関西学生OBオーケストラ第3回定期演奏会 08/11
昨日8月11日は、関西学生OBオーケストラの第3回定期演奏会を聴きました。
このオーケストラの前身は阪神学生OBオーケストラで、2023年のスペシャルコンサートに出演したOB、OGを中心としてその後結成されたとのことです。
久しぶりにやってきた東大阪市文化創造館の大ホールです。
見た目、兵庫県立芸術文化センターの大ホールとデザインが酷似していますが、兵庫は日建設計、こちらは佐藤総合設計と別の設計者のようです。
ただ、音響設計はともに永田音響設計で、ここには世界の音楽ホールを手掛けた豊田泰久さんがいますから、何らかの影響はあったかもしれませんね。
関西学生OBオーケストラは、「大曲に挑む」をモットーにしているということで、今回はエルガーの交響曲第1番とホルストの組曲「惑星」という重量級の選曲となりました。
エルガーの美しい音楽が滔々と流れ、まぁ繰り返しが多いということでもあるのですが、音楽に浸るという感じで意識が埋没していきました。
ホルストの惑星は、もう音の洪水ですね、最後は女性コーラスを録音?で流してオーケストラと同期させるなどの演出もあって、素晴らしいエンディングへ繋げました。
指揮は王子こと、団長の高谷光信さん、柔らかい指揮ぶりはいいですね、これだけの素晴らしい感動的な演奏を届けてくれた関西学生OBオーケストラにもブラヴォーです。
また、遅れてきてお客さんを楽章間にしか入れないという当然のことを徹底した会場係の人、そのため会場を埋めたお客さんも集中して聴いていた感じで、これも良かったですね。
会場の東大阪市文化創造館、建物の中が素晴らしいのに、好みとしてはもう少し柔らかい外観イメージにならなかったものかと思いますね。
とにかく、大満足の山の日の午後のひと時となりました。
なお、関西学生OBオーケストラは改名して、「関西学生OBOGオーケストラ」になるそうです。






最近のコメント