企画展

2025年12月 9日 (火)

国宝・藤ノ木古墳出土品修理事業成果展1 橿原考古学研究所附属博物館 11/19

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11月19日はいつもの生駒詣での帰りに西ノ京辺りを散策したのち、まだ時間があったので、橿原考古学研究所附属博物館で開催中の「国宝・藤ノ木古墳出土品修理事業成果展1」を見てきました。

6世紀前半に築造されたと考えられる藤ノ木古墳の石室内・石棺内の遺物は、2004年に国宝に指定されました。

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副葬品のひとつ、「 金銅履こんどうくつ 」です。

これは長さ39センチ、幅12・4センチ、高さ11・2センチと、実用的な靴と比べるとかなり大きなものです。

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これは金銅製の冠、鳥形や花弁状の飾りがたくさん付けられています。

冠や靴は現代の技術で当時はこんなのだっただろうと思われる復元品が作られて別室に展示されています。

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被葬者の頭のあたりに置かれていた金銅製筒形品です。

長さ約40センチ、最大径6センチで中央が細くなる形状、表面には歩揺(ほよう)と呼ばれる飾りが多数付けられています。

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藤ノ木古墳では金銀に装飾された刀子が7本シュッとしていますが、そのうちの銀装刀子です。

被葬者の権威を示すもので、きれいな姿で残っています。

その他いくつも修復された出土物が展示されていて、見ごたえがありました。

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矢野隆 籠城忍 有岡城救出戦 講談社時代小説文庫/読了・・・・・・伊丹の有岡城、荒木村重に捉えられ1年近くも幽閉されていた黒田官兵衛を救うべく家臣が籠城している城内に忍び込んで救出したとする小説です。実際にはどのような幽閉状況だったのか、史料があまり残っていないのでわからないのですが、救出に当たった実在の人物や荒木側の人物の名前が登場しています。

2025年12月 3日 (水)

特別展「世界遺産 縄文」 京都文化博物館 11/15

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11月15日は、京都文化博物館まで行って、開催中の特別展「世界遺産 縄文」を見てきました。

この博物館は時々とても素敵な展覧会をやっているのですが、なかなか京都まで足を運んでというわけにはいかず、今回はこの展覧会のチケットをいただいたし、縄文という関西、西日本ではあまり点数が多くない世界なので、せっせこやってきました。

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有名な遮光器土偶ですね。

どうもレプリカであったようですが、そんなの関係ねぇ、素晴らしい。

ドラえもんの映画「のび太の日本誕生」に登場したギガゾンビのしもべにこれが採用されていました。

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こちらも遮光器土偶、出土場所が違うのに、発想が酷似のデザインというのは、どうしてでしょうね。

広範囲の交流、勢力分野の拡大、そんな縄文世界が見えてきます。

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とても有名な国宝「縄文の女神」です。

これは本物だったかな、見ていてそんなことはどうでもよくなりましたけど。

ここまでデザインが突出してバランスよく作られていて、近代のものかと見間違ってしまいます。

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こちらも有名な「しゃがむ土偶」です。

このように撮影しても構わないというのはありがたいですね。

自分の印象としても思い出としても残っていきます。

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館内の休憩室の庭先には石仏がたくさん並べられていました。

これらは織田信長が自身の二条城(今の二条城とは別です)を造営したときに急遽石材を集めるよう命じ、各所から奪われたものです。

信長が神仏を信じず、いかに即物的な思想を持っていたかを示す証拠ですね、さらにせっかちでもあったわけですね。

2025年9月21日 (日)

「世界探検の旅」-美と驚異の遺産- 奈良国立博物館 09/10

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9月10日はいつもの生駒詣での帰りに奈良へ行き、招待券をいただいていた奈良国立博物館で開催中の「世界探検の旅」-美と驚異の遺産-展を見ました。

奈良公園は相変わらずインバウンドの方々で埋め尽くされ、鹿もその対応に追われていました。

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さて、「世界探検の旅」-美と驚異の遺産-展ですが、世界各地の民俗にかかわる古今の文物の展示ということで、珍しいものにも出会いました。

これは文字の期限である甲骨文字ですね、初めて見ました。

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なんとも妖艶なインドの女性像です。

古いものが多い中、ひときわその色彩で際立ちました。

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これはパプアニューギニアだったかな、影絵をするための道具です。

とても繊細なつくりで、ただただ感心するばかりです。

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いろいろな文物のなかでも、普通はBC数世紀くらいですが、エジプトのものはその年代がさらに飛んでBC15~20世紀というくらいのものが多いです。

この像のほか、ミイラを収めた棺も展示されていました。

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これはアメリカ原住民、インディアンの冠、戦士の栄誉礼冠です。

昔の西部劇とかではよく見かけたものですが、本物は初めて見ました。

久しぶりに、「インディアン、嘘つかない」を思い出しました。

2025年8月20日 (水)

高槻しろあと歴史館 第53回企画展「武士の美 甲冑・刀剣・鉄砲」 08/09

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8月9日は、行くべきコンサート会場を間違えて高槻へ。

本当なら神戸へ行かねばならなかったのですが、高槻だと思い込んでしまっていたので仕方ないですね。

ということで、もうあきらめて高槻のしろあと歴史館へ立ち寄りました。

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しろあと歴史館では、ちょうど「武士の美 甲冑・刀剣・鉄砲」という夏の企画展を開催中で、これを見てきました。

数多くの刀剣類が本当にずらりと並んでいました。

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こちらは大ぶりのなぎなたです。

そういえばクジラの解体に用いるような刃物はこんな感じでしたね。

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甲冑類も数多く展示されていて、それぞれ立派なものでした。

中には子供の節句の時に用いる化粧甲冑もあって、それは微笑ましいものでした。

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鉄砲、火縄銃も多く展示されていました。

たぶんすべてが銃口から玉と火薬を入れる「前装式」(ぜんそうしき) の火縄銃だったように思います。

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高槻ですから、高槻城主でキリシタン大名だった高山右近関係の展示もありました。

有名なザビエル像の絵は、高槻ではなく茨木市の千提寺(せんだいじ)で大正9年(1920)に発見されました。

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多少がっかりした気分もしろあと歴史館の企画展で盛り返し、さらに暑さから逃れるために行きつけのクラシック音楽BAR「華乃音」さんへ。

タンノイから流れるブラームスのピアノ協奏曲を聴きながら、ハートランドビールでまったりする時間を過ごしました。

2025年8月13日 (水)

企画展「わかやま鉄道物語」 和歌山市立博物館 07/29

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7月29日は和歌山市立博物館を訪れた日ですが、目当てはこの「わかやま鉄道物語」という企画展を見ることでした。

和歌山の生活・環境を支える鉄道の今と昔を写真や資料を展示しているとのことでした。

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和歌山にちなんだ国鉄の客車列車のサボや駅の改札案内板などなどです。

使われている鉄道文字に注目すると、列車のサボにおいて天王寺の寺の字の点の打ち方が異なっているのが面白いですね。

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もう一つ興味深いものは、南海電車和歌山市内線の写真が多く展示されていました。

背景に和歌山城を置いた市内線の写真は秀逸なカットですね。

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和歌山市内線の廃線に伴う写真と記念乗車券です。

和歌山市内線というとこの二つのライトを掲げたケロヨン電車ですね。

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市駅こと南海和歌山市駅と国鉄の和歌山駅を結んでいた路線の電車に付けられていた方向板です。

説明表記の市電という表現には違和感ありですね。

ところで、この南海とJR駅の駅間を結ぶLRTの薄い計画があるようですが、なんだかこれは夢がありそうです。

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木下昌輝 戦国十二刻 女人阿修羅 光文社時代小説文庫/読了・・・・・7人の女性が歴史の大事、転換点に至るまでの十二刻、すなわち24時間前からの様子を描いた濃密な時間経過をテーマとして書かれた一冊。なかなか着目点がいいですね。家康の側室の阿茶やガラシャ夫人は知っていましたが、それ以外は初めて物語で出会った女性でした。

2025年8月10日 (日)

和歌山市立博物館 和歌山の宝ぞくぞく 07/29

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7月29日は和歌山市立博物館を初めて訪れました。

常設展の中には、和歌山県で最大の玄室規模を誇る天王塚古墳の石室(玄室高5.9m)の実大模型がありました。

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和歌山の古墳の特徴は、石室の中に石梁という長い石柱が横に貫いていたり、薄い石板を石室の奥に置いて石棚としている構造です。

また、使用されている石材が緑泥片岩で、この石材は板状に剥離できるのが特徴です。

これはぜひとも本物を見てみたいものですね。

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和歌山というと八代将軍徳川吉宗公、これは有名な彼の肖像画、衣冠束帯の姿ですね。

吉宗は側室の子でありましたが、様々な運命のいたずらの末、八代将軍になりました。

ちなみに幼名は新之助、これはもう暴れん坊将軍の世界につながりますね。

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これは蒔絵が施された火鉢とその台で、四隅に徳川を象徴する葵のご紋が描かれています。

台の足が猫足になっているのも特徴です。

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古いところでは、井辺八幡山古墳から出土した相撲の力士を表現した埴輪がありました。

これは近畿地方を代表する大型の埴輪(総高113.5cm)で、ふんどしを締め、手が前方に伸びていることから、相撲の取り組み姿勢を表現しているものとされています。

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門井慶喜 文豪、社長になる 文春文庫/読了・・・・・・人気作家にして、文藝春秋の創刊という総合雑誌の先鞭をつけた事業の社長として大きな足跡を残した菊池寛の生涯を描いた一冊。人生の周辺に、芥川龍之介、直木三十五、石井桃子、川端康成、横光利一などなど、果ては向田邦子までがちょいと顔を出すストーリーに引き込まれました。そういえば、出身地の高松には、菊池寛通りがありますね。

2025年8月 8日 (金)

和歌山市立博物館 馬のかぶと 馬具などなど 07/29

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7月29日は、南海本線の特急サザンに乗って和歌山市駅までやってきた日ですが、目的はこの和歌山市立博物館で開催中の企画展を見るためでした。

ここは和歌山市駅から歩いて5分ほどのところですが、隣接する市民会館が老朽化で閉館しているとか、何だか駅前なのに寂しいところでした。

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まずは一階の常設展示から拝見しました。

この博物館の常設展の中で白眉となるのは、この馬のかぶとです。

教科書でみたことがある本物がありました、これはすごい!

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これは馬のよろいになる部分です。

これらの馬具は和歌山市内にある大谷古墳から出土したもので、その他馬具一式がそろっているのは大変珍しいことです。

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出土品から想像される馬具をつけると、これはもう戦車のようになってしまいます。

本当に鉄製のこのようなかぶとやよろいをつけると大変な重さになりますが、あまり実用的な感じはしませんね。

戦国時代の鉄砲除けに使われた竹束の方が軽くていいんじゃないかとは思うのですが。

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轡(くつわ)や杏葉(ぎょうよう)、馬鈴(ばれい)などの出土品も展示されていて、貴重なものを見ることができました。

また、それぞれが実際に馬にどのようにつけられていたかという展示もあって、とても分かりやすかったです。

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