大阪大学ワンコイン市民コンサート チョ・ジンジョ&橋本京子 デュオ・リサイタル 7/14
7月14日は、いつもの大阪大学ワンコイン市民コンサートのお手伝いで大阪大学会館へ向いました。
この日は、韓国出身のヴァイオリニスト、チョ・ジンジョさんと、先月に続いてベテランのピアニスト、橋本京子さんによるデュオ・リサイタルでした。
チョ・ジンジョさんは、2006年の第5回モントリオール国際音楽コンクール第1位。2012年のエリザベート王妃国際コンクール、セミファイナリスト。2014年の第9回インディアナポリス国際ヴァイオリン・コンクール 第1位と素晴らしい受賞歴をお持ちです。
既に欧米では破竹の勢いで活躍され、カリスマ的ヴァイオリニストとして引っ張りだこなのですが、今回が日本デビューコンサートとなりました。
先月に続いて登場の橋本京子さんは、桐朋学園大学卒業後、メニューインアカデミーとジュリアードを経て、ソロ・伴奏ともに数多くの国際コンクールで受賞されています。
世界各地でのソロリサイタルやオーケストラとの共演のほか、弦楽器、管楽器の著名音楽家とのアンサンブルで評価高く、現在カナダ・モントリオールのマギル大学主任教授として世界で活躍中、お話しに出てくる共演者の名前のレベルが違いすぎて,本当にすごいです。
プログラムは、フォーレ没後100年の今年に因んで、フォーレのヴァイオリンソナタ2曲と、ドビュッシー、メシアンの作品が演奏されました。
チョ・ジンジョさんのヴァイオリンは輝かしく艶のある音色、さらに雄弁な演奏で、橋本さんのピアノと相まってぐいぐい音楽が推進していきました。素晴らしい。
会場の大阪大学会館です。ピアノは1920年製のベーゼンドルファー、レジェンド・ピアノですね。
演奏終了後のインタビューでは、同時通訳機能のアプリを利用して、英語を次々に日本語に変換してスクリーンに綴っていくという見事な演出が披露されました。
小泉武夫 江戸の健康食 中公文庫/読了・・・・・・江戸時代の食に注目、納豆をはじめとする発酵食、豆腐などの和食、海の幸、山の幸、さらに日本酒の喜悦など、当時食されていた食べ物に関してそれぞれ短いながらも食の有用性が次々に語られています。現代のさまざまな食物のビタミン類などの解析や効用とは別に、経験則によってその利用を促していった江戸時代の人々の智慧に感服です。
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