待兼交響楽団第31回定期演奏会
今日は、雨の中、川西市のみつなかホールに行きました。
今まで、演奏会の日程がなぜかほかの用事とブッキングすることが多く、足を運べなかった待兼交響楽団の定期演奏会です。これで2回目となります。
指揮は高昌師、シューマンの4番とチャイコフスキーの1番という、渋いプログラムです。
天気が悪いので、お客さんの入りがイマイチのようですが、それが少し残念ですね。
シューマンの4番は、前半の2楽章は輝かしい響きに注目、少し明るめの音楽となりましたね。第3楽章の中間部や最終楽章の一部ではぐっとテンポを落して、シューマンの不思議な世界に連れて行ってくれました。
チャイコフスキーの交響曲第1番は大好きな曲で、一時はアマオケのプログラムにかかることが多かったのですが、最近はあまり取り上げられませんね。特に第2楽章のオーボエのソロは美しく、このオケのオーボエさんも幾分太い音で朗々と吹いておられました。ここも、最終楽章でテンポを自由に動かすなど、曲の深みに誘われる効果を堪能しました。
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