関西大学OB交響楽団第4回定期演奏会
昨日2月24日は、西宮北口の芸術文化センターで開かれた関西大学OB交響楽団の第4回定期演奏会を聞きました。お知り合いの方がご出演でした。芸文センター前の木々もまだまだ冬の様相ですね。
指揮は深谷武生さん、チェロに荻野健さん、いずれも関西大学OBです。プログラムは、ベートーヴェンのプロメテウスの創造物序曲、ドヴォルザークのチェロ協奏曲ロ短調、チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」の3曲です。なかなか重量感のある内容ですね。特に、チェロ協奏曲は5弦のチェロによる世界初演というチャレンジした演奏会です。
チェロの5弦は高音側にE線を追加したタイプで、協奏曲の中でも高音部分がのびやかに響きました。なんだか新しい世界が広がった感じです。チャイコフスキーの悲愴は、楽章ごとに大柄の指揮者、深谷さんが汗を拭き拭きという熱演で、迫力ある思い入れたっぷりの演奏となりました。悲愴の演奏では、協奏曲を弾いた荻野さんがチェロパートに入って演奏に加わるという、学生OBオケならではの様子もうかがえました。
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