHKなんでしょうね。とにかく貴重な写真や資料が満載、さらに野田さんの簡潔にしてわかりやすい文章が秀逸な一冊でした。
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