八尾フィルハーモニー交響楽団第57回定期演奏会
昨日、12月になった初日、昼から八尾市のプリズムホールで開かれた八尾フィルハーモニー交響楽団の第57回定期演奏会を聴きました。玄関にはもうサンタクロース張りの雪だるまがお出迎えです。天気はいいですね。
昨日は、フンパーディングの歌劇「ヘンゼルとグレーテル」序曲に続いてチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番が演奏されました。ピアノは佐々木有紀さん、指揮は佐々木宏さん、実は親子共演だったのですね。途中、ピアノとずれてしまったオーケストラを何とか立て直そうとされるお父さんの苦労も垣間見えました。全体的にはゆったり目のテンポでしたが、雄大な演奏になりました。
後半のチャイコフスキーの交響曲第1番「冬の日の幻想」の開始前に指揮者から楽曲の解説があり、基本的なところが伝えられ、より具体的に鑑賞する手助けになりました。なかなかこういうことをされる指揮者さん、居ないですよね。小生、抒情的なメロディにあふれたこの曲が大好きで、この日も楽しみにしていました。歌うところは十分に、盛り上げるところはとてもダイナミックに演奏され、たいへん楽しく聴かせていただきました。
ヴァイオリンのメンバーの中に、なんとバリバリのプロの方を発見! とてもユニークな演奏スタイルなのですぐにわかりました。 なんでも、今回はお手伝いで参加されたとのこと、とても暖かい感じがした演奏会でした。
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