カンマーフィルハーモニー神戸 第9回定期演奏会
昨日11月23日は、神戸カンマーフィルハーモニー神戸の第9回定期演奏会ということで、JR神戸駅から歩いて5分ほどの松方ホールへ向かいました。祝日ということもあり、ハーバーランド方面へ向かう多くの人出がありました。
カンマーフィルハーモニー神戸は、35名ほどの比較的小さなオーケストラ、この松方ホールはちょうど良いくらいの大きさです。会場の入場者も半分くらいの席が埋まり、こちらもちょうど良いくらいでした。同行の友人と2階前列に陣取りました。
この日は、シューベルト、ベートーヴェン、ハイドンの曲が演奏されました。指揮は大阪フィルのチェロ、ソロトップ奏者でもある花崎薫さん、ベートーヴェンの協奏曲を弾いたのは上敷領藍子さん、こういっては失礼ですが、アマオケに登場されるにはレベルが高いヴァイオリン演奏を披露されました。とてものびやかなヴァイオリンの音色に酔いしれました。またカデンツァでは一転、とても厳しい表情に音楽が変わりました。カデンツァは誰のものなのでしょうか、あまり聞いたことが無い印象です。
ハイドンは実に堂々とした演奏で、オーケストラから分厚い音楽が聞こえてきました。トランペットが古楽器を使用していて、楽章ごとに管をつなぎかえている姿に感心しました。
ちなみに、松方ホールは南面に広く視界が広がっていて、神戸港の景色を望むことが出来ます。すぐ南側では海上自衛隊のものと思しき潜水艦が修理中でした。
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