兵庫医科大学・医療大学合同オーケストラ第7回定期演奏会
午前中の野暮用を終えて、お昼早めの時刻から始まる兵庫医科大学・医療大学合同オーケストラの第7回定期演奏会を聞くために、神戸市灘区民センターのマリーホールまで行ってきました。JR摩耶駅からここへ向かう途中の水道筋商店街は本当に安価で庶民的な市場ですよ。
本日の指揮は、白谷隆さん、最近よくステージで拝見いたします。先ず、ブラームスの悲劇的序曲で始まります。白谷さんの明確な棒の動きに、アンサンブルがピタッとあって始まります。それからぐいぐいオーケストラがタクトに引っ張られ、劇的な盛り上がりとなりました。
ついで、パイレーツ・オブ・カリビアンという映画音楽の演奏です。ダイナミックな主題が次々に現れますが、やはりブラームスを聞いた後では軽い音楽ですね。効果を見込んだという外連味がありますが、反面楽しい音楽でした。
休憩の後はシベリウスの交響曲第2番で、これは一番練習されたと思いますが、弦楽器の音も一番分厚くなって、またこのオーケストラの良いところ、多少の事故はあるものの、アマチュアらしく元気いっぱいの演奏が披露されました。これで良いと思いますね。アンコールにまたまた元気いっぱいのファランドールで締めくくりました。
植松三十里 猫と漱石と悪妻 中公文庫/読了・・・・・・・・・最近注目している著者の作品で、今回も上手い語り口と明確なストリー展開で楽しめました。漱石の伝記は読んだことありませんが、これでずいぶんわかりました。ロンドンへの留学の様子は、何かと読んだことがありますが、その反動も大きかったようです。まだ読んでなかった、漱石の猫も一度目を通してみようかな。
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