芦屋交響楽団第87回定期演奏会
昨日は、西宮北口の芸文センターで、芦屋交響楽団の第87回定期演奏会を聴きました。芦屋交響楽団は、芥川さんが指揮者のころよく聞いたものですが、松尾さんになってからだんだん聞かなくなり、ずいぶん久しぶりに拝聴したことになりました。今回はお知り合いのオーボエ工務店さんの御誘いによります。
曲目は、伊福部昭の交響譚詩、芥川也寸志のエローラ交響曲、そしてプロコフィエフの交響曲第5番という重厚なプログラムです。伊福部昭の曲が始まった瞬間、もう素晴らしいサウンドにホールが満ち満ちました。それほど、ほかのアマチュアオーケストラとは違う音響です。曖昧なところがほとんどありません。
プロコフィエフも、もうびしっと決まった演奏で飽きることがありませんでした。素晴らしいですね。
さて、芦屋交響楽団って、どこを目指しているのでしょうか。多分、関西のアマオケで一番うまいでしょうが、プロになれるわけでもないでしょうし、、、、聞いていて、そんな余計なことまで心配させてくれる芦屋響でした。もう満腹を越えて、ゲップが出るくらい音楽を堪能しました。
青柳いずみこ モノ書きピアニストはお尻が痛い 文春文庫/読了・・・・・・先日、ワンコインコンサートで高橋悠治さんとピアノデュオで、ペトルーシュカ、春の祭典を聞かせてくれた青柳いずみこさんのずいぶん前の著書になりますが、なかなか本屋にありませんので、この前のコンサートで入手した一冊です。もう、ドビュッシー愛に満ちた本で、その奥深さを知らしめるかのように情熱をもって書かれています。一方醒めた目線もあったりと、いつもの青柳さんの書きっぷりですね。細かなところでは。ラ・ローチャのことが書かれていて興味深かったですね。
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