幻想フィルハーモニー管弦楽団第2回演奏会
今日は、芸文ホールで開かれた幻想フィルハーモニー管弦楽団の第2回演奏会を聴きました。2015年にベルリオーズの幻想交響曲を演奏するために組織されたアマチュアオーケストラですが、今回は、ストラヴィンスキーのバレエ音楽「春の祭典」をメインとしたプログラムでの挑戦です。タクトは群馬響や東京シティフィル、広島響の指揮者を歴任した十束尚宏が担当します。
前半は、その十束のギルガメッシュ叙事詩よりという初演作品、ウェーバー(ベルリオーズ編曲)の舞踏への勧誘、ラヴェルのラ・ヴァルスというラインナップです。アマオケと言っても関西のトップクラスの集まりなので、凄く上手い演奏でした。あの壮大なラ・ヴァルスも、聞きながら揺れ動くリズムに酔いしれていました。
後半は、春の祭典ですが、実に反応性の良いメンバーなので、キレッキレの演奏が展開されました。指揮のタクトが丁寧に指示を出していて、それにぴたりと反応した成果ですね。この曲はめったに聞くことができませんが、次々に楽器がソロをとっていきますから、見ていても飽きることがありません。まさに背筋ゾクゾクの演奏が展開されました。
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