オーケストラ・アンサンブル・京都 第26回定期演奏会 8/7
昨日8月7日は、長岡京記念文化会館で開催されたオーケストラ・アンサンブル・京都の第26回定期演奏会を聞きました。開場の13時15分よりも前に到着しましたが、暑すぎて隣の公民館へ逃げ込みました。
この長岡京記念会館へやってくるのも久しぶりのことです。暑いお昼間に空調が効いたところで音楽が聴けるとは幸せなことです。
演奏されたプログラムです。モーツァルト、ハイドン、ベートーヴェンとそれぞれの音楽は様子を変えていく時代ですが、同じ時代に生涯を送っていた作曲家でもあります。そして、ハイドンの交響曲は有名な割りに聞けるという機会、これがなかなか無いのでうれしい限りです。
指揮は、軸丸総士さんという方、初めて聞きました。ドン・ジョバンニですでに感じていましたが、どっしりと構えて、決してあわてたテンポにならないです。その後の音楽も、分厚いオーケストラの響きに乗って、じっくり聞かせてくれました。
特にベートーヴェンの7番は曲想もあってぐいぐいテンポアップする演奏が多い中、この日の演奏のように丁寧に演奏されると新たな面が聞けて良かったですね。
ひと昔もふた昔も前のドイツの指揮者のような音楽を聞かせていただきました。この方の指揮で、ブラームス(できれば交響曲第1番)やシューマン(できれば交響曲第4番)なんぞ聞いてみたいですね。又、楽しみな指揮者を見つけました。
伊東潤 茶聖 上 幻冬舎時代小説文庫/読了・・・・・・・・・先般、堺市へ行ったところ、堺は利休と与謝野晶子と古墳が歴史的なアイテムでした。そのひとつ利休と言えば、茶道を創始し、それまで仲が良かった秀吉と対立して切腹させられたということくらいしか理解してなかったのですが、この本でより深く理解できそうです。また、茶道の創始は、室町時代に奈良の僧侶の村田珠光(むらた じゅこう)が禅の精神性を取り入れ、小さく簡素な茶室と落ち着いた雰囲気の「侘茶(わびちゃ)」を始めたことなのですね。またひとつ勉強、勉強。
最近のコメント