阪神フィルハーモニック管弦楽団2018’定期演奏会
夏にしては爽やかな晴天となった本日、自転車を飛ばして、伊丹のアイフォニックホールで開かれた阪神フィルハーモニック管弦楽団の2018’定期演奏会を聞きました。このオーケストラは、活動の柱の一つに障害者支援というテーマを掲げていて、以前にもそのような施設での演奏会を聞いたことがありました。会場のアイフォニックホールの背景にも、清々しい青空が広がっています。
今日は、オーケストラによるウィンナ・ワルツの数々と、メンバーによるソロ演奏の披露、最後にオーケストラによる管弦楽曲の演奏と盛りだくさんです。このオーケストラは、音楽大学卒あるいは4年生の音楽学部などの卒業という高い実績を楽員に求めているようで、現在の音楽教室を自分で開いている団員も多くいるようです。すごいですね。
ウィンナ・ワルツの演奏は堂々として活気があり、素晴らしいものでした。ソロも、それぞれの楽器の持ち味を存分に出した演奏でしたが、プログラムと演奏者がなかなか一致せず、残念。最後にチャイコフスキーの交響曲第5番から第4楽章が演奏されましたが、ここで指揮者が変わり、多分、この楽団の創設者の方と思われますが、車いすで登場。チャイコの5番とは、朝比奈が最後に振った曲だけに、また、その前にウィリアム・テル序曲が演奏されるという、あんまり縁起がええことない曲が続いただけに、大丈夫でしょうか。
先に書いたように、相当の実力を要求するオーケストラですが、弦楽器が5+1+5+6+2、管楽器もアンバランスな本数での配置??? 第2ヴァイオリンが一人というのは、今まで見たことがありせんでした。それと、聴衆が50~60人ほど、もう少し集客とか、聞いてもらえるようにされてはどうなんでしょう。
徳田耕一 名古屋発 ゆかりの名列車 国鉄特急形が輝いた日々 交通新聞社新書/読了・・・・・・・・・・国鉄の特急というと、東京発、大阪発がどうしても頭に残りますが、著者の地元である名古屋をお忘れではないですか?という発想から、名古屋を中心に、長野、高山、東京、大阪、和歌山の各方面へ走ったかつての国鉄特急に光を当てて紹介した一冊。とは言うものの、多くの列車は淘汰されたり、形式が統一されて思しめ実が減じたことは否めませんね。良き国鉄時代の想い出というところでしょうか。悪しき国鉄時代もあるにはありましたけれど。
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